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hidemaro2005
『どんぶらこ』って、何?
波の音ですよ、波のね。
海岸や岸壁に行けば、ざぶんざぶんと規則的に聞こえる海の音ね。
じゃあ、桃太郎に出てくる
『どんぶらこ』は? これ、なに?
桃が流れてくる様子を表す言葉なのは分かるよ。
流れていますよ〜を表す擬態語じゃん。
オノマトペね。
実際は音もなく下流へ流れていく桃を、
「どんぶらこ」という擬態語ひとつで、
「大きな桃が流れてきますよ」と伝えている。
笹の葉サラサラ
砂がサラサラ
髪の毛サラサラ
文字がサラサラ……みたいな。
だけど、「どんぶらこ=川の音」と思う人がいるんじゃないかって思うのね。
海の音の代表が「ざぶん ざぶん」
川の音の代表が「どんぶらこ どんぶらこ」
川って穏やかな流れなら音はほとんどしない。
渓流や小川、溝はせせらぎがあるけど、基本的にぶつかるものがなければ、水は驚くほど静か。
それで、どんぶらこよ。
どうして、「どっこいしょ」や「ぷかぷか」
「ゆらゆら」「どぶん どぶん」じゃないんだろうと考えたことがない?
「どっこいしょ」は、重いものを持ち上げるときの掛け声。「ぷかぷか」は、軽い物が浮いている。「ゆらゆら」は、儚く流れに揺れている……とイメージしたけど。
桃太郎の桃は、赤ちゃんを宿した特別な桃。「どぶん どぶん」では、どこか軽すぎるのかなぁ。どうかなぁ?
私たちは、「どんぶらこ」と刷り込まれてるよね。どんぶらこ以外にベストマッチするワードがないって、笑えるわ。
もし桃太郎が最初から「ぷかぷか」だったら、今ごろ「桃はぷかぷか流れるもの」と信じていたのかもしれない。
