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不動産投資の失敗から学ぶ10の教訓|はじめに

―成功談だけでは分からない、賃貸経営で本当に大切なこと―

はじめに

不動産投資は「買って終わり」ではない

不動産投資を始める前の私は、

物件を購入できたら、

それで大きな山を一つ越えられると思っていました‼️

銀行から融資を受けて、

売買契約書に印鑑を押し、

無事に物件の引き渡しを受ける。

そして毎月、

入居者さんから家賃が振り込まれる。

あとは通帳の残高が、

少しずつ増えていくのを眺めるだけ😊

……そんな未来を、

どこかで想像していました。

いや、

正直に言いましょう。

かなり期待していました🤣



「ついに不労所得を手に入れた‼️」

そんな気持ちもありました。

ところが実際に始めてみると、

不動産投資はまったく「不労」ではありませんでした。

空室が出れば、

「次の入居者さんは決まるだろうか。」

と心配になります。


修繕の連絡が来れば、

「今度はいくらかかるんだろう。」

と電卓をたたきます。


管理会社から電話が来ると、

内容を聞く前から、

少しだけ身構えます📱

もちろん、

良い知らせのこともあります。

でも大家になると、

管理会社からの着信を見ただけで、

心の中では先にこう聞いてしまいます。


「今回は、おいくらでしょうか?」🤣



物件を買う前は、

家賃収入ばかりを計算していました。

しかし物件を買った後は、

出ていくお金ばかりを計算するようになりました😭


不動産投資とは、

通帳の数字を眺めながら優雅にコーヒーを飲むものではなく、

請求書を眺めながら、

コーヒーが冷めるまで考えるものだったのです☕️



成功談の裏側にある失敗と反省

不動産投資について調べると、

たくさんの成功談が見つかります。

✅会社員から家賃収入〇〇千万円

✅わずか数年で経済的自由を達成

✅自己資金をほとんど使わず物件を購入

✅不動産投資によって早期退職

どれも夢がありますよね。

私も、こうした話を読んで、

何度も勇気をもらいました。

「自分にもできるかもしれない。」

そう思えたからこそ、

最初の一歩を踏み出すことができました。

成功談を読むことが、

悪いわけではありません。

ただし、

成功した結果だけを見てしまうと、

その途中にあった苦労や失敗が見えなくなります。

満室になるまで、

どれくらいの時間がかかったのか。

想定外の修繕に、

いくらかかったのか。

融資を受けるまでに、

何行の金融機関から断られたのか。

家族とは、

どのような話し合いをしたのか。

きれいな成功談の裏側には、

表には出にくい失敗や反省があります。

そして本当に役に立つ学びは、

成功した瞬間よりも、

むしろ失敗した場面の中に隠れていると感じています。

私自身も、

最初から正しい判断ばかりができたわけではありません。

利回りを見て、

少し興奮したこともあります。

楽観的な収支を見て、

「これなら大丈夫だろう。」

と思ったこともあります。

まだ起きていない問題については、

なぜか都合よく、

「たぶん大丈夫‼️」

と考えてしまうのです。

根拠はありません。

あるのは、

不動産を買いたいという情熱だけです🔥

情熱は大切です。

しかし、

情熱だけでは修繕費を支払えません🤣

勢いは、

行動を起こすためには必要です。

でも物件を購入するときには、

その勢いに冷静な数字を組み合わせなければなりません。

不動産投資を始めて分かったのは、

物件を買う力と、賃貸経営を続ける力は別物だ

ということです。



失敗しない人ではなく、失敗から学べる人になる

不動産投資に、

絶対に失敗しない方法はありません。

どれだけ調査をしても、

予想していなかった退去は起こります。

設備は突然故障します。

家賃相場や金利など、

自分ではコントロールできないものもあります。

「失敗しないようにしよう。」

と考えすぎると、

怖くなって何もできなくなります。

一方で、

「何とかなるだろう。」

と考えすぎると、

本当に何ともならないことがあります😅

大切なのは、

失敗を完全に避けることではありません。

起こり得る失敗を事前に想像し、

できる限り備えること。

そして失敗したときに、

原因を振り返り、

次の判断に生かすことです。

失敗を隠すと、

ただの苦い思い出になります。

しかし、

失敗を言葉にして振り返ると、

次の行動を支える教訓に変わります。

私も過去の判断を振り返ると、

「あのとき、もっと確認しておけばよかった。」

「なぜ、あの数字を都合よく解釈したんだろう。」

と思うことがあります。

当時の自分に会えるなら、

肩を優しくたたいて、

こう伝えたいです。

「その収支計画、希望が多めに入っているぞ。」

できれば、

赤ペンで修正してあげたいと思います🖊️



これから不動産投資を始める方へ伝えたいこと

この連載では、

不動産投資で注意したいことを、

次の「10の教訓」に分けてお伝えします。

✅勢いだけで物件を買わない

✅利回りだけで判断しない

✅修繕費を甘く見ない

✅空室リスクを考える

✅管理会社に任せきりにしない

✅楽観的な収支を作らない

✅現金を使い切らない

✅節税だけを目的にしない

✅他人の成功をそのまま真似しない

✅撤退基準を決めておく

どれも、

不動産投資を始める前に知っておきたいことです。

ただし、

知識として知っているだけでは十分ではありません。

私たちは物件を目の前にすると、

急に冷静さを失うことがあります。

「こんな物件は、もう二度と出ないかもしれない。」

「ほかの人に買われてしまうかもしれない。」

「せっかく銀行も融資してくれると言っている。」

そんな気持ちが強くなると、

いつの間にか、

物件を買うための理由ばかりを探し始めます。

本来は物件を審査する側だったはずなのに、

途中から、

自分が物件に選んでもらおうとしているのです🤣

だからこそ、

物件を探していない冷静なときに、

自分なりの判断基準を決めておく必要があります。

この連載は、

不動産投資を否定するためのものではありません。

むしろ、

できるだけ長く不動産賃貸業を続け、

人生の選択肢を増やしていただくためのものです。

不動産投資には、

確かに大きな可能性があります。

家賃収入を得ることができ、

本業とは別の収入源をつくることもできます。

家族の将来に備えたり、

人生に新しい選択肢を増やしたりすることもできます。

しかし、

その可能性を現実のものにするためには、

成功談だけではなく、

失敗談からも学ぶ必要があります。

私たち夫婦も、

まだ賃貸経営の途中です。

私がすべての正解を知っているわけではありません。

ちなみに、

わが家では妻が会社の社長です。

つまり私は、

経営について立派に語った後でも、

家に帰れば妻社長から指導を受ける立場です🤣

これほど身近に、

厳しい経営チェックがある環境も珍しいでしょう。

これからも夫婦で悩み、

考え、

ときには失敗しながら、

一つずつ経験を積み重ねていきたいと思います。

この連載が、

これから不動産投資を始める方にとって、

失敗を避けるための地図となり、

迷ったときに立ち止まるきっかけになれば幸いです。

次回は、

第1話。

「勢いだけで物件を買わない」

についてお伝えします。

不動産投資では、

行動力が大切です。

しかし、

アクセルだけでは事故を起こします。

ときにはブレーキを踏むことも、

大切な投資判断です。

次回も、ぜひお読みください‼️


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