【人事歴約10年が語る】20代で転職を繰り返した人が35歳以降で苦しくなる理由3つ――「なんとなく転職」で詰まないために今からできる対策5つ
0章:「まだ20代だから大丈夫」が、一番危ない
「まだ若いから大丈夫ですよね」
人事を約10年やってきましたが、この言葉を本当によく聞いてきました。
実際、20代の転職市場はかなり恵まれています。
多少転職回数が多くても、
職歴に一貫性がなくても、
短期離職があっても、
企業側が「若いから」「これから伸びるかもしれないから」と判断し、採用されるケースは珍しくありません。
だからこそ、多くの人が勘違いします。
「転職回数なんて気にしなくていい」
「嫌なら辞めればいい」
「次も何とかなる」
そう思ってしまうのです。
しかし、人事として数多くの応募書類を見てきた立場からすると、その感覚は35歳前後で大きく変わります。
20代のうちは評価されていたものが、35歳を超えた瞬間にマイナス評価へ変わることがあります。
そして怖いのは、その変化が突然やってくることです。
30歳までは普通に転職できていた人が、35歳を超えた途端に書類選考で落ち続ける。
そんなケースを私は何度も見てきました。
この記事は転職を否定するためのものではありません。
むしろ、今20代のうちに知っておけば避けられる失敗について、人事の現場で見てきた事実をもとにお伝えします。
1章:実際に35歳以降で苦しくなった人を何人も見てきた
私はこれまで上場企業、ベンチャー企業、非上場大企業、中堅企業などで人事業務に携わってきました。
その中で印象的だったのが、20代では問題なく転職できていた人ほど、35歳以降で苦しくなるケースがあることです。
例えば、20代の頃に5回転職していた人がいました。
本人は優秀でした。
面接も上手でした。
そのため20代のうちは転職先が見つかっていました。
しかし35歳を超えた頃から状況が変わります。
企業は「なぜこんなに転職回数が多いのか」を強く気にするようになります。
さらに年齢が上がると、企業側は教育前提では採用しなくなります。
「何ができる人なのか」
「どんな実績があるのか」
「入社後すぐに成果を出せるのか」
こうした視点で見られるようになります。
結果として、
転職回数は多い
専門性は弱い
管理職経験もない
という状態だと、一気に苦しくなるのです。
一方で、転職回数が同じくらい多くても年収を上げ続けた人もいました。
その違いは後半で詳しく解説しますが、単純に転職回数の問題ではありません。
どのような考え方で転職してきたのか。
そこに大きな差がありました。
1.5章:このnoteを読むメリットと向いている人
ここまで読んで、
「自分も転職回数が多いかもしれない」
と少し不安になった方もいるかもしれません。
ただ、安心してください。
20代であれば、まだ十分に軌道修正できます。
むしろ35歳を超えてから気づくより、今気づいた方が圧倒的に有利です。
このnoteでは、
・20代で転職を繰り返した人が35歳以降で苦しくなる本当の理由
・人事が応募書類で見ているポイント
・転職回数が多くても年収アップし続けた人の共通点
・今からできる具体的な対策5つ
について解説します。
特に、
・20代で既に2回以上転職している人
・今の会社が嫌で転職を考えている人
・将来市場価値が下がることが不安な人
・35歳以降も転職できるキャリアを作りたい人
には役立つ内容になると思います。
私自身、人事として多くの職務経歴書を見てきました。
その中で見えてきた「転職で苦しくなる人」と「年収を上げ続ける人」の違いを、できるだけ分かりやすくお伝えします。
ここから先は、有料部分で「35歳以降で苦しくなる理由3つ」と「今からできる対策5つ」を具体的に解説していきます。
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人事歴約10年。働く人を支援するため、労働組合活動や団体交渉、労働委員会、裁判対応にも取り組んでいます。いただいたチップは活動継続のために大切に使わせていただきます。
