【体験記】世田谷三児のママが小学校受験をやめて、教育移住を選んだ理由
お受験の波に飲まれている
世田谷区・目黒区にお住まいのママさんへ。
今、「小学校受験どうしよう…」って悩んでいませんか?
うちは――悩みに悩んで、一旦全部やりました。
有名大手塾、人気の個人塾、行動観察で定評のあるスクール…。
小学校受験に必要と言われることは、片っ端から体験してきました。
でも最終的に、東京での小学校受験はやめて、オランダへ教育移住するという決断をしました。
理由?
一言でいえば、お受験の波に飲まれて、「子どもにとって本当に大切なこと」を見失いかけていた自分に気づいたから。
小学校受験を考えたきっかけ
田舎育ちの私が受験を意識した背景
私も夫も地方出身、夫も中受組で小学校受験とは無縁の世界。
だけど世田谷に家を買い、男の子1人・女の子2人の3児を育てるうちに、自然と意識するようになりました。
家族や子どもの特性が後押しに
きっかけは夫が高学歴だったこと。
そして何より、教育熱心な義母の存在。
「自分の子育ては成功だった」という自負から、私へのプレッシャーは少なからず、いや、かなりありました。
さらに、長男が市販のワークやドリルが大好きで、勉強に前向きなタイプだったことも後押しに。
「うちの子、もしかして小学校受験に向いてる?」――
そんな軽い気持ちで、小学校受験の世界に足を踏み入れました。
実際に塾に通ってみて見えた“お受験のリアル”
自由が丘エリアの塾事情
自由が丘エリアには、小学校受験の塾が山ほどあります。
年中の春から、合格率の高いと評判の大手塾を中心に、授業やシーズナル講習を次々受けてみました。
驚いたのは、塾によって方針や雰囲気がまったく違うこと。
子どもの性格との相性が非常に重要で、合う塾を探すのは想像以上に大変でした。
母子同室と家庭学習の重圧
多くの塾では、授業内容は「親が家で再現・復習すること」が前提。
つまり、塾に通っていれば安心…ではまったくない。
“どれだけ家庭学習をやらせられるか”がすべてなんです。
親の負担は、正直…想像の5倍以上。
できる子が集まる塾でトップ10を狙おうもんなら…
朝5時に起きて2~3時間、夜寝る前にも2~3時間。
やりたくてやってた勉強がやらなくてはならない事に…
塾の費用とクラスの細分化
塾によって異なりますが、1コマあたり大体3〜5万円。
しかも、「体操」「行動観察」「総合クラス」「難関校対策」など、クラスは細かく分かれていて、気づけばいくつも取りたくなる仕組み。
周りを見れば、月に20〜30万円塾にかけているママたちがゴロゴロ。
熱心な家庭では、複数の塾を“掛け持ち”してる人も珍しくありません。
焦りと情報戦に巻き込まれる日々
最初は「うちはそんなに本気じゃないから」と思っていたのに、どんどんどんどん、沼にハマっていく。
「あの子はもう〇〇までやってるらしいよ」
「□□塾の先生は△△校に強いんだって」
そんな情報が飛び交えば、焦って、ついまた別のクラスを追加。
課金、課金、課金。
まるでガチャ課金のゲームのように、「これをやらないと不安」という気持ちに支配されていく。
次回予告・まとめ
こうして私たちは、本格的にお受験の渦に巻き込まれていきます。
でも、走り続けるうちに、心の中に大きな違和感が膨らんでいきました。
「これは本当に、子どものためになってるの?」
いや――もしかして、親の見栄や安心感のために、子どもを巻き込んでない?
そんな問いが、ふとした瞬間に頭をよぎるようになったんです。
次回は、兄弟育児と受験の両立に苦しんだ日々や、教育移住に傾いていった転機、そして大手塾別の特徴についても詳しくお話しします。
