「膝・股関節の変形は防げる?変形性関節症の原因と進行を緩める3つの対策」
はじめに
「最近、歩くと膝、股関節が痛いな、、、」
「鏡で自分を見ると、なんだか姿勢が歪んでない?」
そんな変化を感じている方はいませんか?
もしかすると、
それは関節の変形が
関係しているかもしれません。
加齢を基盤として
生じる関節の変形は、
50歳頃から少しずつ増え、
70歳、80歳になると
有病率が6割を超えるとされています。
「加齢が原因なら、防ぎようはないの?」
そう思うかもしれません。
確かに、
加齢そのものを
止めることはできません、、、
しかし、
変形性関節症の発生や
進行に関係する要因を知り、
生活習慣を見直すことで、
リスクを減らすことができます!
今回は、
1. 変形性関節症とは?
2. なぜ発生するの?
3. 変形を緩めるための対策3選
この3つに分けて、
できるだけ分かりやすく解説していきます。
1.変形性関節症とは?
変形性関節症とは、
関節の軟骨や骨などが徐々に変化し、
痛みや動かしにくさが生じる病気です。
特に多いのが、
・ 膝関節
・股関節
・手の関節
・脊椎
などです。
例えば膝関節では、
太ももの骨とすねの骨の間に
「軟骨」があります。
この軟骨には、
歩いたり立ったりしたときに
生じる衝撃を和らげたり、
関節を滑らかに
動かしたりする役割があります。
ところが、
長年にわたって
関節に負担がかかると、
軟骨がすり減ったり、
関節周囲の骨に変化が起こったりします。
すると、
「歩き始めが痛い」
「階段の上り下りがつらい」
「正座がしにくい」
「膝が伸びきらない」
といった症状が
現れることがあるんです。
さらに進行すると、
O脚やX脚などの関節の変形が
目立ってくることもあります。
2.なぜ変形性関節症は起こるの?
ここで重要なのが、
「年齢だけが原因ではない」
ということです。
もちろん、
加齢による軟骨などの
変化は大きな要因です。
しかし、
それ以外にも関節への負担を
大きくする要因があります。
代表的なのが、
① 体重
体重が増えると、
それだけ膝や股関節に
かかる負担も大きくなります。
特に歩行では、
単純に体重と同じだけの力しか
関節にかからないわけではありません。
歩く、階段を上る、
立ち上がるなどの動作では、
膝や股関節に体重以上の負荷が
かかることがあります。
実際に、
平地を歩くだけでも、
膝関節には体重の約2~3倍の
負荷がかかるとされています。
さらに、
階段を下りる際には、
約5~7倍もの負荷が
かかるといわれています。
つまり、
体重が増えるほど、
日常生活の中で関節に
かかる負担も大きくなるんです。
だからこそ、
適正な体重を維持することが、
関節を守るために大切なのです。
② 筋力の低下
「筋肉が弱くなると、なぜ関節に悪いの?」
そう思う方もいるかもしれません。
実は、
筋肉には関節を支え、
動きをコントロールする役割があります。
例えば太ももの筋肉が弱くなると、
膝関節を安定させたり、
衝撃を吸収したりする能力が
低下する可能性があります。
つまり、
筋力低下
↓
関節を支える力が低下
↓
関節への負担が増える
という、
悪循環につながる可能性があります。
③ 運動不足
「膝が痛いから、なるべく動かさないようにしよう」
これは一見すると正しそうですよね。
しかし、
痛みがあるからといって
長期間ほとんど動かなくなると、
筋力や体力がさらに
低下してしまいます。
すると、
痛い
↓
動かない
↓
筋力が低下する
↓
さらに動くのが大変になる
という悪循環に陥ることがあります。
もちろん、
強い痛みを我慢して
運動する必要はありません。
大切なのは、
自分の状態に合わせて
「無理なく動く」ことです。
3.変形を緩める対策3選!
では、
実際に何をすればよいのでしょうか?
ここでは、
日常生活で意識したい
3つのポイントを紹介します。
対策①「体重を適正に保つ」
まず意識したいのが体重です。
特に膝の変形性関節症では、
体重が増えることで
膝への負担が大きくなります。
ここで大切なのは、
「急激に痩せる」ことではありません。
極端な食事制限をするのではなく、
・ 食べすぎを減らす
・間食を見直す
・甘い飲み物を減らす
・日常的に歩く
など、
継続できる方法から
始めることが大切です。
「体重を1kg減らす」
という小さな変化でも、
関節にかかる負担を
減らすことにつながります。
対策②「筋肉を落とさない」
2つ目は、
筋力を維持することです。
特に膝周囲では、
太ももの前にある
大腿四頭筋などが重要になります。
例えば、
椅子から立ち上がる
という動作だけでも、
太ももやお尻の筋肉を使います。
そのため、
「運動を始めたいけど、
何をすればいいか分からない」
という方は、
いきなり激しい運動を
始めるのではなく、
椅子からの立ち座りや、
無理のない範囲での歩行などから
始めてみるのも一つの方法です。
ただし、
痛みが強くなる場合は無理をせず、
医療機関などに相談しましょう!
対策③「姿勢や身体の使い方を見直す」
3つ目は、
普段の姿勢や身体の使い方を
見直すことです。
「姿勢と関節の変形って関係あるの?」
そう思う方もいるかもしれません。
実は、
普段の姿勢や歩き方などによって、
関節にかかる負担のかかり方が
変わるんです!
例えば、
立っているときにいつも
片方の足に体重をかけていたり、
歩くときに身体が大きく
左右に揺れていたりすると、
特定の関節に負担が
偏る可能性があります。
また、
膝が痛いからといって
身体をかばうような動きを続けると、
別の部位に負担がかかることもあります。
そのため、
・ 立っているときに片足だけに体重をかけ続けない
・座るときに長時間同じ姿勢を続けない
・歩くときに身体を大きく傾けない
・痛みがある場合は、無理に動作を続けない
など、
普段の身体の使い方を
意識してみましょう。
ただし、
姿勢は「背筋を伸ばせばいい」
という単純なものではありません。
人によって骨格や筋力、
関節の状態は異なるため、
自分に合った姿勢や動作を
知ることが大切です。
「最近、歩き方が変わってきた」
「片方の膝ばかり痛い」
「立っているとき、いつも同じ足に体重をかけている」
このような変化がある場合は、
一度自分の姿勢や動き方を
見直してみるのも良いですね!
最後に、、、
変形性関節症は、
加齢を基盤として増えていく病気です。
だからといって、
「年齢だから仕方ない」
と諦める必要はありません。
もちろん、
加齢による変化そのものを
完全に止めることはできません。
しかし、
体重を適正に保つこと
筋力を維持すること
無理のない範囲で身体を動かすこと
こうした日々の積み重ねによって、
関節への負担を減らし、
身体を動かす能力を
維持することはできます。
そして、
もう一つ覚えておいて
ほしいことがあります。
それは、
「関節が変形しているから必ず痛いではない」
ということです。
レントゲンで変形が見られても、
痛みがほとんどない人もいます。
反対に、
変形がそれほど強くなくても、
痛みを感じる人もいます。
つまり、
「変形しているから痛い」
と単純に考えるのではなく、
筋力や動き方、体重、
生活習慣なども含めて
考えることが大切です。
「最近、膝が痛い」
「歩くのが以前より大変になった」
「階段がつらくなってきた」
そんな小さな変化を感じたら、
年齢のせいにして放置するのではなく、
早めに身体の状態を確認してみましょう。
関節を守るためにできることは、
今日からでも始められます。
最後まで見ていただき
ありがとうございました。
次回は、
変形性関節症の対策を
深堀していこうと思います!
ぜひ!ご覧ください!
