なぜわたしは「小さな収益化」を目指すのか── 50代からの人生と、研究室の世界観
🍀この記事は、最後まで無料で読めます。
今回は、『経験を資産に変えるnote研究室』が大切にしている考え方を書いた記事です。
メンバーシップご参加をご検討くださっている方にも読んでいただけたらと思い、【期間限定で無料公開】のつもりでした。
でも、この記事は、現時点で研究室の理念とも言えるものだと後から気づき、
【当面の間は無料公開】に変更しました。
最近ずっと考えていることがあります。
まだ答えを持っているわけではありません。
でも、「経験を資産に変える」ということ、
そして、50代からの人生を考え続けていると、何度も、ある言葉に戻ってくるのです。
わたしが、文章を書いて発信を始めたのは、今から15年前でした。
もちろん、収益化を目的に始めて、ありがたいことに、それは叶いました。
でも、50代になり、60代が目前となった今、「自分の人生を物語にしたい」と思うようになったんですよね。
これまでの経験を、自分の言葉で積み重ねていくこと。
そして、それを発信していくこと。
とは言え、どんな方法でそれを形にしていったらいいんだろう?
日々、文章を書く中で、いつもそれが頭にありました。
文章を書いて発信をして、さらには収益化もしてきたのだから、
・読まれる文章の書き方
・ブログ作成のレシピ
・収益化の方法
大きな意味で言えば、これらも「経験を資産に変える」ことだと言えますし、それを発信することには意味もやりがいもあると思います。
もちろん、わたしが知っていることは、これからも出し惜しみせずにお伝えしてくつもりです。
ただ、「発信の軸」を考えると、やっぱりわたしは「そこ」じゃないんですよね。
手帳に手書きで綴っているうちに、「うん、やっぱりそうだよね…そこじゃないよね」って。
そうではなくて、
50代からの人生を考え、自分のこれまでを物語にしたいと思ったときに、生き生きと発信できるように、そして、それを楽しく続けられるように考えたいと思っているんです。
そんな発信を長く続けるためには、
「誰かに価値を感じてもらえた」という実感も、とても大切なんじゃないかと思っています。
noteで、自分の書いた文章が初めて売れた時、とても嬉しかったのを覚えています。
ブログやアフィリエイトをやってきて、収益化そのものには慣れているはずでした。それなのに、
「自分が書いたものが売れるって、こんなに嬉しいことなんだ」
と、とても感動したんです。
あの嬉しさは、今まで経験したことのないものでした。
だから、小さくても収益化は考えたいのです。
もちろん、収益化にはさまざまな方法があります。一般的に、文章を書いて収益化しようと思うと、
・専門知識や強みを活かしたブログやnote
・アフィリエイト(商品紹介)
・webライター
このあたりが思いつくところで、実践されている方もいらっしゃると思います。
でも、実はわたしは、別の道にも可能性を感じているんです。
そのことを考え続けていたら、ある問いが生まれました。
「50代からのわたしたちは、
文章を書くことを通して、何を受け取ろうとしているのか?」
これは、わたし自身のことでもあります。
そして、noteを始めて10ヶ月。
たくさんの方の記事を読み、交流する中で、少しずつ見えてきたものがあるんです。
今回は、この問いを出発点にして、まだ構想とも言えないわたしの考えを、お話ししてみようと思います。
人生で積み重ねてきた経験を、どうすれば未来の資産に変えられるのか
「経験を資産に変える」と聞いても、何を書けばいいのかわからない。
そう感じる方は多いと思います。
専門家ではない。
人に教えられるような知識もない。
特別な肩書きもない。
だから収益化という言葉を聞くと、
・SEOブログ
・アフィリエイト
・Webライター
そんな道が思い浮かぶかもしれません。
もちろん、それも素晴らしい方法です。
でも、わたしはずっと、もうひとつ別の可能性を探していました。
記事の冒頭で、
「経験を資産に変える」ということ、そして50代からの人生を考え続けていると、何度も、ある言葉に戻ってくる。
と書きました。
何度も戻ってくる、その言葉とは、
「世界観」です。
── 世界観。
最初は、わたし自身もこの言葉をうまく説明できませんでした。
でも、noteでたくさんの方の文章を読み、自分でも書き続ける中で、少しずつ見えてきたことがあります。
世界観は、一日で育つものではない。
無料記事を書き、
写真を撮り、
言葉を磨き、
自分らしい表現を積み重ねていく。
その一つひとつは、とても小さなことです。
けれど、その積み重ねが、
「あなたが書いたものだから読みたい」
そう思ってくださる方との信頼を育てていく。
わたしは、この信頼そのものが、未来の資産になるのではないかと考えています。
ここで、ひとつ思い出したことがあります。
noteを始めてから気づいたことですが、50代からの方には、エッセイを書いている方が本当にたくさんいらっしゃいます。
わたしは、noteを始めるまで意識してエッセイを書いたことがありませんでした。
みなさんのエッセイを読んでみると、その多くが経験に根差した言葉でした。
人生の中で迷ったこと。
失敗したこと。
家族のこと。
仕事のこと。
年齢を重ねて見えてきた景色。
その多くは、専門知識というわけではありません。
でも、不思議なくらい心に響く…。
それは、その人の経験が、その人の言葉になっているからです。
わたしは、その積み重ねが「世界観」を育てているのだと思うようになりました。
だからわたしは、「エッセイを収益化したい」と考えているわけではないんです。本当に考えているのは、そのもっと先にあることです。
世界観を育てること。
「この人だから読みたい。」
そんな読者との関係を少しずつ築いていくこと。
そして、その信頼が結果として、小さな収益にもつながっていく。
そんな順番なのではないかと思っています。
50代からのわたしたちは、文章を書くことで何を受け取るのか
わたしは最近、この問いを何度も考えています。
そして今、ひとつ思っていることがあります。
それは、
「自分の表現に価値を感じてくれる人がいる」
その実感こそが、50代からのわたしたちへの大きなギフトなのではないか、ということです。
外に送り出した作品は、自分のためだけにあるものではありません。
誰かに届き、
誰かの心を動かし、
その人との小さなつながりを生み出していく。
わたしは、そのこと自体に大きな意味があると思っています。
だから、小さな収益は、単に「稼いだ金額」ではありません。
無料で読んでもらえることもうれしい。
でも、数百円でもお金を払って読んでくださることには、また違う意味があります。
そこには、小さな価値交換が生まれているからです。
あなたの時間と言葉に価値を感じました。
という意思表示だと思うからです。
そして、その奥には、
「この人の続きを読みたい」
「この人を応援したい」
「この人の考えをもっと知りたい」
そんな気持ちが込められているのだと思います。
だからわたしは、
「大きく売れること」よりも、
誰か一人が、お金を払ってでも読みたいと思ってくださること。
そこに、とても大きな価値を感じています。
人生で積み重ねてきた経験を、
自分らしい表現へと育てていく。
その表現が誰かに届き、
小さな価値交換が生まれる。
その積み重ねが、
自分の居場所になり、生きがいにもなっていく。
わたしは、そんな循環を育てていきたいのです。
そして、その喜びを大切にする価値観そのものが、この研究室の世界観なのだと思っています。
だから、わたしが今いちばん可能性を感じているのは、収益化の方法そのものではありません。
その土台となる「世界観」を、時間をかけて育てることです。
世界観は、お金では買えません。
短期間で作ることもできません。
でも、時間をかけて積み重ねたものは、その人だけの財産になります。
そして、その財産は、年齢を重ねるほど深くなっていく。
わたしはそこに、50代からの発信の大きな希望を感じています。
もしかしたら、
資産になるのは「経験」そのものではないのかもしれません。
経験は、誰もが持っています。
でも、
その経験の意味が育ち、言葉にして、
表現を積み重ね、
世界観として育てていく。
そして、その人だけの価値が形になっていく。
だからわたしは、
「経験を資産に変える」というより、
「経験から育った世界観が資産になる」
そう考えるようになりました。
おわりに
これから、この研究室では、
今のメンバーシップのテーマに加えて、
「自分だけの世界観」を育てていくための
試行錯誤を重ねていきたいと思っています。
仮説、そして検証。
小さな実験。
「これが正解」
というものはありません。
正解を探す場所ではなく、
一緒に育てていく場所として。
世界観は、教わるものではなく、育てるもの。
1年後、3年後、もっと先の5年後。
この研究室に在籍していただいた方が
自分だけの世界観を形にしていただけたら、
これ以上うれしいことはありません。
ご一緒に、育てていけたらと思っています。
最後までお読みいただき、嬉しいです。
ありがとうございます。
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