UpNote:EPUB制作環境もVSCodeからUpNoteへ
前回の記事(↓)
EPUB制作環境もUpNoteへ移行中
過去にこういう記事を書きました(↓)
今回は、EPUB制作もUpNoteに移行中、という話です。
その前に。EPUB制作について
EPUB制作に関しては色々な方法があって、結構いろんな方法で作れてしまうので、皆さんオレ流でやっている方が多いと思います。よくある「はじめての電子書籍を作ろう」的な入門書でやってるように、Wordでも作れてしまいますからね。
EPUBは基本構造はWebサイトなので、むかしPHPプログラミングやHTML+CSSをハンドコーディングでゴリゴリやっていた私からしたら、EPUBは「ポータブルウェブサイト制作」という観点です。中身はHTML+CSSですからね。
なので、Wordとかのワープロアプリで作るのは嫌なんですね。
いや、実験として試しはしてみましたよ。Wordでも作ったし、MacのiBooksでも作ってみました。
でも、Wordは入門としては良いですが EPUB電子書籍制作としてはおすすめ出来ません。理由は、
・ファイル1個に書き込んでいくため「章を丸ごと差し替えとかしながら推敲」がコピペでしか出来ない。ので、長文のEPUB制作に向かない
・自動生成独自コードを吐き出すので、汎用性がない
からです。
Scrivenerはその点は大きなアドバンテージがあります。章ごとに細切れ文章を書いて、後でまるっと1つのEPUBファイルにコンパイル出来ます。「章ごとの細切れ」というのが非常に重要で、丸ごと差し替え推敲ができる。
なので、長文EPUB制作専用アプリであるScrivenerはその点がよく考えられていて、結構どっぷり浸かって浸かってみました。最初の電子書籍はScrivenerのおかげです。
ただ、WordやiBook、ScrivenerでEPUBを作るのは、DreamWeaverのようにソースコードが自動生成されるアプリでWebサイトを作るようなイメージです。見た目優先で作っていると、裏で自動的に吐き出されているソースコードがどうなっているか分かりません。
実際、自動生成されたコードをテキストエディタで開いたら、案の定ぐっちゃぐちゃのスパケティコードで、「なんじゃこらーーー」状態でした。まぁその中でも、Scrivenerは結構キレイなソースコードを吐き出しますけどね。
いろいろGUI優先アプリを渡り歩いて、結局「プレーンテキストでハンドコーディングがいいや」ということで、VSCode+pandocに行き着いた私です。
UpNoteでのEPUBハンドコーディング
UpNoteは、以前にも書いたように、Markdown書式を基本としたプレーンテキストです。ただ、Markdownの生コードむき出しではなく、Markdown入力して書いても、見やすくレンダリングされて変換表示されます。
私はnote記事の下書きをUpNoteで書いてますが、書く時はMarkdownで書いても、このように変換されて表示される、というイメージです。(↓)

UpNoteのなにが最高かというと、このマークダウンで書いているプレーンテキストが自動的にGUI表示されてる状態を、
そのままコピペでnoteに投稿出来る
noteの記事をそのままコピペで持ってこれる
(もともと.mdなので)それらをまとめて.mdでエクスポート出来る
という点です。
この
「執筆するときの見た目はHTMLプレビュー状態なのに、.mdでエクスポート出来る」
という点が非常に大きく、これまでVSCodeでやっていたように、「Markdown書式で書きながら右側でプレビューを表示する」(※↓画像参照)ということが要らなくなりました。

VScodeからUpNoteに移行する事のデメリットは、
「VScodeのように、pandocのコマンドがアプリの画面内で打てない」
という点です。
まぁでも、Terminalを別途立ち上げて打てばいいので、特に問題にはならないかなと思います。
まとめ
というわけで、VSCodeでチマチマと書き溜めているEPUBデータも、すべてUpNoteに移行してみることにします。UpNote+pandoc(+Sigil)でのEPUB制作ワークフローがある程度確立したら、また書いてみたいと思います。
ではまた。
