HubSpotとPipedrive、どちらを選ぶ? 小規模営業チーム向け「機能ではなく運用」で比較する7項目

HubSpotとPipedrive、どちらを選ぶ?
小規模営業チーム向け「機能ではなく運用」で比較する7項目

CRMを比較すると、すぐに機能表の勝負になりがちです。

AIがある。自動化がある。レポートがある。連携数が多い。

でも、小規模な営業チームが実際に困るのは「機能があるか」より、そのCRMを毎日どう運用するかです。

HubSpotとPipedriveは、どちらも有力なCRMです。G2でもHubSpot Sales Hubは4.4/5、Pipedriveは4.3/5と評価され、両方とも「使いやすさ」は頻繁に評価されています。

一方で、向いている運用は同じではありません。

この記事では、一つの総合点で勝者を決めません。

次の7項目に分けて、どんなチームならどちらが候補になるかを整理します。

※料金・機能は2026年8月23日時点の公式情報を基準にしています。料金やAI機能は変わるため、契約前には必ず各社公式ページで最新情報を確認してください。
※この記事はPhase-0の中立比較で、アフィリエイトリンクは使用していません。

\# 先に整理:どちらが向いているかは「CRMの役割」で変わる

かなり単純化すると、最初に見るべき問いはこれです。

\*\*営業パイプラインをシンプルに回すことが主目的か。\*\*

それとも、

\*\*営業だけでなく、将来的にMarketingやServiceまで同じ顧客基盤へ寄せたいか。\*\*

前者ならPipedriveを検討する理由が強くなります。

後者ならHubSpotを検討する意味が大きくなります。

これは「Pipedriveは小規模向け」「HubSpotは大企業向け」という話ではありません。どこまでを一つのプラットフォームに持たせたいか、という違いです。

\# 1|主目的:CRMに何をさせるか

Pipedriveは現在の料金体系でも、Liteから「リード・カレンダー・パイプライン管理」を前面に出しています。Growthではメール同期、自動化、フォローアップシーケンス、予測レポートへ広がります。

営業チームが欲しいものが、

\- 案件を見えるようにする
\- 誰が次に何をするか分かるようにする
\- フォロー漏れを減らす

というSales Pipeline中心なら、比較しやすい構造です。

HubSpot Sales Hubも案件・パイプライン管理を持ちますが、HubSpot全体はMarketing、Service、Content、Dataなどへ広がるCustomer Platformとして設計されています。

したがって、「営業だけを整えたい」のか、「顧客接点全体を一つの基盤へ寄せる可能性がある」のかで評価が変わります。

\# 2|設定・運用負荷:誰がCRMを面倒を見るか

ここは機能数より重要です。

G2では、HubSpotもPipedriveもEase of Useが多く挙げられています。したがって「HubSpotは難しい、Pipedriveは簡単」と決めつけるのは適切ではありません。

ただしレビューを読むと、HubSpotは高度な自動化・カスタマイズを使うほど設定範囲が広がるという声があり、PipedriveはSales Pipeline中心の分かりやすさを評価する声が目立ちます。

チームで確認したいのは、

\*\*誰が初期設計をして、誰が項目・権限・自動化を保守するのか。\*\*

です。

初期導入だけでなく、半年後も項目やデータを無理なく保守できるかを確認しておく必要があります。

\# 3|営業フロー:毎日の営業活動にどう入るか

Pipedrive Growthでは、現在、メール同期、開封・クリック追跡、自動化、フォローアップのシーケンス、Meeting Schedulerなどが含まれています。

HubSpotではStarterでも案件ステージに応じたタスク・通知などのSales Automationがあります。一方、完全なWorkflow EditorやSequencesを使う場合はProfessionalが中心になります。

つまり「自動化」という一語だけでは比較できません。

\- 案件が動いたらTaskを作りたい
\- 自動通知を出したい
\- メールをCRMへ同期したい
\- Follow-upメールを自動化したい
\- 複数条件でWorkflowを動かしたい

必要な自動化を先に書き出し、その機能が入る最低プランを見ると、入口価格だけで比べるより実態に近い比較になります。

\# 4|AI:AIがあるかではなく、何を減らすか

2026年時点では、両方ともAI機能を持っています。

Pipedrive LiteにはAIを使ったレポート作成があり、上位プランではAIを含むメール・営業機能が増えます。

HubSpotもSales HubでAI Guided Selling、Prospecting Agent、Data Agentなどを展開しており、一部機能ではHubSpot Creditsを消費します。

だから「AI搭載」というラベルは比較軸として弱くなっています。

見るべきなのは、

\- 商談前の準備が減るか
\- Follow-up作成が減るか
\- レポート作成が減るか
\- 次に見る案件を決めやすくなるか
\- AI機能の利用量に追加コストがあるか

です。

\# 5|レポート:誰が何を見るのか

営業担当者が自分のPipelineを見るだけなのか。

営業責任者がForecastやConversionを見るのか。

MarketingとSalesを横断してFunnelを見るのか。

必要なレポートでプランが変わります。

HubSpotではSales AnalyticsやCustom Reportsがプランによって段階的に増えます。PipedriveもInsightsでReports、Goals、Dashboardsを提供し、AIで自然言語からReportを作成する機能があります。

「レポートがあるか」ではなく、契約前に\*\*自分が毎週見る3つの数字を実際に作れるか\*\*まで確認すると、必要なプランを判断しやすくなります。

\# 6|価格:入口価格ではなく「必要な運用」の最低プランを見る

ここが一番誤解しやすいところです。

\#\# ケースA:2人で、まずPipelineを持ちたい

HubSpotのFreeは現在$0で最大2ユーザー、1 Deal Pipelineです。

Pipedrive Liteは現在、年払い換算で$14/seat/month。2人なら$28/month相当です。

この条件だけなら、HubSpotには無料で始められる強みがあります。

ただし、これは長期コストの比較ではありません。

\#\# ケースB:5人で、Task・通知程度のStage Automationが欲しい

HubSpot Starterは現在のGlobal表示で年契約$7/seat/monthからで、Deal Stageに応じたTask/Notification Automationが含まれています。5人なら表示上$35/month相当からです。

一方、PipedriveでAutomationが必須ならGrowthが対象で、現在$39/seat/month、5人で$195/month相当です。

ただしHubSpotの$7は現在の表示価格であり、価格は変動します。また、この比較は「Task/Notification程度」のAutomationに限定しています。

\#\# ケースC:5人で、Email Sync+自動Follow-up Sequenceまで必要

Pipedrive Growthは$39/seat/monthで、5人なら$195/month相当です。

HubSpotでSequencesと完全なWorkflow Automationを前提にするとProfessionalが候補となり、現在$90/seat/month、5人で$450/month相当です。さらにProfessionalには現在$1,500のOne-time Onboardingが表示されています。

この条件に限れば、Pipedriveの画面上で確認できる基本料金は低くなります。

ただし、HubSpot ProfessionalとPipedrive Growthが完全に同じ機能範囲という意味ではありません。

\#\# ケースD:10人で、より深いSales Automation・Reporting・Scoring/Routeが欲しい

Pipedrive Premiumを最低候補とすると、現在$59/seat/month、10人で$590/month相当です。

HubSpot Professionalは$90/seat/monthなので、10人で$900/month相当+現在のOnboarding $1,500です。

ここでも営業機能だけの表示料金を比べると、Pipedriveの方が低くなります。

ただし、MarketingやServiceまで含めるなら話は変わります。

Sales Seatだけを比べて「Pipedriveの方が安い」と結論づけるのは不十分です。

\# 7|拡張と移行:1年後に何を増やしたいか

CRMは「今日どちらが使いやすいか」だけでなく、1〜2年後に何を接続するかで選ぶ必要があります。

HubSpotの強みを評価するときは、Sales Hub単体ではなく、MarketingやServiceを同じCustomer Platformへ寄せる価値があるかを見るべきです。

Pipedriveを評価するときは、Sales Pipeline中心の運用を維持しながら、必要な周辺機能をAdd-onや外部Integrationで補う形が自社に合うかを見るべきです。

将来の移行も、データを書き出せれば終わりというわけではありません。

両製品ともData Export機能はありますが、CRM移行の負担はデータを出せるかどうかだけで決まりません。項目設計、Automation、Integration、現場の運用を再構築する必要があります。

\# では、どちらを候補にするか

現時点では、こう考えると整理しやすいです。

\#\#\# HubSpotを先に見るチーム

\- 2人程度でまず無料からCRMを試したい
\- SalesだけでなくMarketing/Serviceとの統合を将来的に重視する
\- CRMをCustomer Platformとして育てたい
\- 高度なワークフローやレポートへ将来投資する前提がある

\#\#\# Pipedriveを先に見るチーム

\- Sales Pipelineそのものが中心課題
\- 営業担当者の日常運用をできるだけ明確にしたい
\- Email SyncやFollow-up Automationを比較的分かりやすいPlanで持ちたい
\- 広い統合基盤より、営業フローを先に整えたい

\#\#\# どちらでも即決しない方がいいチーム

\- CRMに何をさせたいかまだ言語化できていない
\- Marketing AutomationとSales Automationを混同している
\- 必要なレポートが決まっていない
\- Add-on / Credit / Onboarding / Integrationを含めた費用を見ていない

\# 契約前に5つだけ書く

1\. CRMを毎日触る人数
2\. 絶対に自動化したい3作業
3\. 毎週見る3つのReport
4\. Marketing/Serviceまで統合する予定があるか
5\. CRMのOwnerを誰にするか

この5つを先に決めておくと、機能一覧だけを見るより候補を絞りやすくなります。

HubSpot公式:[HubSpot公式サイトを確認する](https://kkhuljowfrytzmcxilbv.supabase.co/functions/v1/affiliate-click-meter?c=crm-compare-01&v=hubspot)
Pipedrive公式:[Pipedrive公式サイトを確認する](https://kkhuljowfrytzmcxilbv.supabase.co/functions/v1/affiliate-click-meter?c=crm-compare-01&v=pipedrive)

Phase-0では通常の公式リンクのみを使い、Affiliate Linkは使いません。

主な確認先(2026年8月23日確認):
\- HubSpot Sales Hub料金: https://www.hubspot.com/pricing/sales
\- HubSpot Pipeline Automation: https://knowledge.hubspot.com/object-settings/set-up-pipeline-automations-for-objects
\- HubSpot Sales Hub reviews (G2): https://www.g2.com/products/hubspot-sales-hub/reviews
\- Pipedrive料金: https://www.pipedrive.com/ja/pricing
\- Pipedrive Email Automation: https://support.pipedrive.com/en/article/automations-emails
\- Pipedrive Email Sync: https://support.pipedrive.com/en/article/email-sync
\- Pipedrive reviews (G2): https://www.g2.com/products/pipedrive/reviews

Redditは、購入検討者が使う言葉や論点を把握するための補助Signalとしてのみ参照し、料金・機能の事実確認には使用していません。

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