2025年を振り返る①
年が明けた頃の自分は、
「今年こそは…」と期待している反面、
どこか不安を抱えたまま店に立っていた。
正月営業。
久しぶりに会う常連さん、帰省ついでに寄ってくれたお客様。
賑やかで、嬉しかった。
でも、その後の営業日になると客足はまた落ち着いてしまう。

冬の寒さに負けないように火をつけて、
仕込みをし、ソースの味を確かめる日々。
けれど数字は思うように伸びてこない。
「美味しいはずなのに…」
「何が足りないんだろう?」
焦りと不安が胸の奥に座り続けていた。
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少し新しい事もやってみた
夜の営業時間を少し短縮したり、
サービスランチをスタートしてみたり。
小さなチャレンジを重ねながらも、
手応えがある日と、静けさに飲まれる日が交互にやってくる。

厨房に立つのが嫌になった日もあった。
好きなはずの料理と向き合うことが、
しんどく感じた日も確かにあった。
辞めたいというより、少し休みたい。
ただ「このままでいいのか」がぐるぐると頭の中で回っていた。
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3月、少しずつ動き出す
お客様の声、SNSでの反応、売上の波。
それらを丁寧に見つめるうちに、
“改善すべき場所がある” と気づきはじめた。
特に思ったのは、
「店の見え方を変えなければ、次のステージへは行けない」
料理の味には自信がある。
けれど 外観・店内・発信の仕方――
そこへの意識はまだ甘かったのかもしれない。
この小さな違和感とモヤモヤが、
後の 店内改装という大きな決断の種 になっていく。

2025年の最初の3ヶ月は、
結果を出すというより 心が静かに動き始めた時期 だったと思う。
次回は、いよいよ
店内改装に踏み出した第2話。
迷いと期待と不安を抱えながら動き出した裏側を書いていきます。
まだ、あの大きな変化が訪れるとは思ってもいなかった。
(第2話につづく)
