何故ここが日本三大がっかり名所 ???
初めての北海道
1973年11月下旬だった。
見渡せば 花も紅葉も なかりけり
そんな和歌が浮かぶ。
北海道旅行には最も不向きな季節だ。
午後4時半で暗くなるのには参った。
鉄道の車窓から見た雪景色だけは新鮮に映った。
札幌といえば時計台
その建物を前にしてどんな印象を受けたのか。
いくら写真を見続けても、当時の精神状態までは蘇らない。

日本三大がっかり名所の一つと知ったのは、かなり後のことだ。
北の街サッポロ
「虹と雪のバラード」が聞こえてきそう。
時計台はよく歌謡曲に登場する。
旅先で鐘の音が響きわたれば感慨も一入だろう。
プロの撮影した写真と相まってイメージが先行する。
よくあることだ。
ここまで書き記してもまだ辿り着けない当時の記憶。
決してがっかりはしていなかったように思う。
かといって、二度三度と訪れたわけではない。
今なお評価の難しい観光名所だ。
