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「まだ先の話」と年金を払わなかった61歳が、今になって伝えたいこと


61歳です。正直に言うと、年金のことを考えると怖くなります。このままの年金だけで、この先ずっと生活が成り立つのか。数字をきちんと見るのが怖くて、これまで見ないふりをしてきました。

もし今、あなたが「まだ先の話だから」と年金の支払いを後回しにしているなら、この記事はあなたに向けて書いています。

「まだ先の話だ」と思っていた

20代、30代の頃は、正直、年金のことなんてまったく頭にありませんでした。目の前の仕事、目の前の生活で精一杯で、「年金なんて、まだずっと先の話だ」としか思えませんでした。督促が来ても、後回しにしたことも一度や二度ではありません。

今になって、あの時の自分に会えるなら、はっきり言いたいです。「ちゃんと払っておけ」と。

サボったツケは、今になって回ってくる

会社を経営していた時期もありましたが、経営者は経営者で、目の前の資金繰りに必死で、自分自身の年金のことは後回しになりがちでした。従業員の社会保険は気にしても、自分の年金の積み上げ方までは、正直あまり考えていませんでした。

そのツケが、61歳になった今、はっきりと数字になって返ってきています。若い頃にちゃんと払っていれば、今頃もう少し安心できていたかもしれない。そう考えると、悔しい気持ちになります。

今、未納・先延ばしにしている人へ、伝えたいこと

「どうせ将来もらえないんだから」という気持ち、正直よく分かります。ただ61歳になった今言えるのは、**「もらえるかどうか」より先に、「払わなかった分は、確実に将来の受給額に反映される」**という現実の方が重い、ということです。

70代はまだ、多少なりとも働ける可能性があります。ですが80代になれば、働くこと自体が難しくなる人がほとんどです。そうなった時、月数万円という金額が、他に代えがたい「確実な収入」になります。「たった数万円」ではなく「働けなくなった時の命綱」だと考えると、若い頃の後悔がより重く感じられます。

もし今、支払いが厳しくて滞っているなら、まず知ってほしいことが2つあります。

  • 「免除」「猶予」という制度があること  収入が少ない、失業したなど、事情があれば、年金事務所に相談すれば保険料の全額・一部が免除されたり、支払いを先延ばしにできたりする制度があります。「払えないから放置する」のと、「払えないと申請して免除を受ける」のとでは、将来受け取れる金額が大きく変わります。

  • 後から追納できる制度があること  免除や猶予を受けた期間の保険料は、条件付きで後から追納できます。今は難しくても、後で取り戻せる余地があるということです。

「まだ先の話」と思って後回しにする前に、一度、年金事務所やねんきんネットで、自分の状況だけでも確認してみてほしいです。それだけで、状況を放置するより、確実に一歩前に進めます。

これから

会社をたたみ、61歳になった今、老後のこと、年金のことを、今更ながら一つずつ調べ直しています。同じように、年金のことを見ないふりしてきた方、特にこれから先が長い若い世代の方に、少しでも早く動き出すきっかけになれば嬉しいです。

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