看護師勤務完走!学生に転生します!
最後の勤務まで、やっぱり私は、はちゃめちゃでした。
走り回って、たくさん笑って、時間のある限り患者さんの話を聞き、
どうしたらもっと良いケアができるかを考え続けていた気がします。
あんまり“しんみり”するのは得意じゃないし、
褒められるのも正直すごく苦手です。
でも、足掛け7年お世話になった大先輩たちから、
あたたかい言葉をかけてもらったとき、
こらえきれずにメソメソしてしまいました。
「もう一回、入浴介助がしたかった」
「もう一度、あの人の話を聞きたかった」
そんな気持ちもあるけれど、今日で終わり。
私の“日本での看護師生活”はここで一区切りです。
大学で看護を学び、同級生と一緒に一番まっすぐなレール=大学病院に就職。
でもそれは私にとって、最悪のレールでした。
うつになり、働けず、夜が怖くて泣いた日。
逃げ出そうとして力尽きた夜もありました。
そんな私を拾ってくれたのが、精神科の病院です。
レジェンドのような先輩たち、本を読み、研修に出て、現場で試してまた失敗して…。
その繰り返しの中で「患者さんと人として関わること」の意味を知りました。
そして訪問看護へ。
そこには逃げ場はなく、でも真剣勝負の日々があって、
名前で呼んでもらえ、人生の節目に立ち会えました。
泣いたり、怒ったり、やけ食いした日もあったけれど、
「待ってたよ」と迎えてくれる玄関の温かさに何度も救われました。
病棟と地域、理想と現実、参考書と実際のケア。
違いや葛藤にぶつかるたびに、もっと学びたい気持ちが強くなりました。
市内を歩けば、訪問した家の近くを通るたびに思い出がよみがえるし、
留学を決めたときに背中を押してくれた人たちの顔も思い出します。
泣いて、笑って、悩んで、走り抜けた7年間。
精神科看護に出会えて、本当に良かった。
そして次はイギリスでの学びが始まります。
涙がじんわりしながらも、未来はきっと明るいと信じて。
2025年8月22日
へっぽこ
