ご飯に泣かされる?食事とココロの関係
ご飯を食べながら、不意に泣き出すシーン。
映画やドラマで見たことないかしら?
そして、実は
「時々、あんな感じになるの、私も。」
そう感じている方も、少なくはないと思うのです。
あれは、決して大げさな演出でも、
感情的になり過ぎているわけでもありません。
実は自然に起こり得ること。
ご飯を食べると、人はふっと気が緩むんです。
張りつめていたものがほどけて、
押さえていた感情が、顔を出す。
今日はそんな
「食べることで起こる、こころのゆるみ」について、
少しお話していくわね。
◆食事は、脾と肝が”作戦会議”をする時間
ご飯を食べると体温が上がりますよね。
東洋医学的に言うと、
食事によって、胃腸(脾胃)が温まり、
気血が巡り始めるからです。
気血の巡りによって、
体が「戦う」ことに使っていた力を
少し緩めていいよという合図になる。
いわば、戦闘モードの解除。
このタイミングで、
押さえていた感情が、ふっと表に出やすくなるのです。
ご飯が食べれらるって、
眠られるのと、どこか似ていると思いませんか?
敵がいる戦場で、
人はゆっくり食事をしたり、
安心して眠ったりはできません。
つまり――
心は、外で戦っているのです。
それを、
脾が「ここは安全」と知らせてくれる。
その、戦闘モードをオフにするスイッチが、
一口目のご飯。
脾が動きだして、気血が巡りだす。
すると、
感情の交通整理をしている肝が緩み、
「今は気を張りつめないで大丈夫」と、体が判断する。
そのとき、
こころの奥にしまわれていたものが、
涙という形で、そっと顔を出すのね。
◆涙のわけ
肝は、感情をため込む臓です。
怒りも、悔しさも、悲しみも、
「今は出せない」と判断されたものは、
いったん肝が引き受けます。
普段は、
肝が気を張ることで抑え込めている。
でも、
脾が動き、気血が巡り出し、
「もう気を張りつめなくていいかもしれない」
と判断された瞬間、
肝がそっと手を離すのです。
涙は、その合図。
五行でみると、
肝は「涙」を司るからなの。
◆涙が出やすい人の特徴
ママ業って、私は本当に、尊敬しています。
自分のことだけでも精一杯なのに、
家族のことを考え続ける生活が、
年中無休で続く。
それが、当たり前のように求められる。
どんなに頑張っていても、
報われなかったり、
理不尽な場面に出くわしたり。
「今じゃない」
「私が我慢すればいい」
そうやって、
感情を飲み込む場面も、きっと多い。
もちろん、
これはママ業に限った話ではありません。
仕事でも、介護でも、
人を支える立場にいる人ほど、
同じことが起きやすい。
◆「泣ける食卓」は悪いことではない
ご飯食べている時、
ほろりと涙がこぼれたら、
「こころの浄化中」。
そう思ってあげてください。
これは弱さではないのです。
「もう少し自分を大事にしてあげて」
体と、心と、魂(覚えています?『無意識のかけら』)が、
あなたにそう伝えている。
私はそう思うのよ。
カラダっておしゃべりですね。
泣きながら、笑いながら、
どうか、美味しくご飯たべてあげてね。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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