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「事業家集団を辞めようかと思った」それでも、やり切って見えた景色

こんにちは。フリーランスエンジニアの渡辺博(わたなべ・ひろし)です。
福岡県福岡市城南区で生まれ育ち、いまは東京都内を拠点に活動しています。
会社員を辞めて独立してから1年。
その前後の時期、私は「事業家集団」と呼ばれるコミュニティに所属していました。
正直に言えば、最初は何度も「辞めようかな」と思いました。
でも今、あのとき踏みとどまって“やり切った”からこそ得られた学びがある。
今日は、その経験を少しだけお話しします。


最初は、居心地が悪かった

最初の印象は、「明るすぎる」「前向きすぎる」でした。
オンラインの朝会で全員が声を揃えて挨拶し、拍手が飛び交う。
画面の向こうの笑顔がまぶしくて、私はどこか場違いな気がしていました。
当時の私は、静かに仕事をこなすタイプ。
そんな私にとって、あの熱量は正直“こわい”とすら感じるものでした。
けれど、ふと気づいたんです。
そのテンションの裏にあるのは、「本気で変わろうとしている人たち」だということに。


理想と現実のギャップに、何度も挫けそうになった

私が立てた最初の目標は、「フリーランスとして独立する」こと。
周りのメンバーはすでに経営者や個人事業主として成果を出していて、
自分だけが“まだ何者でもない”ように感じていました。
ミーティングで結果を出せなかったとき、
師匠から「どこまで数値を詰めた?」と問われ、言葉に詰まった。
その夜は、本気で「辞めよう」と思いました。
でも翌日、チームの先輩が言ってくれた一言が、心に刺さりました。
「やめたいと思うほど悔しいってことは、まだ本気でやってる証拠だよ。」
その言葉に、少しだけ救われました。
「逃げたい」の裏には、「本当はできるようになりたい」がある。
そう気づいた瞬間から、もう少しだけ踏ん張ってみようと思えたんです。


変わり始めたのは、「やり切る」と決めた瞬間だった

ある日、師匠にこう言われました。
「辞めるかどうかは、やり切ってから決めろ。」
シンプルだけど、重たい言葉でした。
「とりあえず続けてみる」と「やり切る」とでは、覚悟の深さが違う。
その日から私は、“完了”にこだわるようになりました。
毎週のタスクを「途中」ではなく「完了」で報告する。
結果を出すまでは、どれだけ時間がかかっても離れない。
不思議なもので、そう決めると小さな結果が出始めました。
初めて自分の提案が採用され、売上が上がり、師匠から服をプレゼントされた日。
あの瞬間、「やり切るってこういうことか」と初めて体で理解しました。


やり切ったからこそ見えた、“本当の学び”

私は結局、1年弱のあいだ活動を続けました。
確かにきつい時期もあったし、金銭的にも余裕はなかった。
でも、逃げずにやり切ったことでしか得られない学びがありました。
それは、「自分を信じる力」と「継続の再現性」です。
どんな分野でも、途中で諦めた人が「良し悪し」を語ると、
それは“感想”で終わります。
でも、最後までやり切った人だけが「結果とプロセスの関係」を語れる。
その差は大きい。
「結果が出るまで離れない」。
たったそれだけの覚悟が、自分の中に一本の軸を作りました。


誰にでも“合わない瞬間”はある

ここまで書いても誤解してほしくないのは、
私は「みんなも続けろ」と言いたいわけではありません。
人によって、合う・合わないのタイミングはある。
ただ、「合わない」と判断するのは“やり切ったあと”でも遅くないということです。
私も何度も「もう無理だ」と思いました。
でも、不思議と“やり切ってから”見える景色は、まったく違っていました。
表面の雰囲気だけ見ていたときは、
「熱すぎる」「押しつけっぽい」と感じていた仲間たちの言葉が、
今では「本気で向き合ってくれていたんだ」とわかります。


「やめる」より、「目的を果たして去る」

活動を終えるとき、師匠はこう言いました。
「卒業おめでとう。ここからが本番だね。」
引き止めは全くありませんでした。
辞めたのではなく、“目的を果たして去る”という感覚。
だからこそ、今でも胸を張って「あそこにいた」と言えます。
あの時間は、私の人生の“助走”だったと思います。


今の私が伝えたいこと

フリーランスとして活動している今でも、
あのとき学んだ「完了力」と「仲間の存在」は、日々の支えになっています。
つらい時期を共に過ごした仲間とは、今でも連絡を取ります。
誰もが順風満帆ではない。
それでも、みんな“やり切った”という共通点を持っている。
あの経験がなければ、今の私はもっと弱かったと思います。


最後に

もし今、「続けるべきか、辞めるべきか」で迷っている人がいたら。
まずは、“やり切る”という選択をしてみてほしいです。
やり切った先に何も得られなかったなら、そのときは離れてもいい。
でも、やり切らないまま去ると、心のどこかでずっと引っかかる。
私はその引っかかりを残したくなかった。
だからこそ最後まで続け、そして今、別のステージで挑戦しています。
どんな環境でも、**「目標を達成してから次へ進む」**こと。
それが、どんな結果よりも自分を成長させてくれると感じます。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
渡辺 博(わたなべ ひろし)
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