🏙 街で読む経済 第170回 ~街のお店を「株」だと思って歩いてみた~
📈 もし、この店が上場していたら
街を歩いていると、
いろいろなお店があります。
新しくできた、
おしゃれなカフェ。
昔からある、
小さな定食屋さん。
いつも人が入っている、
ドラッグストア。
開店したばかりで、
花がたくさん並んでいるお店。
ふと思いました。
もし、
街のお店が全部、
株式市場に上場していたら。
どんな「銘柄」に
見えるのでしょう。
もちろん、
今回は完全に、
経済用語を使った遊びです。
決算書も読まずに、
投資判断をしてはいけません。笑

☕ グロース株っぽい店
新しい店舗。
きれいな内装。
次々と登場する新商品。
SNSでも、
積極的に宣伝している。
さらに、
別の場所にも、
新店舗がオープン。
こんなお店を見ると、
なんとなく、
「グロース株」
っぽく見えてきます。
稼いだお金を、
設備。
広告。
新しい商品。
次の店舗。
そんな成長のために、
どんどん使っているように見える。
もちろん、
本当に成長しているかどうかは、
外から見ただけでは分かりません。
でも、
街を歩きながら見る分には、
なかなか勢いのある銘柄です。

🍚 高配当株っぽい店
一方、
昔から同じ場所にある、
小さな定食屋さん。
外観は、
ちょっと古い。
派手な広告もない。
でも、
お昼になると、
いつものお客さんが入っていく。
値段は手頃。
量もしっかり。
「また来よう」
と思える安心感があります。
これを株に見立てるなら、
なんとなく、
「高配当株」
っぽい。
急成長する感じではない。
でも、
今いるお客さんに、
価格や量という形で、
しっかり価値を返している。
そんなふうに見えてきます。
もちろん、
大盛りは配当金ではありません。

🏪 ディフェンシブ株っぽい店
さらに歩くと、
スーパー。
ドラッグストア。
クリーニング店。
生活に密着したお店があります。
景気が良くても、
悪くても、
日用品は必要です。
薬も必要。
食べ物も必要。
こうした店は、
株式市場に例えるなら、
景気変動の影響を比較的受けにくい、
「ディフェンシブ株」
のようにも見えます。
派手ではない。
でも、
街の暮らしには欠かせない。
これもまた、
強い銘柄です。

🚀 そして、IPO(新規公開株)銘柄
ある日、
街に新しい店ができます。
入口には、
開店祝いの花。
きれいな看板。
新しい内装。
SNSでも、
「新しいお店ができた!」
と話題になっています。
オープン初日は、
行列。
これはもう、
IPO直後の銘柄にしか
見えません。
期待は大きい。
注目も集まっている。
しかし、
3か月後は、誰にも分かりません。
…………。
投資と同じです。笑

🔍 街をスクリーニングしてみる
こうして考えると、
いつもの街歩きも、
少し違って見えてきます。
この店は、
成長へお金を使っているのかな。
この店は、
常連客を大切にしているな。
この店は、
景気に左右されにくそうだな。
もちろん、
外から見えるのは、
ほんの一部分です。
本当の経営状態は、
売上も、利益も、借入金も、
決算書を見なければ分かりません。
でも、
「この店は、何を強みにしているんだろう」
と考えながら歩くだけでも、
街を見る目が、少し変わります。

【一言コラム:街に眠る「バリュー株」を探せ】
グロース株や高配当株に加えて、もう一つ面白いのが「バリュー株(割安株)」です。
外観は少し古びていて目立たないため、世間からの注目度(株価)は低い。でも、実はものすごく美味しいメニューがあったり、こだわりの職人技が光っていたりする隠れた名店。そんな、まだ世間に見つかっていない「割安銘柄」を自分だけが発掘するのも、街歩きと投資に共通する醍醐味かもしれませんね。
📝 最後に
株式市場では、
企業を数字で比べます。
売上。
利益。
成長率。
配当。
でも、街のお店にも、
それぞれ違った強さがあります。
どんどん成長する店。
昔から変わらない店。
暮らしを支える店。
そして、
これからどうなるか分からない、
新しい店。
もちろん、
街のお店に、
株価はありません。
それでも、
少し投資家の目で眺めてみると、
いつもの商店街が、
ちょっとだけ市場に見えてきます。
今日も街には、上場していない「銘柄」がたくさん並んでいる。
こちらにいろいろまとまってます👇
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