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違っていても、一緒にいられると思っていた。


※これはあくまで、1ファンの感情整理です※

今の気持ちを残しておきたくて、こうして書いています。
「じゃあ降りれば良い」とか、「ファンやめろ」とか、
そういう単純な話ではないということを
ご了承いただけた方だけ、お読みいただけると幸いです。




WEST.から2人脱退することが発表されてから、ずっと考えていることがある。

「方向性の違い」という言葉。

もちろん、流星とのんちゃんが言っていることを、私が全部理解できているわけではない。

むしろ、分からないことのほうが多い。

本人たちが話せる範囲で「方向性の違い」や「ズレ」と表現しているだけで、その言葉の中には、こちらには見えていない何かがあるのかもしれない。

だから、「方向性の違いって、具体的に何?」と外野から勝手に答えを出すつもりはない。

ただ。

私の中では、「方向性の違い=脱退」という方程式が、そもそも存在していなかった。

たぶん、これが今回のことを理解し切れない一番の理由なんだと思う。




私はKinKiKidsが好きだ。

今はDOMOTOという名前になったけれど、デビュー前から見てきた。(年齢がバレますね)

最初は、関西弁でキラキラした少年アイドルだったけど、時や成長とともに少しずつ変わっていった。

デビュー曲が「硝子の少年」だったこともあり、音楽もデビュー前とはどんどん変わっていった。




光ちゃんと剛さんは、そもそもタイプが全然違う。

やりたい音楽も違うし、仕事へのスタンスも違う。

剛さんなんて、今でこそ一周回ってものすごくアイドルだと思うけど、1人で絵を描いたり、深海魚を見たりするのが好きな人だ。小さい頃の夢は、漫画家か仏師(仏様を掘る人)。

「アイドル向きか?」と言われたら、まあ……どうなんでしょう。(ゴニョゴニョ)

どちらかと言えば、アーティスト気質かなというイメージ。

ソロ活動を始めてから、いろんな形を変えて、今はꓸENDRECHERIꓸとしてファンクミュージックを中心に楽曲を作っている。

一方で光ちゃんは、SHOCKというミュージカルの道を切り開いていった。

当初「歌はあまり自信がない」と言っていた彼が、帝国劇場に堂々と立っている姿を見た時は、身体が震えたのを覚えている。

自身だけではなく、後輩のプロデューサーとしての顔もある。

2人の活動を分けることで、それぞれが自分のやりたいことをやっているというのが、ファンから見た印象だった。

『グループに属していても、やりたいことは出来る。それを後輩にも伝えられたら。』

そんな思いでソロ活動をしていた
と、いつだったか剛さんが言っていた。

それを体現するかのように、春夏秋はそれぞれの個人活動。

冬になったら2人でコンサート。

そんな形が、いつの間にか定番になっていた。

コンサートの最後に「また来年の冬に会いましょう」と言われれば、ですよね👋という感じだった。笑




長年活動してきた分、
2人での活動がほとんどない年だってあった。

CDを出さなかったり、歌番組に出なかったり。

外から見れば、いくらでも「大丈夫?」と言われそうな状況だったと思う。

実際、言いたい人はずっと言っていた。

どっちがどっちの足を引っ張っているとか。

解散しろとか。

アンチだったり、どちらか一方だけを好きな人、いわゆるアンリーと呼ばれる人たちだったり。

週刊誌だって、暇さえあれば不仲説の記事を書き続けていた。

でも私は、そこまで2人の関係に不安を感じたことがなかった。

やりたいことが違うことと、2人でいることは、別の話だと思っていたから。

それぞれが自分の場所で好きなことをやる。

そして2人でいるときは、2人でしかできないことをする。

それでいいんだと思っていた。

今は改名して、事務所も出て、相変わらず個人の活動は活発だ。

それでも私は、

「この2人が、2人でいることをやめる」

という未来を、あまり想像していない。

結成からもう30年以上。

ここまで積み重ねてきたものを見ているから、

「この2人は、もう大丈夫なんだろうな」

と思っている。

まあ、そんな2人も、久しぶりに2人で会うと主に光ちゃんがバカデカボイスで

「剛くぅぅぅん!元気してたぁぁぁ!?😆」


みたいになるんだけど😂

そしてそれを「元気してましたよ☺️っていうか、一昨日も会ったやん」とにこにこ受け止めている剛さん。

そんな公開イチャイチャ←
をコンサートのMCで繰り広げてくるので

「私ら、何見せられてんの😇

となることも多い。

でも、そういうのも含めて、

違っていても、一緒にいられる
という事実を、ずっと見てこられたのだと思う。





WEST.も、そういうグループだと思っていた。

WEST.だって
7人全員が常に同じ方向を向いているわけじゃないように見えた。

アパレルやカフェをやっていたり、
舞台やミュージカルをやっていたり、
ドラマや映画をやっていたり、
コメンテーターをやっていたり、
武者修行Xに旅サラダ。

こうやって並べてみると、普通にバラバラだ。

それでも私は、それでいいと思っていた。

むしろ、それぞれが違うことをやっているから面白いんだと思っていた。

個人仕事では、それぞれの場所で頑張る。

そして7人になったら、それを持ち寄ってWEST.の魅力へと繋げる。

そんなものだと思っていた。




数年前、重岡くんが多忙を極めていた頃、
「しげは個人仕事が多いと、7人の仕事になったときにウザ絡みが増える」みたいな話をしていたことがあった。

「現場で猫被ってるから、俺らとやと自由になるんやろ」と。

それを聞いて、

「ああ、そうなんだろうな」

と思っていた。

個人の現場では、それぞれがそれぞれの顔で仕事をしている。

でも7人になったら、ちょっと違う顔になる。

「お前らの前では、素でおってもええやろ」

そんな感じなんだろうな、と。

そして、それを周りも受け入れている。

「はいはい、しげやし😂」

そんな関係なんだと思っていた。

そうやってお互いのことを受け入れてきたのかなと思っていた。





そもそも、成人男性が7人もいたら
意見なんて合わないのが普通だと思う。

いい大人が2人でも
100%合致なんてしないんだから。

それが7人になったら、ピッタリ一致なんて不可能に近い。

音楽の好みも違う。

やりたいことも違う。

仕事に対する考え方も違う。

人生に対する考え方だって、きっと違う。

だから、

「これは俺がやりたい」
「いや、俺はこう思う」
「じゃあここはこうしよう」
「そこは譲れない」
「じゃあこっちは譲る」

みたいなことを、きっと何度もやりながら続けているんだと思っていた。

それがグループなんだと思っていた。




気持ちの整理も兼ねて、過去の雑誌を片付けていたら、ちょうど2年くらい前のananが出てきた。

そこには、7人それぞれが思うWEST.についての言葉が並んでいた。

anan NO.2413より


今読むと、特にのんちゃんの「思いやり、寄り添う」と、流星の「尊重」という言葉が引っかかった。

もしかしたら。

こういうことを大事にしてきた2人だからこそ、それが7人でいる中では、どうしても保てなくなった。

そんなことも、今回の決断の一つにあったのかな。

もちろん、それが今回の真意かは分からない。
ただ、今になってこの言葉を読むと、そんな風に感じてしまう。




だから、一部で言われているような、

「重岡がやりたいと言ったら聞かないから、他のメンバーが押し込められていた」

みたいな話を見ても、

仮にそういうことがあったのだとしても、

だとしたら

「爆発する前に言えや」案件では??😇

と思ってしまう。

もちろん、実際には言っていたのかもしれない。

言っても解決しなかったのかもしれない。

何度も話し合って、それでもどうにもならなかったのかもしれない。

そこは私には分からない。

でも、仮に

「こいつに何を言っても無駄だから」

というところまで思っていたのだとしたら。

それはもう、「今回脱退することになったから出てきた問題」ではなく
その時点で、私が思っていた以上に、グループの中には深い溝があった
ということになる。

そう考えると、

じゃあ私は今まで何を見ていたんだろう。

となる。





バンドなら「方向性の違いで解散」というのも、そこまで違和感がない。

バンドって、個人の音楽性がそのままバンドの活動に直結する部分が大きいから。

「俺はこういう音楽をやりたい」
「俺はこっちをやりたい」

となったら、

「じゃあ別々にやろう」

は、比較的分かる。

でも、アイドルグループって、私の中ではちょっと違う。

グループとしての活動があって、その上で個人の活動がある。

それぞれが役者をやったり、舞台に出たり、音楽をやったり、バラエティに出たりする。

でも、その人たちは個人の名前だけで活動しているわけじゃない。

「WEST.の○○です」

と、グループ名から名乗る。

グループが、一つの大きな土台になっている。

以前、WEST.を「母船」みたいなものだと書いたことがあるが
グループというのはそういうものだと思ってきた。

それぞれが好きな場所へ行ってもいい。

それぞれの仕事をしてもいい。

でも、帰ってくる場所はWEST.。

そういうものなんだ、と。

だから、

「その場所自体から降りたい」

となることが、まだよく分からない。

理解したいとは思っている。

流星とのんちゃんが、自分たちの人生をどうしたいのかを決めることを否定するつもりもない。

ましてや、本人たちにしか分からない事情があるのなら、外野の私が勝手に「こうだったんでしょ」と決めつけることなんてできない。

ただ、

「方向性が違うから、グループを離れる」

という選択肢が、私の中にはなかった。





だけど、もしかしたら。

これまであった大概のことは大丈夫だったけど、
今回だけはどうしても無理だった。


ということなのかもしれない。

方向性のズレだけじゃなくて、私たちには知らされていない何かがあったのかもしれない。

いくつものことが積み重なっていて、それを全部まとめて「方向性の違い」としか言えなかったのかもしれない。

8月9日のことが、何かのきっかけになったのかもしれない。

逆に、ほとんど関係ないのかもしれない。

メンバー同士の間では、もっとずっと前から話し合われていたのかもしれない。

考えれば考えるほど、分からない。

本当に分からないことだらけだ。

だから私は、脱退した2人の気持ちを「方向性の違い」という一言だけで測るつもりはない。

それだけでは、きっと何も分からない。

ただ、

「方向性の違いで脱退する」という出来事そのものが、私にはものすごく大きなことだった。

今まで私が見てきた「グループ」は、

違っていても一緒にいるものだったから。





KinKiをずっと見てきたせいなのかもしれない。

性格も違う。

やりたいことも違う。

音楽も違う。

個人活動も全然違う。

グループでの活動がほとんどない時期だってあった。

それでも、なんやかんやで今も2人でいる。

そんな彼らを長年見てきたから、

「違っていて当然。違っても、一緒にはいられる」

という考えが、私の中では当たり前になっていたのかもしれない。

……見方を変えれば、ものすごく悪い見本を見せられてきたのかもしれない😇笑



だからWEST.も、

それぞれ違う7人が、その違いを抱えたまま7人でいられると思っていた。

それができるグループだと思っていた。




「方向性の違いだったんだ」

と言われると、

「そうか」

とは思う。

思うけど。

……本当にそれが理由で抜けるの?

というのも本音。

たぶん私は、まだこの「なんで?」を完全には飲み込めないんだと思う。

本人たちにしか分からないことがあるのも分かってる。

これから何か分かるのかもしれない。
最後まで分からないのかもしれない。

でも、今となっては、私が考えて答えを出せることでもない。

だから、分からないまま受け取るしかない。

それでも、

「そうか、方向性が違ったんだね」
だけで、すんなり納得できるわけでもない。

……まぁ、しばらくは

「なんなん??😇」

でいいのかもしれない。

分からないものを、無理に分かったことにしなくても。

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