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僕は長野を知らない。見に行くことにした

いま長野県に来ています。

ふだんは北海道在住ですが、長野に移住して再就職したく、現地の企業面接を受けるために来ました。でも、現地で実際の空気感を感じるうち「このままじゃいけないかもしれない」と思いました。

面接を受ける会社でかりに内定をもらい、そこで働くことになった場合、周辺の地域に住むことになるかと思います。リモワはできない職種なので。

一度仕事に就き、そこに住みはじめると、少なくとも数年はそこに時間をとられることになると思います。もちろん定住先が自分に合う環境で、長く根付きたいと思えるならそれでいいかと。

でもそうじゃない場合、合わない環境でモヤっと感を抱えながら住み、働き続けることになるかもしれない。そう考えると不安になっている自分がいました。

どんな仕事をするかと同じくらい、「どこに住むか」は重要だと思います。どこに住むかで、自分の人生の大方の軌道が変わると思うからです。

かりに内定が出たとして、本当にそこに就業し、その土地に住みはじめていいのか?

長野には、まだ行ったことのない場所がたくさんある。そこに訪れて自分に合いそうか確かめることなく、目の前の狭い選択肢のなかで定住先を決めてしまっていいのか?

長野現地に着き、実際に土地の空気感を味わうなかで、そんなことを思いました。

悩んだあげく、予定を急遽変更することにしました。今回の滞在は、むしろ「長野の各地域の視察」にしよう。

長野には北信、東信、中信、南信の4つの地域がある。それぞれの土地を訪れ、全体を眺め、街を歩き、行き交う人々の様子に注意を払ってみる。宿泊先や店の人たちと話してみる。

そうして雰囲気を感じとり、自分に合いそうな地域かを確かめてみたい。そう結論付けました。

なので今では、ずっと気になっていた長野の各地域を回っています。今のところ、小諸市、上田市、千曲市 (戸倉上山田温泉など)、池田町、安曇野市、下諏訪町を訪れました。

池田町にて
下諏訪町。諏訪湖が写っています

かぎられた期間のなか、ほんの一日二日でその土地が自分に合いそうかは、わからないかもしれない。

ただ、それでもただ頭で想像したり、ネットで調べたりするだけより、ほんの短い期間でも実際に出向き、自分の目で見、自分の肌で感じることが大事ではないかと。

そうすることで、「ここは違うかも」「ここはけっこう好きかもしれない」という発見が出てき、自分がどんな場所に惹かれるのかの感覚が磨かれていくんじゃないかと思います。

時間やお金は、かかってもいい。

あるていどの不確実性を受け入れ、主体的に人生を選んでいけば、どんな結果になろうと悔いは残らない。そんな気がしています。


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やまいち (仮名) 微力ながら、読者の方のお役に立てれば嬉しいです。