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島暮らし三年目、地域猫とほどよい距離で暮らす日々

島に来てから、日常になった猫との挨拶

地元にいた頃も猫を見かけることはありました。
でも、石垣島に来てから
「猫を見る頻度」は確実に増えたように思います。
道の端、駐車場の影、アパートの階段下。
ふと目を向けると、だいたいどこかに猫を見かけます。
あまりに見かけるので、見ると
「おはよう~」「ただいま~」と
ひっそり声をかけるようになりました…
自分ではそんなタイプではないと思っていたのに
結構新鮮な気持ち。

猫が多い理由ははっきりしないけれど
島で周りが海で、魚が豊富だからかな?
と勝手に想像しています。
もちろん家で飼われている猫もいるけれど
目につくのは首輪のない“地域猫”たち。
観光地のイメージとは別に
こうした小さな生きものが当たり前に暮らしている風景が
島の日常の一部になっています。

広報誌に載るほど身近な「地域猫」

ある日地元情報誌「広報いしがき」を読んでいたら
地域猫とのふれあいについての記事が載っていました。
去勢・不妊手術の助成
餌の与え方は“餌付けではなく節度を持って”など
かなり具体的な内容。
それだけ猫の存在が
この島では“身近な社会課題”なのだと
思わせてくれました。

サザンゲートブリッジを渡ったところの
「南ぬ浜町緑地公園」。
ここは捨て猫が多いらしく
広報いしがきでは
「ここに猫を捨てないように」と呼びかけていて
どこだろうと思ったら「あそこか!」
と、思った場所でもあります。
公園内には点々と猫たちがおり
ところによっては飲み水の皿がおかれていたり。
時々公園内でBBQをするのですが
夜になってトイレに行くと
便器に猫が鎮座していて
「おわっ!!」とびっくりすることも多く
猫たちにとって安住の土地でもあるようです。
でも、捨てるのは…
やはり責任を持って飼うなら飼って欲しいなあと
思ってしまいます。


ちゃんと手入れされているであろうトイレではあるけれど
トイレの中に入って
びびりました。

気まぐれだからこそ、ちょうどいい距離感

私の住んでいるアパート付近にも
時々隣のアパートのおばあが餌をあげている地域猫?が2匹いて
近づいても「さっ」と逃げる子達でしたが
1年ほど前に子猫が生まれて
一時期6匹ほどに増えたことがありました。
久々に見る子猫たちがじゃれ合って遊ぶ姿は
疲れた心をゆるめてくれる最高の癒しでした。
子猫たちも親と同じく
近づくと「さっ」と逃げて行きましたけどね。笑
そういえばその子達は
多分1,2匹しか見かけない…
だれか引き取ってくれたのかな?

ある日、魚屋でさかなの天ぷらを買って帰った時
車を降りた瞬間に猫がすり寄ってきました。
匂いに反応したのか、いつもそっぽを向かれてばかりなのに
あまりの素早さに驚きました。
発情期なのか、魚的なものを何も持っていない日でも
突然寄ってきて「なでろ!」と
お腹を見せてゴロンと横になることもあります。
お腹や背中をなでなですると
なんとまあ気持ちよさそうなお顔で。
「おやおや」と出かける用事があっても一旦足を止めて
しばしのもふりタイムに突入です。
上手なお子達です。
でもその好意は長続きせず
数日後には近づくと逃げられることも多いです…。
でもこの気まぐれさこそ
外で生きる地域猫らしさだと思います。

私自身は生き物を飼うことはしません。
いなくなった時が怖いので。
だから私は、気が向いたときにだけ許される
モフモフに甘えて、心の中でこうつぶやいています。
「本日も、モフモフさせていただいてます。」


なんとまあ、あざとい。
でもモフモフのためなら。
この子もなぜかしばらくしたら近づくと逃げて行きました。泣

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