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サッカーの指導を辞めてから、指導者の凄さが分かった。

最近、車でグラウンドの横を通ると、ふと思うことがある。
「指導者って、すごいなぁ」と。
今は炎天下。
平日は仕事でヘトヘトになるまで働いている人たちが、週末になると朝から子どもたちの練習に付き合っている。
試合の日なんて、運転、試合、審判、そしてまた運転。
低学年を担当している指導者なら、着替えや食事のことまで面倒を見なければならない。
そして、試合が終われば終わりではない。
試合で感じた課題について、ネットで練習方法を調べたり、他の指導者の動画を見たり。
次の練習でどうすれば子どもたちが上手くなるのか、一生懸命考えている。
きっと、サッカーが好きで、子どもが好きじゃないと務まらない。
自分もクラブチームで8年間、指導者をしていた。
だから、その大変さは分かっているつもりだった。
でも、指導を離れてみて、改めてその凄さを感じるようになった。

自分が中学生の頃、全国大会に出場した。
当時の顧問は、バスケットボールの経験しかなかった。
今のようにYouTubeもない。
インターネットで、世界中のサッカーの情報を簡単に調べられる時代でもなかった。
それでも全国大会に出た。
今思えば、技術的なこと以上に、あの頃は「気持ち」が大事だったのかもしれない。
「絶対に勝つ」
「最後まで走る」
そんな気持ちでサッカーをしていた。
でも、今は違う。
サッカーに関する情報は、膨大にある。
その中から、それぞれのチームや子どもたちに合った練習方法を探し、試して、また考える。
今の指導者たちは、本当に一生懸命勉強している。
4種だけでも、全国に約7,800ものチームがあるという。
そこに何人もの指導者がいる。
一人ひとりの指導者が、自分の時間を使い、汗を流し、子どもたちと向き合っている。
その一人ひとりの汗と情熱が、今の日本代表を支えている。
そして、未来の日本代表も支えている。
日本代表というピラミッドの頂点だけを見ると、そこにいる選手たちが特別な存在に見える。
でも、その底辺を支えて、少しずつ底上げしているのは、毎週グラウンドに立っている指導者たちなんだと思う。

炎天下の中、子どもたちと一緒に汗を流している指導者を見ると、
「本当にすごいなぁ」
と改めて思う。
指導者の皆さん、本当にありがとう!

そして最近、もう一つ思うことがある。
小学生へのサッカー指導と、会社でのマネージメント。
実は、この二つはとても似ているんじゃないか。
8年間の指導者経験が、今の自分の仕事に意外なところでつながっている。
この話は、また今度。

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