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NVIDIAに挑む20代。Etched共同創業者ロングインタビュー

出典

The Two Harvard Dropouts Who raised $800M to take on NVIDIA - ILTB

参考情報

Etched : https://www.etched.com/, https://x.com/etched
Gavin Uberti : Co-founder, CEO
Robert Wachen : Co-founder, President (ex COO)

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生成AIのニュースを見ない日はありません。

しかし、私たちが日々使っているChatGPTなどの裏側で、今「人類の歴史を変えるかもしれない」ほど壮絶なインフラの覇権争いが起きていることをご存知でしょうか。

今日は、ある若き起業家たちの無謀とも言える挑戦から、私たちがこれからの時代を生き抜くための「引き算の戦略」と、「新しい富の指標」について考えてみたいと思います。

最強の巨人に挑む、2人の若者

現在、AIチップの世界は時価総額3兆ドルを超えるNVIDIAが圧倒的な支配者として君臨しています 。

その絶対王者に真っ向から戦いを挑んでいるのが、「Etched(エッチト)」というスタートアップです。率いるのは、ハーバード大学を中退したギャビン・ウベルティとロバート・ワッヘンという20代の若者たち 。

半導体業界はベテランの独壇場と言われる中、彼らはなんと8億ドル(約1,200億円)もの資金を調達し、巨人NVIDIAを凌駕する性能のチップを開発しています 。

彼らの武器は、莫大な資本でも、何十年もの経験でもありません。

それは、徹底的な「引き算」の設計思想です。

汎用性を捨てるという「引き算」の美学

NVIDIAのGPUは、グラフィック処理から複雑な科学計算まで、何でもこなせる超優秀な万能選手です 。

しかしEtchedは、その「何でもできる汎用性」を無駄な重荷だと切り捨てました 。 彼らは、AIの「推論(ユーザーの質問に答えてテキストなどを生成するプロセス)」、特にTransformerモデルの処理だけに特化した専用チップ(ASIC)を作ったのです 。

  • 従来のチップ設計では氷点下での動作も想定するなどの「安全マージン(バッファ)」が求められます 。

  • しかし、熱気あふれるAIデータセンターが凍りつくことなどあり得ません 。

  • そこで彼らは動作環境を80度以上に限定し、極限まで不要な制約を排除しました 。

結果として、電圧を極限まで下げながら驚異的な演算密度を詰め込むことに成功し、圧倒的な効率を実現したのです 。

これは、私たちのビジネスやキャリアにも深く刺さる教訓ではないでしょうか。

「誰にでも、何にでも使える」という汎用性を捨てる恐怖に打ち勝ち、「たった一つの目的」のためにすべてを最適化する。

弱者が強者に勝つための、最も純粋で強力な戦略です。

GDPから「トークン」へ。富の指標が変わる日

Etchedの創業者たちは、2027年までに知識労働の過半数が人間ではなくAIエージェントによって行われるようになると予測しています 。

もしそうなれば、国家や企業の繁栄を決める指標は、従来のGDP(国内総生産)から「1メガワットの電力からどれだけの知性(トークン)を生み出せるか」という効率性にシフトしていくでしょう 。

知性を生み出すコストが限りなくゼロに近づき、数億のAIエージェントが24時間365日、眠ることなく科学的発見やコードの記述を行う世界 。

これはSF映画の話ではなく、今まさにシリコンバレーの若者たちが膨大な資金と執念を投じて実現しようとしている「数年後の現実」です 。

すべてがAIによって代替可能になるかもしれない世界で、最後に残るのは人間の「意志」と「問いを立てる力」です。

AIが無限の知性を供給してくれる未来に向けて、あなたは今日、どんな「引き算」をして、何に自分の時間を集中させますか?

#TBPN, #スタートアップ, #nvidia, #AI, #Github, #米株投資 - 関連記事の検索

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