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なぜ低収入でも"お金持ち"になれるのか?

こんにちは、本田です。
今回は、なぜ同じ収入でも資産に大きな差が生まれるのか。
お金との付き合い方を変える一冊をご紹介します!

私が「NISAを始めたのに、なかなか増えている実感がない」と
感じていたときに読んでおきたかった一冊です!

『Psychology of Money 一生お金に困らない「富」のマインドセット』
著者:モーガン・ハウセル
出版社:ダイヤモンド社

🎬 Youtubeでも解説させて頂いた名著になっています(約10分)


この本はこんな人におすすめです。

  • NISAや積み立て投資を始めたけれど、不安になることがある人

  • 相場が下がると売りたくなってしまう人

  • 投資の勉強をするほど、何が正解かわからなくなってきた人

  • もっとお金が欲しいという気持ちに振り回されたくない人

  • 投資を長く続けるための「メンタル」を身につけたい人

一言でいうと、
「投資の知識より、お金との付き合い方を学びたい人」
におすすめしたい一冊です。


① お金に対する考え方は「経験」で作られる

本書で最初に考えさせられるのが、
「人のお金に対する価値観は、その人の経験によって作られる」
ということです。

年収も専門知識も豊富だった投資のプロが破産する一方で、
清掃員として働きながら地道に投資を続け、
巨額の資産を築いた人物が紹介されます。

一見すると、とても不思議な話ですよね。

でもハウセルさんは、
ここから「投資の成功は、単純な知識や頭の良さだけでは決まらない」と考えます。

その人がどんな時代を生きてきたのか。
どんな暴落を経験したのか。
家庭でお金についてどんな話を聞いてきたのか。

そうした経験によって、
「株は怖い」
と感じる人もいれば、
「株は長期で持つもの」
と考える人もいます。

どちらが正しいという話ではありません。
ただ、経験が違うから、お金に対する感覚も違う。

だからこそ、自分と他人の投資判断を単純に比較しないことが大切です。

NISAで相場が下落したときに不安になるのも、
決して「投資に向いていない」ということではありません。

それは、自分がこれまで経験してきた
「お金の記憶」が反応しているだけなのかもしれません。


② 「もっと欲しい」が、投資を壊してしまう

お金が増えてくると、次に出てくるのが、
「もっと欲しい」
という感情です。

これが非常に厄介です。

本書には、詐欺事件で知られるバーニー・マドフにまつわる有名なエピソードが登場します。

作家のカート・ヴォネガットが友人のジョセフ・ヘラーに、
「マドフは今日だけで、君がこれまでに小説で稼いだ生涯収入以上のお金を稼いだ」
と話します。

それに対してヘラーは、
「でも、私には彼が持っていないものがある。それは“十分”という感覚だ」
と答えます。

この「十分」という感覚。
実は、資産形成ではものすごく重要です。

なぜなら、
「もっと欲しい」→「もっとリスクを取る」→「大きく失う」
という流れが起きるからです。

そこで大切なのが、
「自分にとっての十分」を決めておくこと。
他人と比較するのではなく、過去の自分と比較する。

そして、
「このリスクを取って、何を得たいのか?」
と考える。
資産が増えても、際限なく欲しくなってしまえば、
いつまで経っても安心できません。

満足することは、諦めることではありません。
むしろ、これまで築いてきたものを守るための強力な武器なんです。


③ バフェットの秘密は「長く続けたこと」

投資家として有名なウォーレン・バフェット。

彼の成功理由というと、
「銘柄選びが天才的だから」
と思ってしまいますよね。

しかしハウセルさんが強調するのは、
「長く投資し続けたこと」です。

つまり、複利を味方につけた時間です。
複利は、時間が長くなるほど強力になります。

例えば、年7%で運用できたとすると、単純計算では、

10年後:約2倍
20年後:約4倍
30年後:約8倍

というように、時間が長くなるほど資産の成長が加速していきます。

ここで重要なのは、
「最高のリターンを狙うこと」より、
「途中でゲームから退場しないこと」
です。

どれだけ高いリターンを得ても、
途中で大きな損失を出して投資をやめてしまえば、
複利の恩恵を受けられません。

だからNISAでも、
「今年、どれだけ増えたか」より、
「10年、20年と続けられる仕組みになっているか」
を考えることが重要なんです。


④ 暴落の「不安」は、投資の入場料

ここが、本書の中でも特に印象的な考え方です。

投資で得られるリターンには、
「入場料」
が必要だとハウセルさんは考えます。

その入場料とは何か。
証券会社に払う手数料ではありません。

それは、「不安や恐怖に耐えること」です。

株価が30%下がる。
→ニュースでは「暴落」「危機」と騒がれる。
→SNSでは「もう株は終わった」と言われる。

そんな状況でも、投資を続ける。
これが長期投資の「入場料」なんです。

でも、ここで重要なのは、
「理論上、正しい投資法」と「自分が続けられる投資法」は違う
ということ。

いくら「暴落したら買い増すべき」と頭で理解していても、
実際に夜眠れないほど怖いなら、
その投資額は自分にとって大きすぎるのかもしれません。

だから、

・夜眠れなくなるほどのリスクを取らない
・自分が耐えられる損失額を知っておく
・相場が下がったとき、自分がどう行動するか事前に考えておく

この3つが大切になります。

長期投資で重要なのは、
「暴落を避けること」ではなく、「暴落しても続けられること」
なんです。


⑤ お金で買える最高のものは「自由」

最後に、本書で特に心に残る考え方をご紹介します。
それは、
「お金の最高の使い道は、
自分の時間をコントロールする能力を手に入れること」
という考え方です。

お金があること自体が幸せなのではありません。
お金があることで、
「嫌な仕事を無理に続けなくてもいい」
「家族との時間を増やせる」
「やりたいことを選べる」
そんな選択肢が生まれます。

これが、本当の「富」なのだということです。

そして本書では、
「富は見えない」
という重要な考え方も紹介されます。

高級車に乗っている人を見ると、「お金持ちだな」と思います。
でも、その人が本当にどれだけの資産を持っているのかはわかりません。
むしろ、本当に大きな資産を持っている人ほど、
それを派手に使っているとは限りません。

まだ使っていないお金こそが、将来の自由を生み出す。
これが「富」の本質です。

NISAで積み立てているお金も、単なる数字ではありません。
将来の自分の、「選択肢」を増やしているんです。


まとめ

「投資は、知識よりも心理との戦い」

大切なのは、

①「十分」を知る
②時間を味方につける
③暴落しても続けられる投資をする

この3つ。

そして、投資で最も重要なのは、

「最高の投資法を見つけること」
 ではなく、
「自分が続けられる投資法を見つけること」

なのかもしれません。

NISAを始めたのに、なかなか増えている実感がない。
相場が下がると不安になる。
もっと効率よく増やしたくなる。

そんなときこそ、一度立ち止まって、
「自分は、どのくらいの値下がりまでなら冷静でいられるだろう?」
と考えてみてください。

その答えを知ることが、
長期投資を続けるための最初の一歩になるはずです。


お金との付き合い方を考えさせられる一冊ですので、ぜひ書籍も手に取ってみてください。

🎬 Youtubeでも解説させて頂いた名著になっています(約10分)


このnoteでは、これまで学んできた知識や参考にしてきた本を「1冊5分で」わかりやすく紹介しています。「投資の基本」や考え方、さらに詳しい実践方法を知りたい方は、フォローしていただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

「本田の本棚」は、Amazon のアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。紹介している本は自分が実際に読んで参考になったものを、自分なりに噛み砕いて分かりやすく紹介することを心がけています。

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