洪庵キャンプ場・湖畔サイト確保までの道、そして想定外だったトラブルの顛末
3月、初めて洪庵キャンプ場に行きました。
なんとか湖畔サイトを確保し、絶景を楽しむことができました。
一方で想定外のトラブルにも直面し、人気キャンプ場であるが故に気をつけなければいけないことがあることを知りました。
この記事では、湖畔サイト確保までの道と、まさかのトラブルの顛末(原因と対策)について書いていきます。
1. 洪庵キャンプ場とは?
超有名キャンプ場です。
以上!

すいません。
超有名の理由も含めて、もう少し詳しく書きます。
洪庵キャンプ場は、富士五湖の1つである本栖湖のほとりにあるキャンプ場です。
本栖湖は富士五湖の中でも最も深く、そして最も西にある湖です。
富士五湖には西湖という湖もありますが、これが最も西ではありません。
本栖湖です。
もともと富士五湖のうちの西湖、精進湖、本栖湖は同じ1つの湖だったのですが、西暦864年の富士山の大噴火で流れ出した溶岩によって3つに分断しました。
西湖、精進湖、本栖湖は現在も湖面標高(水位)が同じで、変化の仕方も同じ(3つの湖の水位が連動して動く)ことから、地下で繋がっていると言われています。
富士五湖話が過ぎました。
話を戻しましょう。
洪庵キャンプ場はなぜ超有名なのでしょうか。
理由は2つあります。
1つは、漫画「ゆるキャン△」の影響です。
漫画の第1話に、主要登場人物である「各務原なでしこ」と「志摩リン」の2人が出逢う、最も重要で最も印象的なキャンプ場として登場します。
今やキャンプ界において「ゆるキャン△」の影響は絶大です。
この漫画は実在するキャンプ場や場所をモデルに描かれています。
そして、漫画に登場する場所のモデル地となったところは「ゆるキャン△の聖地」として多くの人を集めます。
中でも洪庵キャンプ場は漫画の第1話で、しかも重要な出会いが描かれた場所。
すなわち、聖地の中の聖地、The King of 聖地なのです。
だからでしょう。
洪庵キャンプ場の売店は、ゆるキャン△グッズで溢れかえっています。
それはとても心躍る風景でした。





しかし、洪庵キャンプ場が有名な理由は「ゆるキャン△」だけではありません。
洪庵キャンプ場が有名であるもう1つの理由。
それは、旧千円札の図柄に採用された写真が撮られた場所であるからということ。
旧千円札を持っている人はぜひ裏面を見てみてください。
湖に反射した美しい富士山(逆さ富士)が描かれています。
これは、富士山を撮影を愛した著名な写真家である岡田紅陽さんが本栖湖で撮影した写真を絵にしたものになります。

実際には洪庵キャンプ場から少し山に入って30分ほど登った場所にある展望地(中ノ倉峠)から撮影されました。
なお、この登山道入り口の近くには、これまた「ゆるキャン△」で有名になった公衆トイレがあります。
洪庵キャンプ場のセントラルロッジからもすぐの場所です。

これらの理由から、洪庵キャンプ場は超有名キャンプ場になったのです。
2. チェックインからサイト確保までの流れ
チェックインからサイト確保までのプロセスは以下の3ステップです。
受付棟でチェックイン手続き
キャンプ場内へ入場して駐車場に車を停める
駐車場から坂を降りた先に湖畔サイトがあるので場所取りをしたのちに車を移動させる。
それぞれ詳しくみていきます。

ステップ①:受付棟でチェックイン手続き
洪庵キャンプ場はチェックイン時間30分区切りでの予約となります(2026年3月訪問時点)。
まず、自分が予約した時間より前にキャンプ場に着くように向かいます。
セントラルロッジや受付棟のすぐ近くに駐車場がありますので、そこで待ちます(私は絶対に遅れたくなかったので家をだいぶ早く出たこともあり、予約時間の30分ほど前に着きました)。
予約時間近く(だいたい5分前ぐらい)になったら、スタッフの方が予約者に声をかけてくれます。
その後、受付棟前に並んで順番に受付手続きを進めることになりますが、この順番は早く到着した順ではありません。
おそらく、予約した順です。
スタッフに名前を伝えると、「⚪︎⚪︎番でお待ちください」と言われます。
私は4番でした。
私より前に並んでいた人が、私より後ろになったり、私より後ろに並んでいた人が私より前になったり。
早く到着して並んでも、結局は予約した順番に受付が始まることになります。
だから、とにかく早く行かなきゃ、と急いでキャンプ場に向かう必要はありません。
予約時間に遅れないように行けば良いのです。
また、受付は4〜5組が並行して受付することになります。
だから、順番が1番ではなくとも受付までさほど待つことはありません。
私は順番こそ4番でしたが、1番の方と同じタイミングですぐに受付をしていただきました。
なお、30分区切りの時間帯で受付をしたのは5〜6組ぐらいだったでしょうか。
そんなに多くない印象です。
30分区切りなのでそれぐらいが妥当なのかもしれません。
ステップ②:キャンプ場内へ入場して駐車場に車を停める
場内に車で入ってサイトを探すのは混雑する原因になるし危険でもあるとのことで、受付時に車をサイトから少し離れた駐車場に停めて、歩いてサイト探しをするよう説明を受けます。
その説明通りに場内に入って坂を降りたら目の前にある駐車場に車を停め、場所取りするための荷物だけを持って、サイトに向かいます。
ステップ③:駐車場から坂を降りた先に湖畔サイトがあるので場所取りをしたのちに車を移動させる
あとは場所を取るだけです。
駐車場のすぐ隣が林間サイト、駐車場から坂を降りた先にあるのが湖畔サイトです。
自分の荷物をおいて場所を確保したら、駐車場に戻って車を移動させます。
なお湖畔サイトも3段になっていて、1番湖に近いエリア、その少し上、そしてもう1段上の最上段とがあります。
やはり1番人気は湖に1番近いエリアになりますし、基本的にはそこから埋まっていくのではないかと思います。
ただ、様々なウェブサイトで言及されていることもあってご存知の方も多いのではないかと思いますが、湖に1番近いサイトはかなり傾斜があります。
一方、湖から最も離れている最上段の湖畔サイトは平坦な場所があります。
おそらく、すでに何度か洪庵キャンプ場を訪れている人などは平坦な場所を好んで最上段を選ぶ人もいるのかな、という印象を持ちました。
でも、私みたいに初めて訪れる人は、やっぱり湖のすぐ近くのサイトで過ごしたいと思うでしょう。
故に、そこは激しい争奪戦になります。
なお、湖から1番近いサイトは、湖に対して平行になるように車を停車させる必要がある点に注意が必要です。
湖に対して垂直方向に車を停めるとスタックするリスクがあるからです。
(この点については受付時にもスタッフの方から伝えられました)
3. 湖畔サイト確保のためにやった3つのこと
さて、私は無事に湖畔サイト(湖に1番近いエリア)を確保することができました。
そのためにやった3つのことは以下のとおりです。
①仕事の有給休暇を取得して平日(金曜日)にチェックインした。
②チェックイン朝一番の時間帯(7:30〜8:00)で予約した。
③駐車場からサイト探索する際、妻と私と二手に分かれて場所を探した。
以上です。
特に①、②は大事です。
すごく大事。
実際、金曜日の朝一番の時間帯では湖畔サイトは空いていました。
それでも想像以上に埋まってはいたので油断禁物ではありますが、平日の朝一番だったら湖畔サイトは取れるんじゃないかな、と思います。
金曜日でなければ、なおさら余裕で取れるのではないかと思います。
しかし、土曜日になると朝一番の時間帯でも湖畔サイトは空いていませんでした。
土日(祝日)のチェックインでは、朝一番でも場所取りの自由度は高くないと思います。
運に左右されるでしょう。
キャンプ場についたタイミングで帰る人がいるかどうか、それだけになるのではないでしょうか。
ウェブサイトをいろいろ見ていると、帰宅しそうな人を探して声掛けする(先客が帰宅後に使わせてもらうようお願いする)のが大事、といったことが書かれていたりします。
ただ、人見知りの私にとってそれは苦行以外の何者でもありません。
やはり、ストレスなく湖畔サイトを確保するためには、平日朝イチのチェックインが1番良いと思います。
4. 湖畔サイトで過ごした幸せな時間
ここからは写真多めで、湖畔サイトで過ごした時間がいかに幸せだったかを紹介していきます。

うっとりするぐらいに美しかったです。


少し雲はかかっていましたが、富士山を眺めながらの焚き火は最高でした。

昼は風が凪ぐタイミングがあまりなかったので、湖面の反射はありませんでした。

これ以上の幸せがあるでしょうか。いや、ない。

全てを反射する鏡のような湖面。
幻想的でした。

私も一緒に石を投げて遊びました。
楽しかったなぁ。
滞在中、何枚も同じような画角で写真を撮ってしまいました。
ただ、同じような画角でも、その瞬間ごとに違った写真になります。
絵画のように美しい風景を独り占めしたような気分で過ごすことができる。
これが湖畔サイトの1番の魅力だと思います。
5. 人気キャンプ場であるが故の信じられないトラブル
実は、滞在中に信じられないトラブルに遭遇しました。
その光景を見た時、そんなことがあるのか……、と私は絶句しました。
人気キャンプ場であるが故なのでしょう。
何が起こったのか、そして、どうしたらトラブルを避けられたのか。
その顛末について書いていきます。
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