あのキャンプでしみじみ感じた、子どもの成長
キャンプをしていると、ふとした瞬間に子どもの成長を感じることがあります。
「あぁ、大きくなったなぁ……」
今回は、カヌーに乗りながら、息子の成長をしみじみと感じた日のことを書いてみようと思います。
私には、とても好きでリピートしているキャンプ場がいくつかあります。
その中でも、ちょっと遠くて気軽に行ける場所ではないのに、あまりに居心地がよくて、もう4回も訪れているキャンプ場があります。
そこは、群馬県にある「オートキャンパーズエリアならまた」というキャンプ場です。
群馬県水上町の山奥にあるキャンプ場で、「奈良俣(ならまた)ダム」というダムのすぐ側にあります。
ダムがあるということは、ダム湖があります。
そうです、このキャンプ場は「ならまた湖」というダム湖の辺りにあるのです。

私が感じている「オートキャンパーズエリアならまた」の1番の魅力は何かというと、「すっぽりと自然に包まれる感覚に浸れる環境」です。
ただ、それ以外にもたくさんの魅力が溢れています。
そんな多くの魅力の中でも、何より楽しいのがならまた湖で楽しむカヌーです。
過去4回訪れて、過去4回ともカヌーを楽しみました。
初めて「オートキャンパーズエリアならまた」にお邪魔したのは2021年のことです。
つまり、初めてならまた湖でカヌーをしたのが2021年でした。
当時の息子は5歳で、娘は3歳。
2人とも保育園に通っている時期でした。

息子は恐竜好きでこの服ばかりを着ていました。娘は兄のお下がりでした。
キャンプ場予約の際にオプションでカヌー体験があり、せっかくだからトライしてみよう、と予約したのがきっかけです。
娘と妻、息子と私。
2組に分かれて、それぞれ2人乗りのカヌーに乗ることにしました。
息子も私も初めてのカヌー。
漕ぎ方が全くわかりません。
入水する前にガイドの方から漕ぎ方を教えていただきます。
まっすぐ漕ぐ方法、急な角度で曲がる方法、緩やかな角度で曲がる方法、後退の方法、そして疲れない漕ぎ方などなど。
しっかり忘れないように、集中して聞きました。
一通りカヌーの操作を教えていただき、準備運動も済ませたら早速入水です。
2人でオールを漕ぐので、私がカヌーの右側を漕ぐ時は息子も右、私がカヌーの左側を漕ぐ時は息子も左を漕いでいかないとオールの先が当たってしまうし、進む方向が安定せず、カヌーの推進力も不十分になってしまいます。
だから、声をかけながら漕ごう、そう息子と話をしてカヌーを漕ぎ始めました。
「右、左、右、左」
声をかけながら息を合わせて、ゆっくり進もうとしますがなかなかうまく行きません。
ガツっ、ガツっ。
どうしても2人のオールが接触してしまいます。
「次は右に行くよ、右に行く時は左側を漕ぐんだよ」
私は息子に声をかけます。
でも、息子はすぐに反応できません。
ガツっ、ガツっ。
やっぱりオールは接触してしまいます。
「左だよ、左漕ぐんだよ」
「わかってるよ!」
そんな感じで、お世辞にも息が合っている状態ではないながらも、なんとか湖のコースを1周しました。
それが、2021年初めてのカヌー体験でした。

その後、「オートキャンパーズエリアならまた」に2回訪れ、その度にカヌーを楽しんできました。
そして、初めてのカヌーから3年後の2024年に、4度目の訪問をしました。
この時、息子は9歳、娘は7歳です。

もう、2人とも小学生になりました。
4度目のカヌー。
そうです、ここに来たら必ずカヌーもセットです。
もうある程度漕ぎ方については頭の中に入っていますが、復習も兼ねて湖に入る前にガイドさんから講義を受けます。
準備運動も済ませて、いざ入水です。
もう慣れたもので、入ったらすぐに息子は漕ぎ始めます。

もう、この時のカヌーでは私が息子に教えることは何もありませんでした。
「よし、行くよ!ちゃんと漕いでね!」
そう息子から声を掛けられ、私も漕ぎ始めます。
「まずまっすぐね」
「右に曲がるよ」
「ちょっと後ろに下がろう」
初めてカヌーに乗った時は私の指示に従っていた息子。
この時は、私に指示を出していました。
5歳の息子は私が進む方向についてくる側だったのに、9歳の息子は私を自分の進む方向へ連れていく側になったのです。
正直、もう私は頑張って漕がなくても良いような状況でした。
息子がどんどんカヌーを漕いでくれるからです。
私はただ、息子のオールの動きに合わせてやんわりオールを動かすぐらいでした。
それで十分でした。
だから、5歳の息子とカヌーに乗っていた時はよくぶつかっていた2人のオールは、9歳の息子と乗っていた時はあまりぶつかりませんでした。
楽だなぁ。
湖や山が綺麗だなぁ。
それにしても、息子は大きくなったなぁ。
こうやって、息子はどんどんできることが増えていき、私はどんどんできないことが増えていくのかなぁ……。
そんなことをしみじみと思いながら、きみの背中を見ていました。
あの時のことは、今でも忘れず覚えています。
この日、私は息子の成長を心から実感したのでした。
さて、実は今年も「オートキャンパーズエリアならまた」にいきたいと思っています。
これまで過去4回のカヌーは全て、半日で湖の半分ぐらいのエリアを回っていました。
次は、できれば1日かけて湖を一周してみたい。
今の息子となら、それもきっとできる気がしています。
そしてまた、きみと同じ景色を見ながら、ゆっくりオールを動かす。
そんな時間を過ごせたらいいな、と思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ひろあそび
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