読んだ本(2025年2月上旬)
2月上旬の読了本。
図書館本が間に挟まって図書館戦争シリーズがなかなか再開できない。
積ん読の本 / 石井千湖
本を読むよりも買うスピードが上回ったまさにその瞬間から「積ん読」は始まる。柳下毅一郎、池澤春菜、角田光代、飯間浩明…斯界の本読み12人の「積ん読」事情を探るインタビューを収録する。
本好きな人であれば誰もが積読してしまう傾向はあると思う。自分も会社のデスクの引き出し1つ潰して積んでいるので急な出張が入っても図書館が点検で長期に休館になっても読む本に困らないようにしている。
この本で紹介されている人は自分のような小物とはレベルの違う積読する人たち。本棚に置ききれなくなっているのは当たり前で中には防水の容器にいれてベランダに出している人も。紹介されている人は主に物書きの人なので資料としての保管の必要性もあり仕方ない面もあるのだが、世界の違いを感じさせる。そんな本。
さよなら、野口健 / 小林元喜
野口健はモンスターか、善意の活動家か? 小池百合子ら政治家との関係、清掃登山の真意など、彼の元マネージャーが、訣別を覚悟して「アルピニスト」の素顔を描く。
野口健といえばアルピニストというイメージを持っているが、そうでない面について元マネージャーが描く。その道の人にとっては栗城史多と同じカテゴリーの人物のようである。登山が目的でなく、自分を売ることが目的である、というような意味みたいだが。
本作では山に登っている野口健についても描かれるが、メインは登っていない講演活動や政治家との付き合い、私生活などについて描写し彼の人間性について語っている部分。筆者が野口にあこがれつつその人間性によって苦労していき病んでいく。
個人伝の形式ではあると思うが、どちらかというと筆者の野口に対する思いを吐露する本としてとらえた方が近いだろう。
図書館内乱 / 有川浩
武蔵野第一図書館の図書隊員・小牧が、耳の悪い少女に難聴者がヒロインの恋愛小説「レインツリーの国」を勧めたとの噂により、メディア良化委員会が検閲に抗う図書館を攻撃しはじめ…。
積読消化。約1か月ぶりで図書館戦争シリーズ再開。
1巻(図書館戦争)が売れた後にシリーズ化が決まったそうで、その後初の巻なのでシリーズ化に向けて世界観の再構築をしている感じの内容。
小牧とまりえのパートでちょっとほっこりする。
サーペントの凱旋 / 知念実希人
ナースエイドと外科医の二刀流で働く桜庭澪は、新時代のがん治療装置「オームス」実用化に向けた重要な手術を控えていた。そんなある日、医師免許を剥奪され海外に渡っていた竜崎大河が突然姿を現し…。
となりのナースエイドの続編。前巻がアンリミテッドのリストに入ってたのは続編でる前のキャンペーン的な感じかな?
前作の小説の続編的なのだが世界観的に小説がドラマに寄せていっているような気がする。澪の容姿の描写とか前作は特に描かれていなかったと思うが、川栄を思わせるような感じで表現されている。
話的にはシムネスの謎解き。
一旦話を締めているのでシリーズ的には終わりそうだが、チームバチスタみたいにバディもので他のテーマで続編出たりして。
