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リボ払いで残高が100万円になった話——毎月の支払いが「楽」になった代わりに失ったもの

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登場人物
・Bさん夫婦(20代):子育て中にリボ払いを設定し、残高100万円を超えた相談者
・ゼニ:タイムラインを追いながら解説する、毒舌キャラクター

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これは、ある夫婦のリボ払い崩壊までの記録です。
ゼニが時系列を追いながら、要所で解説を入れます。

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【背景】

群馬県前橋市に住む20代の夫婦。結婚して3年、この度第一子が生まれました。
夫婦共に20代。
収入は多くないですが、子どものために出費は増えていきます。
ミルク、オムツ代、ベビーカー、……

「毎月の支払いを、もう少し減らせたらな、、」

そう思っていたときにスマホで見たのがリボ払いの広告でした。

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── 契約月 ──

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カードの支払いを全てリボ払いに設定。
月々の支払額が固定された。

利用額:月5万円前後
月々の支払い:約5,000円
リボ残高:5万円


【ゼニ】
「月5,000円。たしかに楽に見えます。ここに罠があります。」

─────── ゼニ、解説 ───────

リボ払いの仕組みをひとことで言うと、
「毎月一定額を払いながら、残りに利息がつき続ける借金」です。

年利はおよそ15〜18%。
元金がなかなか減らない設計になっています。

これを可能にしているのが「現在バイアス」という心理です。
人間は「今の楽さ」を「未来の重さ」より重要視する生き物です。

「今は5000円払えば良い」

次第に総支払額がいくらになるかを考えなくなっていきます。

カード会社はこの心理を知っています。

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── 3ヶ月後 ──
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子どもの誕生日でお出かけ。
リボが便利なので、そのまま使い続ける。

利用額累計:約15万円
月々の支払い:5,000円(変わらない)
リボ残高:約14万円


【ゼニ】
「負債14万円。でも『毎月払っているから大丈夫』と思っています。元金がほとんど減っていないのに。」

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── 6ヶ月後 ──
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クリスマス・年末の出費が重なる。
「月々の支払いは変わらない」という安心感でカードを使い続ける。

利用額累計:約30万円
月々の支払い:5,000円
リボ残高:約30万円


【ゼニ】
「払っても減っていません。」
「でも明細をちゃんと見ていないので、気づいていません。」

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── 1年後 ──
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七五三の出費。
幼稚園の入学準備が始まる。

利用額累計:約50万円
月々の支払い:5,000円
リボ残高:約50万円

【ゼニ】
「50万円。仮にここで気づいて、月5,000円の支払いだけ続けると、完済まで約22年。」
「総支払額は約133万円になります。50万円の買い物で133万円の支払い。」

─────── ゼニ、解説 ───────

ここで一度、数字を見てください。

50万円のリボ残高 / 年利15% / 月5,000円返済の場合:

 完済まで:約22年
 総支払額:約133万円
 利息だけで:約83万円

元本の1.6倍以上を利息で払うことになります。

「毎月払っている」という感覚は正しい。
でも「減っている」という感覚とは程遠いですね。

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── 2年後 ──
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ふと残高が気になり、初めて明細をじっくり確認した。

残高:100万円超
元金の減り:ほぼゼロ
支払いの内訳:大半が手数料(利息)


【ゼニ】
「はい、ストップ。
ここです。
2年間払い続けて、元金がほとんど減っていない。
毎月払っていたお金は、ほぼ全額が利息に消えていました。」

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── その後 ──
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ボーナスを全額充当。生活を切り詰める。
繰り上げ返済を繰り返し、数年かけて完済。


【ゼニ】
「完済、おめでとうございます。ただ正直に言います。最初に仕組みを調べるのに、5分もかかりません。」

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■ ゼニのまとめ

リボ払いは「分割払い」ではありません。「借金の固定化」です。
毎月払っても元金が減らない設計を、まず理解してください。

リボ払いでキャッシュバックやポイントプレゼントってのがありますよね?
クレジット会社としては皆にリボ払いをやって欲しいんですよね。
なぜなら利息が貰えるから。

100万円貸して、それが200万とか300万になって返ってくるならこんな良い商売はないですよね。

もし今リボ残高があるなら、繰り上げ返済を最優先にしてください。
年利15〜18%は、どんな投資のリターンよりも高いことがほとんどです。
投資より先に、リボを返す。これが正解です。

次は同じ失敗、しないでくださいね。
絶対に。

                ——ゼニ

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※ この記事はアンケートをもとに構成しています。
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