AIの次に、私が期待している「循環する未来」
「未来のために、今できることは何だろう?」
そう聞かれたら、私は少し考えてしまいます。
地球温暖化、食品ロス、海洋プラスチック、
貧困、教育格差……。
世界には、私一人ではどうにもできないように
思える問題がたくさんあります。
SDGsには、
持続可能でよりよい世界を目指すための
17の目標があり、
その中に
「つくる責任、つかう責任」という目標があります。

最近、私はこの言葉と深くつながる考え方として、
「サーキュラーエコノミー(循環経済)」を知りました。
サーキュラーエコノミー(循環型経済:CE)とは、
「資源を大量に採取し、大量に製品を作り、
大量に廃棄する」というリニアエコノミ(直線型経済)に代わり、
資源を循環させることで廃棄物を無くし、 資源の投入を抑える、
新たな経済システムです。
「なるほど。大切なことだな」
そして、私はAI到来と同じくらいの
期待感を感じたのです。
自分の消費者側としてできることは
モノを、できるだけ長く使う。
壊れたら修理する。
誰かに譲る。
別の用途で使う。
そして、
最後には資源としてもう一度循環させる。
ということかな、思いながら、
ふと自分の家を見渡してみました。
すると、私の身近なところにも、
すでに「循環できるもの」がたくさんありました。
私は以前からメルカリにお世話になっています。
最初は、家にある不要なものを処分するためでした。
でも、出品を続けているうちに、
少しずつモノへの見方が変わってきました。
家にあるのは、古いものばかり。
「これ、欲しい人いるのかな?」
と思うようなものでも、
ダメ元で出品してみると、
すぐに「いいね」が付いて
どんどん売れていくのです。
自分にとっては不要になったものが、
誰かにとっては価値のあるものになる。
その瞬間、「不要品」という言葉の意味が
少し変わりました。
捨てるのではなく、次の人へつなぐ。
壊れていたら、直してみる。
そのままでは使えなければ、
別の使い方を考えてみる。
最近では、不要になったものを材料にして、
何か新しいものを作れないか
考えることも増えました。
こうして考えてみると、
循環経済は、企業や行政だけが取り組む
特別なものではないのかもしれません。
もっと小さくていい。
「捨てる前に、もう一度考えてみる」
それだけでも、
循環の入口になるのだと思います。
新しいものを買う前に、
家にあるものを探してみる。
壊れたものを、すぐに捨てずに
「直せないかな」と考えてみる。
自分には必要なくなったものを、誰かに譲る。
古いものを見つけたら、「もう古い」ではなく、
「まだ何か欲しい人がいるかもしれない」
と考えてみる。
そんな小さな選択の積み重ねが、やがて
大きな循環につながっていくのではないでしょうか。
「未来のためにできること」と考えると、
何か大きなことをしなければいけないような
気がします。
でも、未来は今日の暮らしの先にあります。
だから私は、まず自分の足元から。
未来を変えるほど大きなことは、
まだできないかもしれない。
でも、今日ひとつ、
捨てずに誰かにつなぐことならできる。
もしかしたら、
「みらいのためにできること」は、
意外と私たちの家の中に、
もうあるのかもしれません。

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