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貯金だけだった私が、初めて配当金を受け取るまで

初めて配当金を受け取った時の金額は、
人生が変わるほど大きなものではありませんでした。

それでも、証券口座に表示された数字を見た瞬間、
私はものすごく感動しました。

自分は何もしていないのに、お金が入っている。

会社に出勤したわけでも、何時間も働いたわけでもありません。
自分が株主になった企業が利益を出し、その一部を私に分けてくれた。

頭では分かっていたはずなのに、実際に自分のお金として受け取ると、
見える世界が一気に変わりました。

それまでの私は、お金を増やす方法といえば貯金しか知りませんでした。

働いて、お給料をもらって、使わなかった分を銀行に残す。
口座残高が増えると安心する。
それが一番安全で、正しい資産形成だと思っていました。

株式投資は、経済に詳しい人や、数字が得意な人がするもの。
毎日パソコンの画面を見ながら、株を売ったり買ったりする難しい世界。

普通の会社員で、完全文系の私には関係ないと思っていました。

そんな私が投資に興味を持ったきっかけは、株主優待でした。

株を持っているだけで、商品や食事券が届く。
さらに、配当金まで受け取れる。

「何それ。楽しそう!」


難しい理論よりも先に、私はその仕組みにワクワクしました。

最初から大きなお金を投資したわけではありません。
現金はしっかり残しながら、自分が知っている企業や、
普段利用している会社を調べました。

そして、まずは実際に株を持ってみることにしました。

株を購入すると、それまで何気なく見ていた企業のニュースが急に自分ごとになります。

新しい商品が発売された。お店が増えた。売上が伸びた。配当金が増えた。

今までは単なるお客さんだった私が、その企業のオーナーの一人になったような感覚でした。

そして待ちに待った、初めての配当金。

金額は小さくても、私にとっては大きな一歩でした。

収入は、自分が働いた時間だけで決まるものではない。

この事実を、初めて実感できたからです。

それから私は、少しずつ株を増やしていきました。

配当金が入ったら、そのお金でまた株を買う。すると次に受け取る配当金が少し増える。増えた配当金で、さらに新しい株を買う。

最初は小さかった雪玉が、ゆっくりと大きくなっていくような感覚です。

もちろん、すぐに大きな金額になったわけではありません。

でも、前年より配当金が増えている。保有している株の数が増えている。自分が働いていないところでも、資産が少しずつ育っている。

その変化が嬉しくて、投資を続けることが楽しくなりました。

貯金だけをしていた頃のお金は、減らさないように守るものでした。

でも投資を始めてから、お金にはもう一つの役割があると知りました。

お金に働いてもらうこと。

この選択肢を知ったことが、私の人生を大きく変えました。

まだ投資を始めていない方は、
いきなり大きなお金を動かす必要はありません。

まずは、自分が普段利用している企業を調べてみる。
どのくらい配当金が出ているのか見てみる。
少額で一度、株主になってみる。

完璧に理解してから始めなくても大丈夫です。

私も、最初は分からないことばかりでした。それでも一度株を持ったことで、知りたいことが増え、少しずつ投資の世界が広がっていきました。

初めて受け取った配当金は、単なる数千円ではありませんでした。

私にも、自分のお金を育てることができる。

そう教えてくれた、最初の成功体験でした。

貯金しか知らなかった私にもできました。

次は、あなたの証券口座に配当金が入る番かもしれません。
サイドFIREへの道はそこから始まります。

一緒に、楽しみながらお金を育てていきましょうね。

ではまた次の記事で。

私が実際に保有している株銘柄や
サイドFIREを実現した方法については
こちらの本に記載しています。
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