2026年1月 ② 北部九州 乗り鉄・フェリーの旅 中編
こんにちは。松浦鉄道(MR)全線乗り潰し完了に伴い、何故か松浦亜弥のファンになってしまいそうな、アラ還マツウラーのホタテマンです。
旅行2日目
昨日は佐世保からMRでたびら平戸口・伊万里経由にて有田まで乗車し、有田から折り返しで伊万里に戻ってJR筑肥線で唐津に移動。最後は唐津からバスで呼子に移動してヒミツキチチャンネルさんの事務所で飲み会&就寝となった。
本日は旅行の2日目にて、先ずは呼子の朝からスタート。

ハルさんが作ってくれた朝食。大根ステーキに目玉焼に白菜サラダ。美味しい九州の味噌を使ったお味噌汁にご飯は確かハルさんのご実家で作ったものだと思う。2日酔いには優しい献立に感謝。
佐世保の夜を含め、2日連続で深夜まで飲み会だったのでホタテマンのレバーも若干お疲れ気味。気持ち良い朝を食事しながらダラダラ過ごしていたら時間があっという間に過ぎてしまい、呼子のバス乗り場まで車で送ってもらう。

少し話しを脱線させたいのでバスの話を少々。ホタテマンはそこまで路線バスにロマンを感じるタイプではないのだが、地方に行くとバス利用は避けられないので少し関心を持つようになって来た。それで長崎や佐賀の事情を話すと長崎空港近辺は長崎県営バスの縄張り。北上して佐世保を中心とする長崎北部は西肥バスが強い。そして佐賀県の北部しか詳しくないが、唐津や呼子は昭和バスのテリトリーになる。車社会が浸透している地方において、バスやローカル線の利用客は観光客を除けば免許がない高校生と運転が危うい高齢者が大半。少子化が進むなか、高校生の利用客数は減少傾向だろうし、高齢者は増えているが団塊世代が鬼籍入りするであろう10年後には大分減ると思われるので今後は更に地方自治体の補助金を突っ込まないと地方のバスや鉄道の路線維持は難しくなるだろう。
閑話休題
唐津駅到着!
唐津は現在進行形でゾンビランド・サガとのコラボ中。良いアニメなのでご存知ない方は先ずはこちらのPVをご覧頂きたい。
駅構内の観光案内所には大きなパネル。

駅構内にはイカシュウマイで有名な呼子の萬坊もある。

JR唐津線 唐津 11:44 => 佐賀 13:04

唐津線は唐津を出ると昨日、伊万里から乗った筑肥線と同じ路線を鬼塚・山本と走り、山本で筑肥線と別れ、有田よりもっと東にある長崎本線と合流する久保田を目指す。本日の目的地は長崎駅なので久保田で下り線に乗り換えても良いが、乗り換え時間が40分もあるのでその先の佐賀まで移動する。

佐賀到着!



佐世保・ハウステンボス方面行き特急みどりが入線。前の方には特急ハウステンボスが併結されているはず。早岐で切り離し、各々南北別方面に大村線を最終目的地に向かって行く。
長崎本線 佐賀 13:21 => 肥前浜 13:56

さあ、いよいよ長崎本線である。長崎は海上航路がメインだったころは中国本土への客船の発着地として栄えた。当時は東京から上海に行く際は列車で長崎まで行き、そこから船が当たり前だったので歴史ある路線なのだが、西九州新幹線運用開始に伴い、リレーかもめの接続駅が武雄温泉駅になり、江北駅から鹿島方面に行く長崎本線に特急列車を走らせる理由が軽減したので、途中の博多~肥前鹿島間を運行する特急かささぎが新設され、ちょろちょろ走っている。(大村・諫早・長崎方面へは西九州新幹線をどうぞってことだろう。)
肥前浜到着!
対面で待っている長崎行きに乗り換え。
長崎本線 肥前浜 13:58 => 長崎 15:34

肥前浜から先は非電化区間なので気動車に乗り換え。肥前鹿島で乗客はだいぶ降りたので列車内はかなりスカスカ。ここから諫早経由で18駅先の長崎を目指す。

諫早まではガラガラだったが、諫早でどっと乗客が乗り込み、終点の長崎まではかなり混んでいる。
それにしても長崎県は海と山が豊富だ。有明海、大村湾、橘湾や西彼杵半島、島原半島、北松浦半島等。更に無数の離島で構成されており、釣り師であるホタテマンにとっては地図を見るだけでヨダレ・ダラダラものである。
長崎到着!




西九州新幹線開通のおかげで長崎駅もだいぶ綺麗にリニューアルされた。
長崎ではフェリーに乗り換える。先ずはフェリーターミナルへの移動。徒歩20分程度なので歩ける距離だが、荷物が重く、病み上がりなので路面電車で移動することに。

長崎にはまだ路面電車が残っている。ようするにチンチン電車だ!駅前から1号系統で南に2駅先の大波止まで移動。因みに、有名な出島はもう1つ先。

長崎の路面電車はいつ乗っても混んでいる。それだけ市民の足として定着しているのだろう。
大波止到着!

ここから徒歩5分でフェリーターミナル。

長崎県は本土の西側に無数の有人島が連なる。昨日立ち寄ったたびら平戸口からは平戸大橋で平戸に移動でき、更に平戸からは生月大橋で生月島に渡れる。しかし、平戸・生月から南の島は本土からどんどん離れていくので玄界灘に浮かぶ壱岐・対馬を含め、船か飛行機で渡るしかない。
壱岐へは唐津と博多からフェリーが出ており、対馬へは壱岐と博多からフェリーが出ている。そして上五島方面へのフェリーのハブは佐世保だが、中五島とこれから向かう福江島がある下五島へのフェリーのハブはここ長崎になる。そして五島列島へのフェリーアクセスのハブ港である佐世保と長崎の航路を牛耳っているのが九州商船である。
先ずは乗船券の購入。選んだのは一番安い2等の雑魚寝。費用は4000円。乗船時間は3時間10分。時間の割に値段が高い。例えば。。。
大洗~苫小牧の商船三井が1時間あたり583円
横須賀~新門司の東京九州フェリーが1時間あたり666円
大阪南港~新門司の名門大洋フェリーが1時間あたり641円
仙台~苫小牧の太平洋フェリーが1時間あたり633円
長距離フェリーとの比較は良くないかもだが、1時間あたり1,265円は少し高く感じる。

出港までまだ40分あるので遅めのランチとする。利用したのはこちら↓

無難にカレーで良かったのだが、面白いメニューを見つけてしまった。

長崎なのでドラゴンなのだろうが、どの程度辛いのか興味があり注文。病み上がりでノドが本調子じゃなかったので汁に対抗するためライスも注文。両方で丁度1000円だった。
味の方だが、しっかり辛いが激辛ではなく、ちゃんと出汁が効いていてとても美味。麺は五島うどんかは不明だが、比較的細麺だった。いや~~、良い意味で裏切られた感じがして、少し感動してしまった。
ボチボチかなと思い、乗船口がある2階に上がると凄い人。早くから並んでいる人がいたり、乗船時には係員が走らないように再三注意したりと、プチカオス状態。興味深かったのが乗船の呼び出し方法。乗船券には整理番号がついており、その番号を何番~何番まで乗船可能とアナウンスするスタイル。自分は予約なしで購入したので整理番号は192番。最後の方だ。

椿のスペックはこちら↓
2012年(平成24年)12月1日就航
総トン数:1,600トン
旅客定員:482名
最大速力:20.7ノット
航海速力:18.0ノット
就航航路:長崎~五島航路

乗船したら最後の方だったので雑魚寝場所はほぼほぼ占領されてしまった。荷物を端っこに置かせてもらい、デッキに向かう。

出港!
九州商船 「椿」 長崎 16:50 => 福江 20:00

出港してから暫くの間は湾内なので海は穏やか。直ぐに進行方向右に現れるのは三菱重工長崎造船所立神工場。

正面に見えるのが「もがみ」型護衛艦(FFM)。番号が消されているので新造船かも。サイズ的にはフリゲート艦なので3,900トン程度。
左の手前が「あさひ」型護衛艦。サイズはDD-119なので駆逐艦で5,100トン程度。イージスシステムは載ってない模様。その奥は判別不能。新造船かな?

正面は117番なので「あさづき」型護衛艦、DD-117の「すずつき」。排水量は5,050トン。
左手前はDDG-173の護衛艦「こんごう」型の1番艦「こんごう」。イージス艦なので誘導ミサイル搭載で排水量7,250トン。米軍のDDGそっくり!排水量は米軍の方が2,000トンほど多いかな。米軍のDDGと比べ、「こんごう」にはヘリ・ハンガーがないし、VLSの数も少ないのだろう。

そろそろ湾外に出る。


橋を過ぎると進行方向左手に巨大造船所が現れる。

先程見た海自の艦船を修理していた造船所の5倍は軽くある規模だ。グーグル先生で確認すると三菱重工 長崎造船所とあるが、ガントクレーンの会社名が消されているので、業界再編が激しい造船業界にて、どこかに売ったか合併したのだろう。先日業界最大手の今治造船とJMUが合併するとニュースにあったが、三菱重工もそうなのか?
造船所の次に進行方向左に見えてくるのが沖之島とを繋ぐ伊王島大橋



外洋に出たら物凄い波!西風なので正面から吹く風に乗って波しぶきがシャワーのように降ってくる。もう見るものもないのでこのタイミングで客室に戻る。
何とか横になる場所を見つけ横になっていたら寝てしまった。かなり揺れたがアネロン先輩のお陰でマーライオンは回避できた。
福江島到着!
本日の最終便なのでターミナル内も少し暗い。ここからはスーパーに寄って夜食を買い込みホテルに向かうのみ。しかし、これも離島あるあるなのだが、ろくに街灯もなく、ターミナル前の駐車場は真っ暗!地元民は気にするようすもなくスタスタと歩いて行くが、初上陸のホタテマンには目が慣れるまでしばらく難儀した。
また、これも離島あるあるなのだが、午後の8時には経済活動が終わってしまっていた、あれだけ船に乗ってた乗船客はいったい何処に行ってしまったのかと思う程静かなのだ。
港からは南西方面に徒歩10分程でエレナに到着。適当に総菜と飲み物を購入し、ホテルを目指す。

今度はエレナから真北に移動。途中、ライトアップされた福江城の前を通過。

福江城を回り込むようにターミナルからみて真西の位置になるホテルに到着。約10分程の徒歩移動。


ホテルには午後9時にはチェックインできた。古いホテルだが設備は良かった。アイスマシンが自分の部屋の直ぐ近くだったのでドリンク作成には超便利。熱いシャワーを浴び、ネフリを見ながらチビチビやる。今夜のメニューは皿うどんに数の子の粕漬。メンチカツに金時豆の煮もの。お供は「椿」の船内で飲めなかったビールとストロングゼロ2本。3本飲んだらよい気分になったとさ。デザート(半分は翌朝の朝飯)には佐世保に本社があるアぺルの「さっくりサトちゃん」。これが意外と好き。
明日の太古まで書こうと思いましたが、5000字近くなったのでここでやめます。明日はとうとう太古に乗れるのでドキがムネムネしてきました。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう!!!
