人前で上がらないための
人前に立つと、緊張してしまう。
そういう方は多いと思います。
私ももちろんそうなんですが、その場面をうまくやる
そんなヒントをお伝えできたらと思います。
緊張するのは、自分ひとりが大勢の前に立つ
「1対大勢の構図」 になってしまうから。
今回は、その空気をやわらげる方法です。
聴いている人を、
まず味方につけてしまう。
そんな小さなマジックです。
私は、100人でも1000人の前でも話すことがあります。
それでも大きく舞い上がらずにいられるのは、
実はこの“魔法のお辞儀”があるからかもしれません。
といっても、何か特別なことではありません。
私が大切にしているのは、この3ステップです。
✅ きちんと前に立つ
✅ 全体をやさしく見る
✅ 挨拶のあと、一瞬の「間」を取る
一見、とても単純です。
けれど、この単純なことが、意外と意識していないと意外と
できていない場面をよく見かけます。
自己紹介のあと、
そのまま、続けて話に入ってしまう。
すると、呼吸が整わないまま、
自分一人で、気持ちだけが前に走ってしまうことがあります。
そうすると、
聴いている方との距離が縮まらないまま、
話だけが先に旅立ってしまうのです。
私は、ここがとてももったいないと思っています。
挨拶は、コミュニケーションの基本の「き」です。
だからこそ、この“魔法のお辞儀”を活かしたいのです。
たとえば、
「皆さま、おはようございます」
そう挨拶したあと、軽くお辞儀をする。
すると、自然と「一瞬の間」が生まれます。
その短い間に、自分の呼吸が整います。
気持ちも整います。
そして大事なのが、
不思議と、相手も心の中で挨拶を返してくれる。
すると、
ただ“見られる側”だった自分が、
少しずつ“つながった側”に変わっていきます。
これが、私の感じている
“魔法のお辞儀”です。
いろんなシーンで使えます。
結婚式のスピーチだったら、
「私は新婦の小学校からの友人の、○●●●です。
●●ちゃん、○○さん、ご結婚おめでとうございます。」
笑顔でお辞儀(間)
そして、話しはじめる。
実は、このことは高校生の面接指導でも伝えています。
面接でも、いきなり話し始めると、
ドキドキ、ドキドキ……と緊張が増してしまうことがあります。
でも、
✅ きちんと前に立つ
✅ 全体をやさしく見る
✅ 挨拶のあと、一瞬の間を取る
この流れがあるだけで、最初の空気が変わります。
人前で上がらない人がいるのではなく、
上がっても整え方を知っている人がいる。
私は、そう思っています。
だから、
「緊張しないようにしなきゃ」と思いすぎなくても大丈夫。
この3つのステップを意識することで、
その緊張の気持ちを少し手離すことになります。
まずは、最初の動きを整えること。
それだけでも、ずいぶん違ってくるんです。
今日のまとめと、もう一度。
✅ きちんと前に立つ
✅ 全体をやさしく見る
✅ 挨拶のあと、一瞬の間を取る
人前で話す前、緊張したときほど思い出してほしいのは、
話し方のテクニックより、最初の整え方です。
次に自己紹介や挨拶の場があるとき、
よかったらこの“魔法のお辞儀”(間)を試してみてくださいね。
これから出会いの多い季節。
「ほめる」視点も交えながら、
人と関わるときの小さなヒントをお届けしていきます。
ほめる達人協会 特別認定講師
さきぴー(中村早岐子)


