なくなってもいいや
パソコンデータの保存に使用していた古いハードディスクが動かなくなったのは、もうしばらく前のこと。コンセントに繋いでも動かないので、電源コードを新しくしてみたけど、やっぱり動かなくて…なんだかボーゼンとしてそのままになっていました。
現実を直視できなかったのですよ。
そのHDDには、古い仕事のデータや、大学での授業の記録や、子どもが小さかった時の写真や、書き溜めていた日記のようなものなんかが入っていて、まさに私の歴史そのものだったから。
とにかくショックは大きかった…
なんとかならないかなと腰を上げたのは,300件近くあった住宅改修の記録を残しておきたいと思いはじめたから。
データの修復をしてくれる業者さんにコンタクトを取って、ハードディスクを送って確認してもらいました。
結果は、データの取り出し不可とのお返事。基盤に重大な問題があり、レスキューは無理とのこと。
ダメだったかーとガッカリ。
でも,これでキッパリ諦めもつきました。
なんだかね、後ろを振り返ってばかりいると、前に進めないなーって。
もうそんなに長く生きられるわけじゃないんだから、振り返る時間はもったいない。
考えてみれば、これまで新しい暮らしのために引越しをするたびに、いろんなものを置いてきたんだもの。
それに、データがなくなったからって、すべてがなくなったわけじゃない。HDDの中にあったデータは、すべて私が作り出したもので、すべて私の糧になっているはずだから。
どんどん身軽になって、もっと歩きやすくしなくちゃ。
まだ、たまに無くしたことを思い出すと胸が痛くなることもあるけど、なくなってもいいやって思えたら、なんだかスッキリした。
これからまた、たくさん積み上げていこう。
