富士山の「鬼門」に、あえて未完の神社があるという話
前回「秘密の公園」の次の第二弾「秘密の神社」
全体の参拝ルートはこんな感じです。

富士山のまわりには、東西南北に、ちゃんとした神社があります。
浅間神社です。
では、東北はどうでしょう。
いわゆる「鬼門」です。
そこに、ひっそりと富士山の鬼門を守るため建っているのが、
「不二阿祖山太神宮」(ふじあそやまだいじんぐう)です。
天候不順でしたが本日、ここに参拝してきました。
「富士王朝」という言葉を、聞いたことがありますか。
不老不死の「ふひと伝説」。
この神宮は、その富士王朝のメインの場所だったとも伝えられています。
本当かどうかは、分かりません。永遠の謎です。
まずは、手を清めます

参道に入ると、まず手水舎(てみずや)があります。
ここの龍、何気にすごいんです。
爪が、五本あります。
神社にも格があって、「龍の爪はふつう三本」なんだそうです。
五本は、伊勢神宮級。
こういうものは、パッと通り過ぎてしまいがちです。
「ふと立ち止まって、気づく」
そこに、神社の格が、そっと表れているのかもしれません。
体験① 左右で、疲れ方が違う階段


さて、ここからが本番です。
見上げるほどの、長い階段。
登り口に、こんな立て札があります。
神様は、真ん中をお通りになる。
だから、男性は左を、女性は右を登る。
男性は火の気が多いので、水の気を足すために「ひ」の左を歩む。
女性は水の気が多いので、火の気を足すために「み」の右を歩む。
「そうすると、気の流れの違いを体験できます」と。
半信半疑で、左を登ってみました。
・・・これがビックリ、はっきり違うんです!
左は、楽。
なんというか、下から押されている感じ。
右は大変。息切れです!
正直びっくりしました。
書いてあることと、体が、ちゃんと一致していました。
体験② 鳥居の中で、指がしっかり離れない


社務所で体験ツアーを申し込むと(しかも無料)、ボランティアさんが案内してくれます。
メインは、この三柱鳥居(みはしらとりい)でのオーリングテスト。
やり方は、こうです。
片手に携帯電話を持ちます。
もう片方の手で、親指と人差し指をくっつけて、輪を作ります。その輪を、係の人が引っ張る。
「鳥居の中だと、指が離れません」
ぐっと、力が入っている。
ところが、三角の外に出ると、あっさり離れる。
電磁波の影響なんでしょうか。
だんだん、都市伝説みたいな話になってきました!
でも、体験してしまったものは、仕方ありません。笑
体験③ ∞の無限大を、歩く


砂利の上に、大きな8の字が描かれています。
良縁結び、∞(無限大)。
この形を歩くだけで、「体の気の乱れ」が整うそうです。
順回りと逆回りで、足の運びが違うそうですが。
・・・正直に言いますと。
これは、今回はよく分かりませんでした。
全部が全部、「ドカン」とくるわけではないんですね。
体験④ スワスチカ



スワスチカは、ムー大陸の絵文字の一つだそうです。
「神の四大源力を表す」
左回り・右回り、その回転のエネルギーの違いを体験できるそうです。
これは、頭のなかで右回り・左回りをイメージします。
やってみると、たしかに違和感があります。
「右脳と左脳」で、使う部位が違うからでしょうか。
意識して、はじめて分かるくらい。
繊細な、気づきの体験でした。ありえるでしょう。
体験⑤ 吸い込まれそうになった洞穴


これが、いちばん困りました。怪しすぎます!
真ん中に、小さな洞穴があります。
地神様(じがみさま)。
大地の親神様につながる、聖域だそうです。
そして一説には、「地底王国シャンバラ?につながっている」と。
エーッ?・・・
でも・・・
目の前に立った瞬間、すうっと、吸い込まれそうになったんです!
頭では疑っているのに、体が、勝手に反応してしまう。
どうしましょう。
自分に、嘘はつけません。体験してしまったものは仕方ない。
蓬莱山島石組(ほうらいさんとういしぐみ)

富士山(不二山)の真北に、金峰山の奥の院があります。
その宇宙エネルギーと、不二山奥宮のエネルギーが、この石組みに繋がっている。
だから、「世界最大の宇宙エネルギーがある所」といわれているそうです。
火・水・土。
「太神様のエネルギー」を、感じられる場所です。
なぜ、あえて未完なのか?

歴史のパネルが、面白かったです。
平安時代、延暦の大噴火(800年)、貞観の大噴火(864年)。
このとき、神宮は焼失しています。
鎌倉時代、噴火が静まると、源頼朝が再建します。
江戸時代、宝永の大噴火(1707年)で、完全に衰退。
そして現代、また地震や地割れが増えている。
気づきましたか?
噴火が静まると、社が建つ。
噴火が激しいと、社が衰える。
山の火と、神社の盛衰が、対になって揺れているんです。
ここで、案内してくれた方が、こう言いました。
この神社が完成すると、富士山が噴火する。
「だから、あえて未完のままにしている」
本当かどうかは、知りません。
でも、あの造成中のような境内を思うと、妙に納得してしまいます。
お祀りされている神様

せっかくですから、「御名前」だけは、ご紹介させてくだい。
主祭神は、元主一太御神様(もとすはじまりおおみかみさま)。
御親は、元主国万造主・国常立太御神様。
別名を、「天照大神様」と申し上げます。
配神には、「大日大御神様」「大月大御神様」「八百万の神々様」
たくさんの神様が、この一つの中心に集まっています。
参拝の作法が、ちょっと変わっている


ふつうの神社は、二拝二拍手一拝ですね。
でも、ここは違います。
始めに、二拝三拍手一拝手。
神様の御名を称えて、感謝を捧げ、一拝四拝手。
最後に、一拝。
拝の数も、拍手の数も、独特です。
作った人の、強い思いが伝わってくるようでした。
おわりに・・・

実は、誰もいない境内を参拝中、一匹の猫が、ずっとついていました。
まん丸で、白い前足をそろえて。
まるで、監視役です。
聖域だ、洞穴だ、シャンバラだと、ずいぶん張り詰めた話が続きました。
でも、最後にこの猫が座っていると、ふっと肩の力が抜けます。
「今回の記事は、どうだったニャー?」
そんな声が、聞こえてきそうでした。
山奥にある神社でいつ来ても、おそらく誰一人いない神社だとおもいます。
不思議体験されたい方は一度参拝おすすめです。
ありがとうございました。
下記YouTubeコヤッキーでも1時間20分頃から同神社とりあげてました。
こちら前回の近隣散策の投稿記事です。もしよかったらご覧ください。
富士山麓の祭壇前よりあなたへ
ボンちゃん
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