起きてこない平日と、起きてくる日曜日
平日は、あんなに起きてこないのに。
日曜日だけは、なぜか自分から起きてくる。
その姿が、愛しくて、おもしろい。
今日は、そんな日曜日の話。
下の子は平日は、何度声をかけてもなかなか起きてこない。
「早くしなさい」「また寝てる!」「遅れるよ!」
そんな言葉ばかりが飛び交う、慌ただしい朝。
でも、日曜日だけは違う。
なぜか目覚ましより早く起きてきて、
パジャマのまま、髪の毛ぼさぼさで、
「まみー、ごはん!」って言ってくる。
上の子は毎日きちんと起きている。
私がまだ夢を見ている頃には、
朝から単語帳を広げて、リビングで何かぶつぶつ言っている。
下の子には平日、つい怒ってばかり。
「早く着替えて!」「また忘れ物してるよ!」
そんな風に、せかしてばかりの毎日なのに──
日曜日だけは、
ただ“そのままの息子”を見ていられる。
「パン焼いてきて」
牛乳をコップになみなみと注いで、
一回でパックがなくなる勢いで飲まれる。
「もう牛乳ない」
「また買ってくるから、飲みや」
なんてことない会話が、
すごく、心地がいい。
日曜日は私だけ仕事だけど、
家族がバタバタしないから、
自分の身支度だけすればいい。
でも、こんな朝があってよかったなって思った。
ただそこにいる、それだけで、
なんか嬉しかった日曜日の朝。
それだけ。
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