「思い通りにいかない」と怒る子への向き合い方ー「2歳に育てたい力」を4歳から取り戻す
長野の産後の駆け込み寺(自称)
「葡のか(ほのか)」です。
学習フリーペーパー
「Kids Do(長野版)」さんとの
共同企画でお届けする本連載。
読者の皆さまから寄せられた
“日々の子育ての悩みやモヤモヤ” に寄り添いながら、
一緒に解決や軽減のヒントを探していきます。
“なんとかなるかも⁈”と思える
きっかけになれば幸いです。
今回のお題:
4歳になりましたが自分の思い通りにならないと
地団駄を踏んだり壁を叩いたりと音を出して
怒ってるアピールをします。
その時の対応がわからないです…
(まめさん/須坂市)
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ーほのか:
まめさん…毎日本当におつかれさまです( ; _ ; )
小さな子どもの“怒りの爆発期”を
受け止めながら暮らすのは、
心も体もすり減りますよね…
それでも、
どうにか向き合おうとしてきた
まめさんの姿勢が、
文面からしっかり伝わってきました。
さて、今回のご相談ですが──
地団駄を踏んだり、
壁を叩いて“思い通りにしたい”気持ちを
強くアピールする行動には、
親子の力関係に一時的なズレが生じているサイン が
見えてきます。
これは“誰が悪い”という話ではありません。
忙しい毎日の中で、
こうしたズレはどの家庭でも起こり得るものです。
ここでの戸惑いを、
子どもの心の土台を立て直すチャンス と
捉えてみてください。
そして、そのカギとなるのが
「待つ」という力です。
【“待つ”は、2歳には身につけさせておきたい大切な力】
まず大前提として、
「待つ」は 2歳には身につけさせておきたい
発達の基礎スキル です。
ただし、
今できていない=悪い
という意味ではありません。
“気づいた4歳の今”からでも、
十分育て直すことができます。
【4歳だからこそできる、“待つ”の再トレーニング】
4歳だと、
言葉のやり取りも盛んになっていることでしょう。
今から行う“待つ練習”は
声かけを効果的に活用しましょう。
まずは日常の中で、
「今、お母さんはご飯の支度をしているよ
(今はこれが最優先事項)」
「今はこれをしているから、待っててね」
「終わったらあなたの番ね」
と、“今は何を優先しているのか” を短く伝えてから
数秒だけでも待たせる ところから始めます。
辛抱強く、「待たせる」
これを繰り返すと──
・思い通りにならない時の爆発が減る
・気持ちの切り替えがスムーズになる
・親がすぐ動かなくても大丈夫という“安心感”が育つ
という変化が少しずつ現れてきます。
【待てない時の具体的な対応】
「待てない!」の気持ちが爆発し始めたら、
まずしてほしいことは 感情の受け止め です。
「怒ってるんだね。今、待つのがイヤなんだね」
「やりたい気持ちは分かるよ。でも今はお母さんの時間だよ」
→ 感情は共感しつつ、行動は許可しない。
この“線引き”が非常に大事です。
そして、声のトーンは低く・短く・落ち着いて。
特に男の子さんは、真正面から目を見て伝えてください。
爆発している子どもは、長い説明は入りません。
「今は待つ時間」
「ここでやめようね」
「落ち着いたらお話しするよ」
この3つを軸に、短い言葉で伝えます。
【やってはいけないNG対応】
以下は、悪化させてしまう可能性が!
↓ ↓↓
✖ 泣き叫んだら要求を通す
→ 子どもに「泣けば思い通りになる」が定着してしまう
✖ 大人の感情で怒鳴る
→ 子どもは恐怖で動くようになり、
根本の改善にはならない
✖ 長々と説教する
→ 興奮状態の脳には言葉が入らない
✖ 無視し続ける
→ 放置ではなく“必要な線引きの提示”が必要
✖ 兄姉・周りの子と比較する
→ 子どもの自尊心を大きく傷つける
【待てたらの“褒める”の繰り返し】
「待つ」ができたら、どんな小さなことでも
必ず褒めてあげてほしいのです。
・「待っていてくれたね!」
・「我慢できたの、すごいよ」
・「あなたの“がんばり”を見ていたよ」
例えば、こんなこと。
さらに、「待っていていくれて、ありがとう」と
感謝を伝てあげられたら◎!
→ 行動を具体的に褒める のがコツ。
「えらいね」だけではなく、
“何ができたか” に光を当てると、
子どもの自信につながります。
子どもにとって
“親が思い通りに動かなくても平気な心”は、
家庭の安心にも、
のちの自己肯定感にもつながる大切な土台です。
まめさんのお子さんは、
きっとまめさんのことが大好きで、
いつも見ています。
だからこそ、感情があふれてしまう日もあるんです。
「待つ力」は、何歳からでも育てられる力。
でも、これができないと、
いずれ困ってしまうのは子ども自身。
今日から少しずつ、
まめさんのペースで取り組んでみてくださいね^ ^
あなたも、お子さんも、もっとラクになりますよ。
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最後までお読みいただき、
ありがとうございましたm(_ _)m
今回お伝えした「待つ」については
しつけのステップの第一段階として、
電子書籍「わたし、母になれますか?」の中で
詳しくお伝えしています。
気になる方はぜひ、
ダウンロードしてくださいね!
皆様の子育てライフに、
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