メニエール病の症状が落ち着くまでに、私が少しずつ変えたこと🌷
メニエール病の症状が強かった頃、
私はずっと「このまま働けなくなったらどうしよう」と考えていました。
まだ起きてもいない未来なのに、
頭の中では常に最悪の想像が流れていて、
心も身体も、ずっと緊張していた気がします。
「働かなきゃ」
「止まったら不安」
「ちゃんとしていないと危ない」
そんな感覚が、
いつの間にか当たり前になっていました。
でも今振り返ると、
私は“現実”よりも、
“未来への恐怖”に追い立てられていたのかもしれません。
もちろん、
メニエール病は気持ちだけの問題ではありません。
ただ私の場合、
身体を壊すほど無理をしていた生き方を、
少しずつ見直していったことで、
症状も以前より落ち着いていきました。
今日は、
その過程で私が変えたことを書いてみようと思います。
拘束時間の長い働き方をやめた
まず大きかったのは、
働き方を変えたことでした。
以前は、
長時間拘束される環境の中で、
常に気を張っていました。
「ちゃんとしなきゃ」
「迷惑をかけちゃいけない」
そんな緊張感が抜けなくて、
家に帰っても頭が休まりませんでした。
でも、
自由が効きやすく、
拘束時間の短い働き方に変えてから、
少しずつ呼吸が深くなっていきました。
世の中には、
“普通に働ける人”を前提にした働き方が多いけれど、
私は、自分の身体に合う形を探す必要があったんだと思います。
創作を始めた
もうひとつ大きかったのは、
Xやnoteで文章を書くようになったことです。
不安や感情を、
ずっと頭の中だけで抱えていると、
どんどん苦しくなっていく。
でも、
言葉にして外へ流すことで、
少し心の中に余白が生まれるようになりました。
誰かに評価されるためというより、
自分の内側を整理するための時間だったのだと思います。
静かな夜に文章を書く時間は、
私にとって、
「ちゃんと生きなきゃ」から少し離れられる時間でもありました。
耳の体操を続けた
耳の体操も、
小さなことだけれど続けていました。
正直、
劇的に何かが変わったわけではありません。
でも、
“自分の身体を気にかける時間”を持つこと自体が、
どこか安心感に繋がっていた気がします。
身体を責めるのではなく、
「大丈夫?」と確認するような感覚でした。
コーヒーをやめた
私はコーヒーもやめました。
無理に我慢したというより、
「今の自分には刺激が強いかもしれない」と感じたからです。
当時の私は、
常に神経が張り詰めている感覚がありました。
未来への不安。
お金への不安。
ちゃんとしていないといけないという焦り。
コーヒーを減らした頃から、
少しずつ身体の緊張が緩んでいった感覚があります。
もちろん、
何がどれだけ影響していたのかは分かりません。
でも、
私にとっては、
“自分を覚醒させ続ける方向”ではなく、
“静かに休ませる方向”へ向かい始めた時期だったのだと思います。
「治す」より、「無理をやめる」だったのかもしれません。
昔の私は、
「早く元に戻らなきゃ」と思っていました。
でも今は、
元に戻るというより、
“無理を続けていた頃の自分”をやめていく時間だったのかもしれないと思っています。
まだ完全に不安が消えたわけではありません。
それでも以前より、
「ちゃんとしなきゃ」に追われ続ける時間は減りました。
メニエール病になったことで、
私は初めて、
自分の身体の声を無視できなくなったのだと思います。
もし今、
同じように苦しんでいる人がいたら、
「頑張り方を変える」という選択肢も、
心の片隅に、そっと置いておけたらいいのかもしれません。

夜になると、
不安は静かに輪郭を持ち始めます。
そんな夜のために、
「静かな夜の小さな旅」というシリーズで、
星の象徴を元にした散文詩を書いています。
眠れない夜や、
少し心を休ませたい時に、
そっと立ち寄ってもらえたら嬉しいです。
