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詩 ただ歩く

 外に何となく出て、ただ歩き続ける。

歩道の側を車がたくさん通り過ぎる。

青空から注がれる光を浴びて、緑がキラキラ輝く。

青空を薄雲が緩やかに流れていく。

自分はただ外の世界を歩き続ける。

別に何の目的もない。

この歩くことには何の意味もない。

健康に良いとかそんなことは全く考えていない。

ただ目的も意味もなく、外を歩いている。

しかし、ただ歩くからこそ、何だか充実している。

外にあるものをたくさん浴びて、自分は、街路樹の緑がキラキラ輝くように、輝いているように思える。

目的や意味を脱穀した行動によって、自分そのものが、外の実在の世界に反応してキラキラ輝き始める。

その時、自分の生命は強く息づいている。

別に生きることに目的や意味など必要なかった。

ただ歩くだけで、充実していれば、それでよかった。

外が実際に存在するだけで、そして自分が生きているということが存在しているだけで、生きることはより実り豊かなものになる。

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