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#29 定年1周年 組織の「歯車」を降りて見えた 心身が軽くなる生き方

ちょうど1年前の2025年5月31日、定年を迎えました。
そして、「定年後の時間」が始まってから、1周年を迎えました。
現在は再雇用で働きながら、自分の時間とのバランスを模索する日々です。
この一年を振り返り、今一番強く感じているのは「心身が軽くなった」という確かな実感です。

変わったこと:「支援」の立場から見る

これまでの「労務管理」や「組織の歯車」としての役割から解放されたことは、想像以上に大きな変化でした。
当初の半年ほどは、自分の立ち位置や役割が報酬に見合っているのか、期待される貢献ができているのか…。
心のどこかでモヤモヤとした霧が晴れない日々もありました。

テンションの浮沈を繰り返しながら、ようやくたどり着いたのが「支援する」というポジションです。

ある日の夕方のことでした。
同じ職場で庶務業務を担当するスタッフさんが、定時を過ぎても黙々と発送作業に追われていました。
山積みになった書類を前に、どう見ても一人では間に合いそうにありません。

翌日になっても状況が変わっていなかったので、僕は自分の業務を後回しにし、スタッフさんの隣で発送作業に加わりました。
「暇になったので、ちょっと手伝ってもいいですか?」とさりげなく。

立ちっぱなしの無言の作業。午前も午後も。そして翌日も半日。
無事に予定通り発送を終えたとき、私の心は「自分の気づきと行動で仕事が回った」という、ささやかで、けれど確かな達成感で満たされていました。

単純作業と言えば、単純作業です。
でも、そこに何かしらの意味を見出すこと。
かつての役職や権限ではなく、純粋な「支援」を通じて得られる満足感。
それが新たなモチベーションにもなっています。

加速する「自己投資」:24時間を自分のために

残り時間を逆算すると、定年後の今は「自分を磨くことができる貴重なシーズン」と言い聞かせています。
何も考えずに日々を過ごしていると、忘れてしまいそうになるので。

職場や家族との調和を図りつつ、自分のしたいことを戦略的に時間を使うことを意識します。

ランニングと筋トレ:順調

自分の中では月間100kmが、市民ランナーとしてのノルマになっています。
それを達成するには、平日の朝ランが欠かせないのですが、最近は少し苦戦しています。週2回の仕事帰りの筋トレが、翌朝の足取りを予想以上に重くするからです。

平日に走れない日が続くと、週末の土日には「必ず走らなければ」という自分へのプレッシャーが顔を出します。
その分、筋トレ継続の成果は感じていて、スリムタイプのTシャツを着ると、ややピチピチに。
組織の歯車を降りても、自分という厳しい編集者が課す「ノルマ」との戦いは、まだ続いているようです。

資産運用:まずまず

収入減と長男への仕送りが続く中、iDeCoへの移管や投資方針の再構築に3ヶ月を費やしました。
「増やす」と「使う」のバランスを真剣に考え抜き、リタイヤ時の出口戦略がイメージできたのが大きかった。
同期から相談を受けても、全体的な考え方や情報収集の方法も伝えています(投資は自己責任。具体的な資産配分や銘柄の紹介はしていません)

英会話:ぼちぼち

NHK「ラジオ英会話」の1日2回聴取を習慣化しています。
スキルが急に上がることはありまんせんが。

それでも通勤途中、バス乗り場で外国人観客の方が困っていると、「May I heip you?」とこちらから声をかけたりもしています。
その後のやり取りはしどろもどろですが…。
笑顔でお礼を言ってもらえることが、これも継続の動機になっています。

変わらなかったこと:心の平穏を守る「リズム」

大きく変わった日常の中で、あえて「変えなかったこと」もあります。
平日の家事、時間を見つけての朝ラン、週末の妻との外出。
この生活リズムを崩さなかったことが、結果として精神的な安定(レジリエンス)に繋がりました。
もし、定年と同時に闇雲に新しい職探しに奔走していたら、今の穏やかな気持ちはなかったでしょう。

結びに:noteという「新しい居場所」

そして、この1年で起きた最大の変化は、この「note」を始めたことかもしれません。
遅まきながら自分のメディアを持ち、考えを言語化することで、新しい居場所ができたような感覚を持っています。

再雇用契約を更新し、私の定年生活は2年目に入りました。
(実際に契約書にハンコを押しました)
体力強化が少しづつ実り、自転車のペダルを漕ぎ、車輪(歯車)を回すのも軽やかに。
「セミリタイヤも悪くない」と思い始めたところです。

皆さんは、新しい環境や習慣を始めたことで、自分の中にどんな変化を感じましたか?


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