憧れのハレクラニで過ごす午後。|KOYO.RION 沖縄編 第3話
2026年6月25日、雨のセントレアから沖縄へ。
無事に那覇へ到着したDECKYたちは、結婚式の準備を済ませ、憧れていたハレクラニ沖縄へ向かう。
台風が迫る前日に過ごした、青空と海の静かな午後の記録。
6月25日の朝。
前日の雨とは違って、
この日はちゃんと沖縄へ向かう日になった。
セントレアを8時50分発。
MM487便。
那覇には11時15分到着予定だった。
飛行機は、予定どおり飛んだ。
それだけで、
まず少し安心した。
前の日から台風のことばかり気にしていたから、
「ほんまに沖縄まで行けるんやな」
という感じやったんやと思う。

まず、それだけで少し安心した。
飛行機に乗ってしまえば、
そこからはいつもの旅に近かった。
機内では、あらかじめAmazonプライムでダウンロードしてきた映画を見た。
『57秒』。
僕は飛行機の中やと、
なぜか映画に集中できる。
普段なら途中で止めたりするのに、
空の上では最後まで見たくなる。
この日も、かなり夢中になっていた。
もう少しで終わる。
そんなところで沖縄に着いた。
映画の続きがちょっと気になりながら、
飛行機を降りた。
沖縄は、青かった。
那覇に着いて外へ出ると、
思っていたより、ずっと天気が良かった。
青い空。
沖縄らしい光。
前日まであれだけ台風を気にしていたのに、
「ほんまに明日、台風来るんか?」
と思うくらいやった。
もちろん台風が消えたわけではない。
翌26日は、結婚式。
予報を見れば、まだ台風の影響は気になる。
それでも、
まず沖縄まで来られた。
それだけで、この日は十分やった。

「ほんまに明日、台風来るんか?」と思うくらいやった。
レンタカーを借りて、
最初に向かったのは、かりゆしウェアを借りる店。
結婚式で着る服のサイズ合わせをした。
僕らだけではなく、
家族みんなの分を準備するための時間やった。
旅行に来たというより、
「ああ、ほんまに明日結婚式なんやな」
と、ここで少し現実味が出てきた気がする。
服の準備が終われば、
ひとまず安心。
そこから、この日の宿へ向かった。
一度は泊まってみたかった場所
今回泊まるのは、
ハレクラニ沖縄。
結婚式そのものは、
翌日、ハイアットリージェンシー瀬良垣で行われる。
でも宿泊は、そことは別にした。
僕には前から、
一度ハレクラニに泊まってみたい、
という気持ちがあった。
大げさな夢というほどではない。
でも、
「いつか泊まれたらええな」
と思っていたホテルだった。
それが、こうようとりおんの結婚式の旅で実現した。
なんか、ちょっと面白い巡り合わせやと思う。

ホテルに着いて最初に思ったのは、
やっぱり、
「ここ、ええな」
やった。
館内の空気も、
海の見え方も、
いつものホテルとは少し違う。
海外から来ている人も多くて、
日本におるのに、
少し海外のリゾートへ来たような感じもした。
ただ豪華というより、
ゆっくりしている。
そんな印象の方が強かった。
そして外を見ると、
また青い空が広がっていた。
前の日まで、
雨と台風の話ばかりしていたのが嘘みたいやった。
荷物を置いたら、プールへ
部屋へ荷物を置いて、
僕らはプールへ行った。
目の前には海。
その海とつながって見えるようなインフィニティプール。
水面の先に、そのまま沖縄の海が続いているみたいに見える。
これは、やっぱりきれいやった。
スタッフの対応も印象に残っている。
デッキチェアにタオルを用意してくれたり、
冷たい水を持ってきてくれたり。
何か特別なことをしているように見せず、
自然にやってくれる。
僕はそういうところが結構好きや。
「さすがやな」
と思った。

ジャグジーにも入った。
海を見ながら、
ただゆっくりする。
前日までは、
飛行機は飛ぶんか。
沖縄まで行けるんか。
台風はどうなるんか。
そんなことばかり考えていた。
でもこの午後だけは、
少し忘れていた気がする。
明日は結婚式。
しかも台風が近づいている。
そのことは分かっている。
でも、
この日はまだ青空があった。
沖縄の海も見えた。
そして僕らは、
ちゃんとここまで来られた。
それで十分やった。
翌日は、こうようとりおんの結婚式。
朝起きた時、
沖縄の空がどうなっているのか。
この時の僕には、
まだ分からなかった。
