トランジットで空港から楽しめる、「フリーシンガポールツアー」実録
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先日行ってきたインドの帰りのフライト。10時間ほどのトランジットでシンガポールに初めてINしました。空港の外へほんの少し。
どこかでFREE SINGAPORE TOUR、つまり無料のシンガポールツアーがあることを知って、参加してみたんです。
空港の外に出ると、例え数時間でも一応その国に行った感が思わず得した気分。フライトで猛烈に疲れていたとはいえ、ボーナス的な体験だった。

インド帰りということも相まって、チャンギ空港かなり素敵。巨大で、空港内がアートな美術館のようでもあり、日本以上に快適でした。空港自体がひとつの見もの。
以下、そんな空港とシンガポール航空の太っ腹な計らい、フリーツアーについて。
【Free Singapore Tourとは】
シンガポールエアラインが提供する、トランジット客のためのシンガポール無料ツアー。
対象者は乗り継ぎが5時間半〜24時間以内の方。
2時間半程かけて空港からバスに乗って、いくつかの場所を回ってくれる。
ツアーの行き先は時間にもよるけど以下のように複数ある。
●Heritage and Culture Tour(遺産と文化ツアー)
●City Sights Tour(市内観光ツアー、マーライオンあり)
●Singapore River and Marina Bay Sands Tour(川とマリーナ・ベイサンズツアー)
●Sentosa Discovery Tour(サントーサ島ツアー)
私はチャイナタウンがお目当てだったので、遺産と文化ツアーへ。マーライオンが見たい人は市内観光へ。それぞれのツアーでバスを降りて滞在できる場所があります。

ツアーはオンラインでの事前申請も可。結構トランジット客も多く、人気のプログラムのようで、私も当日にオンラインンで予約したときは既に空きは2,3枠でした。
ターミナル1に到着して、まずは受付へ。オンラインでの予約の有無に関わらず、専用のデスクへ行く必要があるよう。空港はターミナルはいずれもつながっているけど、歩くのは大変なのでスカイトレインで移動ができる。
ツアーの受付は、ターミナル2と3にそれぞれ2ヶ所あるけど、最終的にはT3が集合場所なので、T3へ行ってしまった方がよいです。
ひとつ注意なのは、フリーツアーに行く人は空港について自分で入国ゲートへ行かずにトンジットエリア(ターミナル内)で過ごします。入国のゲートを潜って外へでるのはツアー団体で外へ行く時です。
ツアーに参加するには、ツアーの予約とは別にオンラインでの入国をしなければなりません。
ついでに言うと、かの有名な空港敷地内にある複合施設「ジュエル」、人工滝が映えるあの施設へ行くにも空港を一旦でるので入国申請が必要。
わたしはT2のデスクで予約をしたけど、場所はゲート50付近にあります。

デスクでの予約を済ませたら、集合のターミナル3へ。キャリーケースなど大きい荷物がある人は、少し離れたところに荷物を預けるところがあるのでそちらへ。ただ、これも結構並んでいるときもあるので時間に要注意。
けっこう広くて方向音痴の私は迷いました。案内パネルを触ると、[問い合わせ]を押したのかふいに画面に人が現れてびっくりしたけど、集合場所を案内してもらった。ちなみにツアー参加者は参加者はシールが配られるので集合場所にそれらしき人を見つけることができる。
ちなみにこのツアー、外に出て歩くこともあるけれど、フライトで寝てない早朝からターミナル内をかなり歩くことになって、疲労はピークに。大人しく空港で過ごしてもよかったなという気にもなりました。

集合場所につくと、参加者が集まって説明を聞きます。
ちなみにやりとりは全て英語。行動は周りの人についていけば良いけれど、「明るい北朝鮮」「独裁国家」などと称されるシンガポール、決まりは結構厳しいことが伝わってきます。罰金が有名なシンガポールらしさを垣間見た。
バスに乗る前にガイドさんも説明してくれるけど、
・バスの車内での撮影禁止
・アルコールを持ち込むこと禁止
・水以外の飲食も車内禁止
・待ち合わせ時間に遅れたら待たずに出発
と、いろいろと注意を受けます。バスまでの移動時、トイレに行ったら、もう参加者がいなくて、私は危うくバスに乗り遅れるとこでした。
バスに乗ると、ガイドのキャサリンがいろいろと迫力ある声色で案内してくれます。シンガポールは今では成功した国だけど、その昔はいかに貧しかったか・・・。そしてこれから下車するチャイナタウンでは有名なテーラーのお宅=ヘリテージセンターを眺めることができる入場料は10ドル。入らなくてもよいが見る価値はあるぞ・・と。
結局入らないという空気でもなくほとんどの人が観覧。

このチャイナタウン、滞在時間は30分。このセンターがある周りにはお店があり、何か点心とかご飯を買ったり人を眺めたりするのが目的だったけど、結局そんな時間は全くなかった。
何よりもちょっと買い物、という間に団体はどんどん進んでいき、見失うともうバスに乗れないという恐怖感からほとんど立ち止まることができなかった。

チャイナタウンのあとはバスに乗って、ヨーロッパ風な建物があるカンポン・グラムというエリアへ。モスクがあったり、ケバブ屋があったりしたけど、生憎の雨やら気持ちに余裕がなくてあまり写真は撮れなかった。。
このあたりでも30分ほど時間をもらえるけど、少し歩いてどこにでもあるようなバーガーをローカルな食堂で買って終わり。
ちなみにトランジットの時間に余裕がある人はバスで空港に戻らずにそのまま市内に流れることも可能。私の隣の子が残ろうとしたけど、「その時間はフライト逃すよ」と言われて諦めてました。
睡眠不足で記憶があまりないけど、よかったのはかなり国際色豊かな人たちが偶然の出会いを楽しんでいたこと。みんなトランジットだから、偶然次の旅先が一緒で盛り上がっているカナダ人もいた。
私は同じ女性一人のアジア人の隣の席に座ったら、台湾の女性で、これからインドネシアの火山を見にいくのだということだった。バスで空港へ戻って、ジュエルへ行き、せっかくだからと地下にあるフードコートへ行ってシンガポーツ飯を一緒に食べた。
すでに意識が朦朧としていた私はそこで別れて終わったけど、シンガポールは週末程度の旅行で今度訪れてみたいと思いました。

ちなみに空港はとてもステキだけど、飲食は想像以上に値段が高くて、コーヒー1杯8ドル、1000円近くもしました。ご飯を食べるならやはりジュエルのフードコートがおすすめかもしれない。めちゃくちゃ賑わっていて、空港のコーヒー代で普通にご飯が食べられる感覚。
1965年にマレーシアから分離独立したシンガポール。地図で見るとなぜこんなに小さいのと思うけど、人種はマレーシアと同じく、華僑、インド系、マレー系とさまざまでご飯も同様にバラエティ豊か。そして日本と同様の快適さ。だけど痺れる厳しさも感じさせる。なかなか興味深い都市国家です。
ふいに新たな土地との出会い、行きたい!というほどの気持ちがないので逆に爽やかに楽しめるなぁと、こういう旅行もいいなと思わされる旅の終わりでした。
