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横浜野毛 スナックあの頃 正解の選曲とは何か?

横浜の野毛に「あの頃」というスナックがある。
コンセプトは非常に簡単で、懐かしい音楽を紙に書いて店員さんにお願いをすつと、その名曲が懐かし映像(かつての音楽番組や貴重映像で流れてくる)
70年代~90年代がメインな印象です。
懐かしい名曲や当時のテレビ映像、お宝映像などを大型スクリーンで楽しむお店です。

楽しみ方は人それぞれだと思いますが、正解の曲があるような気がします。

数年前、初入店時の体験です。

1. 舞台は野毛のスナック
ディープな飲み屋街・野毛。そこにあるスナックは、肩書も自意識も通用しない素手の人間が集まる場所です。
ここでサブカル知識をひけらかしても(マニアックな洋楽や難解な曲を入れられても)、店の空気は冷めるだけなのは承知しています。

逆に、狙いすぎた最近のTikTok流行曲も浮いてしまう。

2. 「正解の曲」を探す葛藤(自意識との闘い)

カラオケ(映像付き音楽)の目次を開きながら頭を駆け巡る自意識。
「サブカル好きの自分をちょっとだけ主張したい」という未練を捨てて「この場の空気を一体にしたい」という大人の配のせめぎ合い。

ここで効いてくるのが、以前触れた異邦人や抱きしめてTONIGHTのような、王道でありながらどこか哀愁と毒を孕んだ曲たちの絶妙な立ち位置だと思い出す。


3.現場で知る「圧倒的・正解」の瞬間

イントロが流れた瞬間、カウンターの奥で煙草を吸っていた常連のオヤジが顔を上げ、ママがグラスを置く。

あるいは、鎧を脱ぎ捨てた上を向いて歩こうや時代が持つ、素手の強さ。

男女問わず思わず英顔で映像を見てしまう。
正解の曲とは、自分のセンスをアピールする曲(鎧)ではない。

見ず知らずの誰かと「あの頃」という時間をほんの一瞬だけ共有し、人生の不条理を酒と一緒に飲み干すための「静かな共通言語」なのだと思います。

さて正解の曲は・・
70〜80年代のアイドル・ポップス(中森明菜、松田聖子、チェッカーズなど、「明星」や「平凡」の世界観に浸れる曲)
青い珊瑚礁とか赤いスイートピーですかね。

みんなで口ずさめる青春の歌謡曲・バンドサウンド(長渕剛、サザンオールスターズ、ZARDなどの時代を彩ったヒット曲)

哀愁漂う大人のムード歌謡・ブルース(野毛の街の雰囲気に合う、昭和の夜の定番曲)

こんな感じでしょうか。

私の友人は「ごめんよ涙」(田原俊彦 教師びんびん物語2の主題歌)をリクエストして何ともいえない空気感を店内にかもしだしました。
それは昭和世代の方(お客さん)に「そうきたか・・」というような。多分ですけど。
みんなでワイワイ歌う盛り上がり曲や王道ポップスでもいいけれども、
エモいがあれば正解な気がします。

やはり選曲は自由だけれども正解と不正解はあるのかと。
例えばカラオケボックスでみんなでワイワイ歌う盛り上がり曲や王道ポップス
SMAPやMONGOL800のような平成のミリオンセラーは少し毛色が違って、カラオケ感が強すぎて野毛のディープな空間にはしっくりこない気がします。
洋楽は基本辞めた方がいいと思います。
ボン・ジョヴィのLivin' on a Prayerとかさびを見ず知らずの人と熱唱できたらエモいですけどね。

チェッカーズ「涙のリクエスト」はリストを見ると上位だった気がします
きっと、ありがちなのは中島みゆき「時代」尾崎豊「15の夜」

正解だと思われる曲を思いつくままに・・
安全地帯「ワインレッドの心」
野毛にあうかな
佐野元春の「Someday」
浜田省吾「MONEY」
久保田早紀の「異邦人」
レベッカの「フレンズ」
美空ひばり「愛燦燦」

見ず知らずの誰かと「あの頃」という時間をほんの一瞬だけ共有し、人生の不条理を酒と一緒に飲み干すための「静かな共通言語」
繁華街(カラオケスナックやカラオケ)に行くときに、いざという時の為に頭のポケットの片隅にいれておきたいです。



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