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眉毛が半分ないくらい

長男がいつもにも増してそわそわしている。

私は察した。
何かやらかしたに違いない。

不自然な動きを観察する。

必死に眉毛を隠していることに気づいた。

そして私は問い詰める。

眉毛を隠す腕を払いのけたり
眉毛を必死に手や腕でガードしたり
一通りプロレスみたいに攻防しあった後

私「怒らないから見せなさい‼︎」

右の眉毛が眉間から外側に向かって
半分剃られていた。

私「なにしてくれてるの?」

長男「泥が眉毛について、
必死に洗ってたらむしっちゃったら抜けた」

私「そう…
むしったにしては綺麗に剃れてるけど…?」

長男「だから剃った」

私「…はあ…」

今まで
たくさんの嘘と
たくさんの言い訳と
たくさんの反省したふりと
たくさんの失態と
たくさんの意味のわからない行動を
繰り返してきた長男。

眉毛が半分ないくらい
序の口…
いや序二段である。

でも、なるべくなら眉毛はあったほうがいいと思う。

なぜなら
これから夏になって暑くなったら
眉毛でガードされていたはずの
額の汗が目に入ってきちゃうからさ。

それとやっぱり見た目の問題として
左右非対称すぎる眉毛は目立つしさ。

あれ?なんか変だな?って思われちゃうよ。

今日は学校でバカにされたらしいけど
長男は「弟に剃られた」と嘘をついたらしい。

バカにされたのが恥ずかしくなって
嘘をついたんだって。

今日まで嘘に嘘を重ね生きてきた長男。

今まで自分の気持ちをうまく言語化できず
嘘を重ねる理由を聞いても
さらに言い訳するだけで
分からなかったけど、

嘘をつく理由が今日は分かった。

バカにされるのが恥ずかしかったのか。

眉毛があろうが無かろうが
私はもうどうでも良いんだけど

本当はお願いだから
そういうことはしてほしくない。
とても困っているのよ。

脳内頻出ソングです。
眉毛といえばこの歌。

だよーん だよーん そんなもんだよーん
に何度も救われている。

おそ松のズボンを カラ松がはいて
チョロ松のシューズを 一松 取っ替えて
とど松の眉毛を 十四松に描いても
シェー! やっぱり同なじ六つ子さ
だよーん だよーん そんなもんだよーん
だよーん だよーん そんなもんだよーん
よく見りゃ地球は不思議のカタマリ
おそ松音頭でヨヨイのヨイ
チョチョイのチョイ
ホホイのホイ!

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