イタリア情熱旅 ver.12 地下鉄への道のり
手に入れた相棒(ジョジョ第5部・第1巻)と共に、本屋を後にし、丘の上にある駅へ向かう。

Googleマップで駅の大体の場所は把握できているが、少しでも言語を覚えたい。実際に使ってみたい。そう思い、路上にある小さなコンビニの店主に、
「Dov’è la stazione?(駅はどこですか?)」
と、あえて道を尋ねてみる。
店主は指を差しながら、「ここを登っていけば着くよ」といった感じで、優しく教えてくれた。
その後、"何かを掘るようなジェスチャー"をしながら、何かを伝えようとしている。
よく分からないがおそらく、「その電車は地下を通っているよ」的なことを言いたいのだろうと解釈し、「グラッツェ!」と伝え、教えてもらった道を登っていく。

坂道と階段をしばらく登ると、目的の駅であるピアッツァ・アメデーオ駅の前に広がる広場に到着した。

電車の時間は調べていなかったが、時間にはまだ余裕があったので次に来る電車に乗ればいいか、くらいの気持ちで、駅の入り口へ向かう。
すると、入り口に黒いネットが立ち塞がっている。
「地下鉄だから、入り口を間違えたのか?」そう思いながら、入り口に貼られている注意書きをまじまじと見る。
どうやら駅構内で工事をしているらしく、その影響で駅そのものが閉鎖されていた。

ここで、さっきのコンビニの店主がしていた「掘る」ジェスチャーを思い出す。
あれは……
「工事中だから、その駅は使えないぜ。気をつけな!」と伝えたかったのか。と気づく。笑
だが、時すでに遅し。ここまで来てしまった。
再びGoogleマップを開き、スタジアムまでの行き方を検索する。候補に駅前から出ているバスも出てきたが、イタリアのバスは時間通りに来ない。
そんな話を聞いていたこともあり、バスに賭けるのはやめ、地下鉄の次の駅まで歩くことにする。
一筋縄ではいかない。これもイタリアか。
