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高雄&鷹ヶ峰ドライブ

2025年5月
[高雄]高山寺・西明寺・神護寺
[鷹ヶ峰]光悦寺・源光庵・常照寺

ゴールデンウィーク、高雄と鷹ヶ峰を夫と巡った。

早朝出発。夫の運転で高雄へ向かう。
まずは鳥獣戯画で有名な高山寺へ。

幹線道路から少し上がっただけで別世界

一面の緑。空気が緑。石段を登り境内を歩くだけで気持ちがいい。国宝の石水院も静かだった。

西明寺、神護寺も巡った。どこも新緑が美しかった。

寺の様子より緑の濃さばかり思い出す。高雄は25年前も来ているが、かわらけ投げしか覚えていない。今回も緑しか覚えていない。

ここからは私が運転手。

鷹ヶ峰、字面がいい。私たち夫婦は未踏の地。勝手に京都の奥深い山里を想像していた。

ところがガイドブックを開くと、本阿弥光悦が芸術村を開いた地とある。住宅街を抜けて、人や民家が減ってきて、みたいな感じかと思っていたが、なんてことはない。住宅街の端っこだった。

光悦寺、源光庵、常照寺は徒歩数分以内にある。鷹ヶ峰観光は超コンパクト設計だ。

まずは光悦寺から。
私が今までに訪れた寺の中で最も寺らしくないお寺。もともとは光悦の別荘だったというから寺らしくないのは当然なのかもしれない。庭園や別荘の雰囲気がそのまま残っていた。

庭園といっても池があるわけでもない。本当に何もない。それがいい。見せるために整えられた感じがまるでない。別荘の空気がそのまま残っているようだった。

これが有名な光悦垣

伽藍、塔、みたいなものは一切ない。何にもない。それが心地いい。老後はこんな別荘で暮らしてみたい。

歩いてすぐ、窓で有名な源光庵へ。

円形の「悟りの窓」四角形の「迷いの窓」

窓ばかりが有名だが、部屋そのものが思った以上に広い。人も少なく、とても居心地のいい空間だった。

そして常照寺へ。
島原の名妓、吉野太夫ゆかりのお寺だそう。当時ちょうど「べらぼう」にどっぷりはまっていた。「芸妓道中(げいぎどうちゅう)」の映像が流れていた。芸妓と花魁、その違いすら知らなかった。映像を見ていると、衣装も、歩き方も、何かが違う。調べてみると、そもそも目的からして別物だった。

一日で6つの寺というとずいぶん駆け足のようだが、余裕を持って無理なく回れた。

ゴールデンウィークの真っ只中だというのに、観光客は少なく、外国のかたはひとりも見かけなかった。

鷹ヶ峰は住宅街のなかにありつつも、静かな美しさのある印象的な場所だった。

帰りは山中越えルートを通ることにした。京都から滋賀へ引越して20年になるが、通るのははじめて。わくわくしながらハンドルを握った。

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