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「運がいい人」に共通する3つの習慣、あなたも今日から始められます

最近、なんだか悪いことばかり続いていませんか?

ちょっとしたミスが重なったり、頑張っているのに報われなかったり、そのたびに「私って運が悪いのかも」とため息をついてしまう。そんな感覚に心当たりがある方は、決して少なくないと思います。

仕事は真面目にこなしているし、人にも気を配っているつもりなのに、なぜか自分ばかり損な役回りを引いてしまう。SNSを開けば、周りは楽しそうに毎日を過ごしているように見えて、余計に落ち込んでしまうこともあるかもしれません。そんなモヤモヤを抱えたまま毎日を過ごすのは、本当につらいことです。

でも、実はその「運の悪さ」、生まれつきの体質でも、星回りのせいでもないかもしれません。

精神科医の視点から「運を良くする方法」を体系立てて解説した書籍をもとに、今日は誰でも今日から実践できる考え方と習慣についてお伝えしていきます。特別な才能もお金もいりません。

今日の帰り道からでも試せる、小さな一歩ばかりです。
読み終えるころには、「運が悪い自分」から少し肩の力が抜けているはずです。

この記事で分かること

  • 「運がいい人」と「運が悪い人」の決定的な違い

  • 心理学の手法をベースにした、感情を軽くする考え方のコツ

  • 今日から始められる、運を良くする3つの行動習慣

  • ネガティブ思考から抜け出すための具体的な書き出しワーク

参考:厚生労働省 認知行動療法研修事業(こころの健康科学研究事業) 参考:うつ病の認知療法・認知行動療法 患者さんのための資料(厚生労働科学研究費補助金) 参考:日本認知療法・認知行動療法学会 認知行動療法マニュアル


運の良し悪しは「出来事」ではなく「受け取り方」で決まる

起きたことより「どう受け取るか」が感情を左右する

まず知っておいていただきたいのは、運がいい人と運が悪い人の違いは、起きる出来事そのものの差ではないということです。

人はそれぞれ違う人生を歩んでいますから、遭遇する出来事の種類や頻度が違うのは当然のことです。それでも、同じような困りごとに直面したときの「受け取り方」次第で、その後の感情も行動も大きく変わってしまいます。

認知行動療法という考え方

これは心理学の分野で使われている認知行動療法という考え方がベースになっています。

認知行動療法とは、今抱えている問題を具体的にしたうえで、考え方や行動といった「変えやすい部分」から少しずつ調整していく心理的アプローチのことです。特にうつ病や不安症に対する効果は、国内外の研究によって裏付けられており、厚生労働省もこの手法の研修・普及事業を継続的に行っています。

私たちは、強いストレスを受けると、物事の受け止め方に偏りが生じやすくなります。その結果、必要以上に落ち込んだり、怒りを感じたり、不安が膨らんだりしてしまうのです。逆にいえば、この「受け取り方のクセ」に気づいて調整できれば、同じ出来事でも心の負担をぐっと軽くすることができます。

同じ出来事でも解釈次第で感情はまったく変わる

例えば、暗い夜道で一人になってしまったとします。

「地図を確認しなかった自分がバカだった」と考えれば気持ちは沈みますし、「間違った道を教えたあの人のせいだ」と考えれば怒りが湧いてきます。物音がすれば「不審者かもしれない」と恐怖を感じることもあるでしょう。

でも同じ状況を「ちょっとした冒険が始まった」と捉え直せるだけで、感情の動き方はまったく違うものになります。起きている出来事は同じでも、頭の中の解釈次第で心の状態は大きく変わってしまうのです。

仕事や人間関係にも当てはまる

これは日常の仕事や人間関係にもそのまま当てはまります。

例えば、上司からの指摘を「自分は否定された、能力がないと思われた」と受け取れば、一日中気分が沈んでしまいます。一方で「改善点を教えてもらえた、期待されているからこそのフィードバックだ」と受け取れば、同じ言葉でも前向きな行動につながります。

出来事そのものは変えられなくても、自分がどのレンズを通してそれを見るかは、練習によって少しずつ変えていくことができるのです。大切なのは、無理にポジティブに振る舞うことではなく、まず「自分は今、どう受け取っているのか」に気づくことから始める姿勢だと言えるでしょう。

運がいい人に共通する3つの行動習慣

書籍のなかでは、運のいい人に共通する行動のポイントとして、次の3つが挙げられています。特別なテクニックというより、日々の積み重ねに近いものばかりですが、だからこそ効果が続きやすいという特徴があります。

  • 生活リズムを整えること(睡眠・起床時間をなるべく一定に保つ)

  • 時間を守ること(約束や締め切りへの意識が信用につながる)

  • お金の使い方にメリハリをつけること(浪費はしないが、必要な場面ではしっかり使う)

習慣1:規則正しい生活を送る

一つ目は、規則正しい生活を送るということです。単純に思えるかもしれませんが、実はこれが一番難しいポイントでもあります。

分かっていても、つい夜更かしをしてしまい、翌朝はギリギリまで寝てしまう。そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。睡眠不足や生活の乱れは、思考のバランスを崩し、ネガティブな解釈をしやすい状態を作ってしまいます。

逆に、起床・就寝の時間をある程度そろえるだけでも、気分の波が穏やかになり、些細な出来事に振り回されにくくなります。心と体のコンディションを整えることは、あらゆる習慣づくりの土台になるのです。

習慣2:時間を守る

二つ目は、時間を守ることです。約束の時間にルーズな人は、周囲からの信用を少しずつ失っていきます。

悪気はなくても、毎回遅刻を繰り返していれば「いい加減な人」という印象がついてしまいます。逆に、時間を大切にする姿勢は「この人は信頼できる」という印象につながり、結果として良い縁やチャンスを引き寄せやすくなります。

仕事の締め切りや友人との約束はもちろん、自分自身との約束、例えば「今日は23時に寝る」といった小さな決め事を守ることも、自分への信用を積み上げる第一歩になります。時間を守ることは、単なるマナーではなく、人間関係における信用そのものだと言えるでしょう。

習慣3:お金の使い方にメリハリをつける

三つ目は、お金の使い方です。運のいい人は決してケチではありませんが、無駄遣いも避ける傾向があります。ここぞという場面でしっかりお金を使えるように、普段から使うべきところと控えるところの見極めをしているのです。

ストレスがたまると、つい「自分へのご褒美」と称して衝動買いをしてしまい、後になって「なんであんなことにお金を使ったんだろう」と後悔する。そんな経験に心当たりのある方も少なくないはずです。

無駄遣いを続けていると、いざ大きなチャンスが訪れたときに動けなくなってしまうことがあります。お金を「今すぐの満足」のためだけに使うのではなく、「将来の自分のため」にも配分しておく感覚が大切です。

「ぶれない軸」と「柔軟さ」を両立させる

頑固さとは違う、しなやかな軸の持ち方

運のいい人のもう一つの特徴として、自分の望みや価値観がはっきりしているという点が挙げられます。ここで大切なのは、単に頑固であるということではありません。

運のいい人は、自分にとって何が幸せなのか、どう生きていきたいのかという軸がはっきりしている一方で、状況に応じて柔軟に判断を変えることができるという、一見矛盾するような特性を併せ持っています。

例えば、誰かに反対されたからといって、自分の考えをすぐに曲げてしまう必要はありません。でも、自分が納得できる新しい情報や視点が得られたときには、素直に方針を変える柔らかさも持ち合わせている。この「軸はぶれないけれど、頑固ではない」というバランス感覚こそが、しなやかな考え方の核心だと言えるでしょう。

他人の基準ではなく、自分の幸せを言語化する

現代は、SNSやニュースを通じて他人の意見や生き方が次々と目に入ってくる時代です。だからこそ、他人の基準に振り回されず、自分にとっての幸せの形を言語化しておくことが、以前にも増して重要になっています。

「自分は何をしているときに満たされるのか」「どんな時間の使い方をしたら後悔しないのか」を、一度立ち止まって考えてみる時間を持つことをおすすめします。

感情に振り回されないための書き出しワーク

まずは些細なことから書き出してみる

もう一つ、実践しやすい方法として紹介されているのが、自分が幸せだと感じたことや、運が良かったと感じた出来事を紙に書き出すというワークです。難しく考える必要はありません。

  • 今日食べたご飯が美味しかった

  • ちょっとした親切をしてもらえた

  • 探していたものがすぐに見つかった

こうした些細なことで構いません。書き出してみると、自分の価値観や「何に幸せを感じるタイプなのか」が整理され、思っている以上に恵まれた瞬間が日常にあることに気づけます。

人は嫌なことのほうを記憶に残しやすい生き物です。だからこそ、意識的に良かったことへ目を向ける時間を作ることが、心のバランスを保つうえで役立ちます。

落ち込んだときほど効果を発揮する

気持ちがどうしようもなく落ち込んでしまったときや、ネガティブな考え方から抜け出せないときほど、このワークは効果を発揮します。

感情が動いた瞬間の「事実」と「自分の解釈」を切り分けて書いてみると、意外と冷静に状況を見つめ直せることも多いものです。忙しい毎日のなかでも、スマートフォンのメモ機能などを使えば、隙間時間に手軽に取り組めます。

まとめ|運は「与えられるもの」ではなく「作るもの」

ここまでお伝えしてきたように、運の良さを決めているのは、生まれ持った星回りではなく、日々の受け取り方と小さな行動の積み重ねです。

  • 出来事そのものより「受け取り方」が感情を左右する

  • 生活リズム・時間厳守・お金の使い方が運のいい人の共通習慣

  • ポジティブな出来事を書き出すことで自分の価値観が整理される

自分の周りに起きる出来事や、未来に何が起こるかまでは、コントロールできません。けれど、それをどう受け止めるかは、自分の力で変えていくことができます。幸せも幸運も、誰かが与えてくれるのを待つものではなく、自分自身の考え方と行動によって、少しずつ形作っていけるものだと私は思います。

不運な毎日より、幸運を感じられる毎日のほうが、間違いなく生きやすいはずです。今日紹介した3つの習慣や書き出しワークのうち、どれか一つからで構いません。完璧を目指す必要はなく、続けやすいものを一つだけ選んで、まずは1週間試してみることをおすすめします。

私自身、以前は物事がうまくいかないと「自分は運が悪いんだ」と決めつけて、そこで思考を止めてしまうことがよくありました。でも、受け取り方や日々の小さな習慣を少しずつ見直していくうちに、同じ出来事に対しても以前より穏やかに向き合えるようになったと感じています。運は誰かに与えられるのを待つものではなく、日々の考え方と行動の積み重ねによって、自分の手で育てていけるものなのかもしれません。今日という一日の受け取り方から、少しずつ変えてみませんか。

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