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INFJの社長が「いい社長」を演じるのに疲れて、商売の形を変えたくなった話

「もう、いいキャラを演じたくない」と言った夜

9月の初め、僕は仕事について、かなり荒い言葉でAIに相談しました。

クライアントに合わせて、仕事を取る。社内では、部下や後輩のために、頼れる経営者として振る舞う。そして、みんなが働けるように仕事を回す。

その状態に、うんざりしていました。

「クライアントにも部下のために、後輩のためにもいいキャラを演じて、本当の自分が出せる場所がない」

当時の僕が、実際にAIに投げかけた言葉です。

誤解されたくないのは、誰か一人への不満で片付く話ではなかったことです。相手に合わせる働き方そのものを、この先も続けたいのか。そこまで考えが進んでいました。

「本音で生きればいい」で、終わる話ではなかった

その会話で、僕はこうも言っています。

「演じないといけないところもあるし、それはちゃんとしないといけないのも分かってる」

仕事をしていれば、感情をそのまま相手にぶつけるわけにはいきません。自分が不機嫌だからといって、相手への態度を変えていいわけでもない。

そのくらいは、分かっていました。

だから「もっと素直に」「無理しなくていい」と言われても、僕が困っているところには届かない。

仕事として必要な振る舞いは分かっている。それでも、その振る舞いを続けることに、仕事の大半を使いたくなくなっていたんです。

欲しかったのは、慰めより次の商売の話だった

話しながら、僕ははっきり伝えました。

「慰めてほしいとか、そういう話じゃなくて」

そして、自分が考えたい方向を説明しました。

お客さんの依頼に合わせて、こちらが手を動かし続ける。その働き方から、自社のサービスに対してお客さんが来る仕組みへ進めないか。

そのときの僕は、すぐにできる話ではないことも口にしていました。

でも、時間がかかるとしても、そちらを目指す路線には立たないといけない。そう考えていました。

「この仕事が嫌だ」の中に、「こういう立場で仕事をしたい」が入っていた。

怒りを話しているうちに、少しずつ、次に考えるべき商売の条件が出てきたんです。

できることと、続けたいことが一致していなかった

僕はそのとき、SNSの運用代行を含むクライアントワークを、6年ぐらいやってきたとも話しています。

何も分からないまま、嫌だと言っていたわけではありません。やってきたうえで、続け方を変えたくなっていました。

四柱推命の話をするときにも、僕が聞いたのは「素のキャラクターでいけることってないの?」でした。

営業を頼まれれば、できる。でも、ものすごく得意なわけではないし、結局それも演技で、しんどさは残る。

MBTIで自分を考えるときも、命式を見ながら仕事を考えるときも、僕が探していたのは、そういう消耗をどう扱うかという話でした。

できるから続ける、だけでは足りなくなっていた。

まだ、転換を終えた人間の話ではない

この話を、「嫌な仕事をやめて、好きなことで成功しました」という記事にはできません。

あの夜に見えたのは、完成した事業ではなく、次に考える方向です。

相手に合わせる力は、仕事で使ってきた力です。その力を全部否定したいわけではありません。ただ、それだけをずっと差し出し続ける働き方は変えたい。

自分が考えたもの、自分が価値を感じているものに対して、お客さんが来る。その形をどう作るか。

自分の不満を、次の事業の条件まで言葉にする。

9月の初めに、僕が本当に相談したかったのは、そのことでした。


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