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恐れを越えて、わくわくのほうへ。

人生には、
絶妙なタイミングで、その人だからこそ言える言葉をくれる人が現れる。

私にとって、そのひとりが本田健さんでした。

そして私は、ハワイでこう口にしました。

離婚したいんですが、怖いです。

転機の前夜

1997年に渡米して以来、私はアメリカで働き続けてきました。

本田健さんを知ったのは、著書ではなくYouTubeの人生相談でした。
画面越しなのに、不思議と引き込まれたのを覚えています。

この人は、ただものじゃない。

そう感じて『ユダヤ人大富豪の教え』を読み、
お金と幸せについて学ぶオンラインコースにも参加しました。

ちょうどその頃、私は離婚を考え、人生をリセットしようとしていた時期でした。

ハワイでのあの瞬間

2023年、ハワイで開催された「ビジョンクエスト」に参加しました。

初めてのリアルセミナー。
ひとりでの参加。
想像以上に、緊張していました。

ワークの時間、
「今やりたいけれど怖いことを言ってみてください」と声がかかります。

マイクが列を進んでいく。
ひとり、またひとりと前へ。

そして、私の番。

心臓の音が、自分でも聞こえるほどでした。

一番怖いこと。
それは、離婚。

こんなネガティブなことを言っていいのだろうか。
周りは前向きな挑戦を語っているのに。

逃げたい気持ちと、
ここで言わなければ何も変わらないという気持ち。

その間で揺れながら、私は口を開きました。

離婚したいんですが、怖いです。

会場が静まり返ります。

すると健さんが、穏やかに続けました。

その「怖い」を「わくわく」に変えてみましょう。
再びマイクが回ってきます。

離婚したいんですが、わくわくしてます。

今度は会場がどっと沸きました。

そのとき、私は心の中でつぶやいていました。

笑ってくれて、ありがとう。

まだ半信半疑でした。
でも確かに、あの瞬間、ひとつの山を越えていたのだと思います。

現実が動き出す

ハワイから戻ったあと、私は本当に離婚を選びました。

簡単ではありませんでした。

それでも、いったん走り出した列車のように、
怖さよりも、前に進んでいる感覚のほうが少しずつ強くなっていきました。

翌年の夏。

英語の著書『True Wealth』出版後のダラスミニ講演会で、
スタッフとしてお手伝いする機会をいただきました。

その場で、直接報告することができましたんです。

離婚しました。

返ってきたのは、驚きと笑顔と、
やったね、という温かいハイファイブ。

あの瞬間の温度は、今も忘れられません。

ダラスで再開したときの一枚。あの日ハワイで口にした言葉が、ここにつながっていました。

ハワイで出会った仲間たち。
あの日、笑ってくれた参加者の皆さん。

たくさんの支えがあって、私は前へ進めました。

そしてその後、ハッピーマネー大賞で「気持ちよく払ったで賞」をいただくことになりました。

受賞した文章は、ハワイのセミナーの出来事を書いたものではありません。
でも、Happy Moneyを学び、実際に行動に移したからこそ生まれた体験でした。

私の体験も、その企画の中で紹介していただいています。
ほかにも、心があたたかくなるストーリーがたくさんあります。

もしよろしければ、こちらも読んでみてください。

あの日の一歩が、思いがけない循環となって戻ってきたように感じています。

これからの私

自分の行きたい道がはっきりしたとき、
人は強くなれるのだと思います。

本当にやりたいことほど、最初は怖い。

できるだろうか。
これでいいのだろうか。

迷いながら、それでも進む。

ひとつの山を越えた今、
私の中では恐れよりも、わくわくのほうが強くなりました。

あの決断は、間違っていなかった。
そう思える今に、静かに感謝しています。

まだ道の途中です。

それでも、あの日背中を押してもらったように、
今度は私が、そっと誰かの背中を押せる人でありたい。

そのために、書き続けます。

恐れを越えて、

わくわくのほうへ。


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