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干からびたくない

最近、暑くなってきたなぁ。ムシムシしてる。
水筒の水が、すぐに無くなる。
まじで干からびる。カラッカラや。

ほんで、思った。「もうちょいデカい水筒、いるな」って。

でもなー、デカすぎると重たいし、かさばるしなぁ……
「細長いやつとか、どう?」って、ふと思いついちゃった。

そしたら同僚が、
「これくらい?」って言うて、手で30センチぐらいの長さを示してきた。

ちっさ!!!
そんな水筒やったら、3時間ももたんわ。飴ちゃんレベルやん。

「これくらいやろ」って言いながら、
両手ばーーーん広げて見せたら、同僚、固まってたわ。

でも、問題はここから。
「こんな長い水筒、どうやって飲むん?」って事に気づいたの。

そんで私、即興で実演。
「こうやって、笛みたいに持って…」って、
口に構えてフゥ〜♪ってやってみたら、
同僚、めっちゃ笑ってる。

「いやいや、こうかも?」って、「顔にぱっしゃーんって、かからんようにしないとだめやから。」
水筒を横にして、三分の一くらい上を両手で掴んで飲むマネしてみた。

「うん、いける。これで飲める!これにしよ!!!」
って、わりと本気で言うたのに——

同僚、急に黙るから

え、なに?なんなんその沈黙。
見て、私こんな真剣に水筒のこと考えてるのに。

「なんか言うてや〜」って言うたら、
ぼそっと、

「………私はいらんかな」

って。

えええーーー。
今までノリノリやったやん!?
笛のとこ、笑ってたやん!?
私もう、水筒開発部つくるとこまで行ってたで?

そんな午後のひとコマ。
水筒、全力で考えたのに。

たぶんこの夏、私はまだ水筒のこと考え続ける。
干からびたくないねん、ほんまに。


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