地震が起きたらまずすること|家族で確認したい防災対策
地震は、いつ起こるかわかりません。
「防災グッズを準備しておこう」と思っていても、何を揃えたらいいのかわからなかったり、つい後回しにしてしまったり。
実際に地震が起きたとき、「まず何をしたらいいんだろう」と慌てないためにも、普段から家族で防災について話しておくことは大切だと思います。
今回は、地震が起きたときにまず確認したいことから、今からできる防災対策、備えておきたい防災グッズまでまとめてみました。
地震が起きたら、まずは自分の身を守る
地震が起きたとき、最初に大切なのは自分自身の安全を確保することです。
大きな揺れが起きている最中に慌てて外へ出ようとすると、落下物やガラスなどでケガをする可能性があります。
家の中にいる場合は、丈夫な机やテーブルの下に入り、頭を守ることを意識しましょう。
家具や窓ガラスの近くにいる場合は、倒れてきたり割れたりする可能性もあるため、できるだけ離れることも大切です。
地震が起きた瞬間にどう行動するか、家族で一度話しておくだけでも、いざというときの安心につながります。
家の中に「危険な場所」はない?
普段は何気なく過ごしている家の中にも、地震が起きたときに危険になる場所があります。
たとえば、背の高い家具や食器棚。
地震の揺れによって家具が倒れたり、棚の上に置いているものが落ちてきたりする可能性があります。
まずは家の中を見渡して、
「この家具が倒れたら危ないかも」
「ここに物を置いておくと落ちてきそう」
「避難するときに通りにくい場所はないかな」
と確認してみましょう。
家具の転倒が心配な場所には、家具の転倒防止グッズを使う方法もあります。
防災グッズを揃えることも大切ですが、まずは家の中にある危険を減らすことも、今すぐできる防災対策のひとつです。
家族で避難場所と連絡方法を決めておく
地震が起きたとき、家族全員が自宅にいるとは限りません。
学校や仕事、買い物など、それぞれ別の場所にいる可能性もあります。
だからこそ、普段から家族で次のことを確認しておくと安心です。
自宅から避難する場合の避難場所
家族が集合する場所
家族との連絡方法
学校や職場からの避難方法
災害時に連絡が取れない場合の対応
スマートフォンが使えない状況も考えて、「もし連絡が取れなかったら、ここに集合する」と決めておくのもひとつの方法です。
家族みんなで防災について話す機会を作っておくと、子どもも「地震が起きたらどうするか」を考えるきっかけになります。
防災リュックは「すぐ持ち出せる場所」に
防災グッズを準備していても、いざというときにどこにあるかわからなければ困ってしまいます。
非常用持ち出し袋や防災リュックは、家族みんなが場所を把握できるところに置いておきましょう。
避難するときに持ち出しやすい玄関付近などに置いておくと、いざというときにも安心です。
「何を揃えたらいいのかわからない」という場合は、必要なものが一式セットになった防災リュックから準備する方法もあります。
ただし、防災セットを用意したら終わりではありません。
家族の人数や年齢、住んでいる地域によって必要なものは変わるため、自分の家庭に必要なものを追加していくことも大切です。
災害時に必要になる「水」を備えておく
災害が起きたときに、まず必要になるもののひとつが水です。
飲み水だけでなく、生活の中でも水は必要になるため、普段から家庭で備えておきたいものです。
ペットボトルの水を備蓄しておく方法もありますし、長期保存できる防災用の保存水を選ぶ方法もあります。
備蓄する場合は、賞味期限も定期的に確認しておきましょう。
「気づいたら期限が切れていた」ということにならないよう、普段の生活で少しずつ消費しながら買い足していく方法もあります。
非常食は「食べやすさ」も考えて選ぶ
水と同じように、非常食も準備しておきたいもののひとつです。
災害時には、普段のように料理ができない可能性もあります。
そのため、長期保存できる食品や、調理せずに食べられるものなどを用意しておくと安心です。
非常食を選ぶときは、家族が食べられるものかどうかもチェックしておきたいポイント。
子どもがいる家庭なら、普段から食べ慣れているものを備えておくと、いざというときにも食べやすいかもしれません。
スマートフォンの充電対策も忘れずに
災害時には、スマートフォンが情報収集や家族との連絡手段になることがあります。
しかし、停電などで充電できなくなる可能性もあります。
そこで備えておきたいのがモバイルバッテリーです。
防災専用として保管するだけでなく、普段のお出かけや旅行にも使えるものを選べば、日常生活でも活用できます。
モバイルバッテリーを備える場合は、いざというときに使えるよう、定期的に充電残量を確認しておくことも忘れないようにしたいですね。
停電に備えて「明かり」を用意する
地震によって停電する可能性も考えて、明かりの準備もしておきたいところです。
夜に停電すると、家の中でも足元が見えにくくなります。
懐中電灯を用意しておくほか、置いて使えるランタンなどもあると便利です。
懐中電灯を用意する場合は、電池が入っているか、ちゃんと点灯するかを定期的に確認しておきましょう。
家族がそれぞれ使えるように、複数の場所に分けて置いておく方法もあります。
災害時に意外と困る「トイレ」の備え
防災というと、水や食料に目がいきがちですが、忘れたくないのがトイレの備えです。
災害によって断水した場合、自宅のトイレが使えなくなる可能性もあります。
そんなときのために、携帯トイレや簡易トイレを準備しておくと安心です。
家族の人数を考えて、必要な数を準備しておくことも大切です。
「水や食料は準備していたけれど、トイレのことまで考えていなかった」ということにならないよう、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
情報収集のための防災ラジオも
災害時には、スマートフォンだけでなく、さまざまな方法で情報を確認できるようにしておくと安心です。
停電や通信障害などでスマートフォンが使えなくなる可能性も考えて、防災ラジオを準備しておく方法もあります。
ラジオだけでなく、ライトやスマートフォンの充電機能などが付いているタイプもあるので、必要な機能を確認しながら選ぶとよさそうです。
衛生用品も忘れずに
災害時には、普段のように水が使えない可能性があります。
そんなときにあると便利なのが、ウェットティッシュや除菌シートなどの衛生用品です。
小さな子どもがいる家庭では、普段から使う機会も多いものなので、防災用として多めに備えておく方法もあります。
また、マスクやゴミ袋なども、家庭によって必要なものを考えて準備しておくと安心です。
防災は「一度準備したら終わり」ではない
防災グッズは、一度買って終わりではありません。
水や非常食には賞味期限がありますし、モバイルバッテリーは充電が必要です。
子どもが成長すれば必要なものも変わりますし、家族構成が変われば備えるものも変わってきます。
定期的に防災リュックの中身を確認して、
「期限が切れているものはないか」
「足りないものはないか」
「家族みんなが場所を知っているか」
をチェックしておくことが大切です。
今日できることから、少しずつ防災を
防災というと、たくさんのものを準備しなければいけないように感じてしまいます。
でも、最初から完璧に揃える必要はありません。
まずは家の中の危険な場所を確認する。
家族で避難場所を話し合う。
防災リュックの置き場所を決める。
水や非常食をひとつ準備する。
そんな小さなことから始めてみるだけでも、立派な防災対策になります。
地震は、いつ起こるかわからないからこそ、何も起きていない今のうちに備えておくことが大切です。
この記事をきっかけに、家族で「もし地震が起きたらどうする?」と話してみたり、自宅の防災グッズを見直してみたり。
今日できることから、少しずつ防災について考えてみてはいかがでしょうか。
