誰も注目していない戦いを目前にして…
左翼の歴史を学ぶ。
社会民主党、議会制を通じて社会主義国家の樹立を目指す政党である。
かつては野党第一党で閣僚も輩出。
そして、もう一つが日本共産党。ざっくり乱暴に言うと革命政党。
今や世界で共産党の名を残すのは資本主義国家で日本のみ。
他の国は政党名から共産の文字は消えました。
どちらも今や風前の灯。に見えますが、実際はどうなのか?
そんな社会民主党と日本共産党の歴史を学ぶにもってこいなのが、
「日本左翼史」シリーズ。
いまや誰も注目してない、でもこの沼にはまれば抜け出せない。
滑舌の悪くなったラサール石井さんが身をもって教えてくれる、衆院&参院での年度内予算成立をめぐる予算委員会。その裏で行われている誰も注目していないであろう裏番組を深く知るための一冊です。
なぜ社民党や共産党が日本に存在するのか。
かつてはなぜ一大勢力となりえたのか。
そして、なぜ現在、両党ともに風前の灯となったのか。
そんなことを知り、日本の政治史を考えさせられるシリーズです。
年代順に読むのが分かりやすいですが、ザーッと読んで、気になるところをもう一度読めば、十二分に日本の政治史が理解できるはずです。
語り手は日本のロシアンラストエンペラー佐藤優さんですから、一歩も二歩も深くロシアやソビエトという国と、その歴史にも触れています。
ウクライナとソ連・ロシアとの関係にも触れており、日本の左翼のみならず、世界の社会主義政党や共産主義勢力にも触れています。
15歳で社会主義国家へ行っただけあるわぁ。
と。
深いため息なしには読めません。
個人的には佐藤さんの「十五の夏」上下巻も合わせて読むことをお勧めします。
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