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万華鏡宇宙論 ― 展開する数式による宇宙進化論 ―

Kaleidoscope Cosmology
― The Unfolding Equation of Cosmic Evolution―

本論文では、宇宙を「展開する数式(The Unfolding Equation)」として捉える新たな哲学的宇宙論 「万華鏡宇宙論(Kaleidoscope Cosmology)」 を提案する。
従来の物理学では、数式は宇宙を記述するための道具として位置付けられてきた。本研究では、この関係を逆転させ、宇宙とは数式によって記述される存在ではなく、一つの不変な数式が展開する現象そのものであるという視点を提示する。
この考え方を説明するため、本論文では万華鏡を基本モデルとして採用する。万華鏡は、内部構造を一切変えることなく、回転だけによって無限の幾何学模様を生み出す。
同様に、宇宙もまた、一つの数学的原理を保持したまま、その展開によって銀河、恒星、ブラックホール、物質、生命、情報、そして意識といった森羅万象を創出している可能性を考察する。
さらに本研究では、自然界に広く見られるフィボナッチ構造を静的な幾何学的形状ではなく、「フィボナッチ回転(Fibonacci Rotation)」という動的な展開原理として再解釈する。この回転原理を概念方程式によって表現し、一つの数式が連続的に宇宙を展開していく論理構造を提示する。
本論文は、既存の宇宙論や物理理論を置き換えることを目的とするものではない。むしろ、数学、情報、自然構造、そして宇宙進化を統一的に捉えるための概念的・哲学的枠組みを提案するものである。
本研究の中心命題は、宇宙の多様性は新しい法則の創造によって生じるのではなく、一つの不変な数式が絶えず展開することによって生み出されるという点にある。
すなわち、本論文は次の命題を提案する。
「宇宙とは、一つの数式から展開する万華鏡であり、その本質は展開する数式そのものである。

論文(DOI):https://doi.org/10.5281/zenodo.21201455


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