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子どもが大きくなったら収納が足りなくなった話

前回の記事では、住宅購入で後悔した人たちの多くが、「知らなかった」のではなく、「分かっていたけど軽く考えていた」という共通点があることを書きました。

その中で特に気になったのが、収納不足です。
収納なんて大事に決まっている。
たぶん家探しをしている人なら誰でもそう思うはずです。
だから最初は少し不思議でした。
どうして収納が原因で後悔する人がこんなに多いんだろう。
今回は、その理由を考えてみたいと思います。


収納は大事だとみんな知っている

収納不足で後悔した人たちの話を読んでいて、印象に残ったことがあります。
それは、収納が大事だと知らなかった人がほとんどいなかったことです。

収納は大事だと分かっているのに、後悔している人は想像以上に多かった。

ある人は、子どもが小さいうちは十分だと思っていたそうです。
ところが数年後、保育園の荷物が増え、おもちゃが増え、ランドセルや教科書が増え、気付けばリビングの隅に物が積み上がっていた。

収納が足りないというより、収納に入りきらなくなった。

そんな表現の方が近いように感じました。

今の荷物で考えてしまう

それを読んだ時、私は自分の家のことを考えました。
今の荷物だけで考えていないだろうか。

子どもが成長した後のことを、ほとんど想像していないのではないか。
そんなことを思ったのです。

最近も、リビングの隅に置いたままのおもちゃを見るたびに、今ですらこうなのに、数年後はどうなるんだろうと思うことがあります。

間取り図の見方が少し変わった

最近は物件を見る時の視点も少し変わりました。
以前はリビングの広さばかり見ていました。
広い方が良い。
収納も多そう。
そのくらいの感覚です。

でもある日、間取り図を見ながら、ふと考えました。

ベビーカーはどこに置くんだろう。
外遊びの道具はどこに置くんだろう。
冬用の上着は。
防災用品は。
箱買いした飲み物は。

考え始めると、置きたい物が次から次へと出てきました。
正直、少し怖くなりました。
今ですらリビングにはおもちゃが増え続けているのに、数年後はどうなるんだろう。
そんなことを考えてしまったのです。

収納は広さより場所かもしれない

そして不思議なことに、収納の広さよりも、どこに収納があるのかの方が気になり始めました。

例えば玄関の近くに収納があれば、ベビーカーや外遊び用品を片付けやすい。
でも収納が部屋の奥にしかなかったら、きっと面倒になる。

洗面所も同じです。
タオルや洗剤の置き場が遠ければ、毎日の小さなストレスになるかもしれない。
収納不足というと、広さの問題だと思っていました。
でも後悔事例を読んでいると、実際は少し違う気がしています。
収納そのものより、生活の中で使いやすい場所にあるかどうか。
そこが大事なのかもしれません。

もちろん、まだ家を買ったわけではないので、私自身が正解を知っているわけではありません。

ただ、後悔した人たちの話を読んでいると、家探しは今の生活を見るものではなく、数年後の生活を想像する作業なんだなと感じます。

次回予告

収納不足の後悔を調べていて感じたのは、収納が大事だと知らなかった人はいないということです。
みんな分かっていました。

でも、その時の自分にはまだ関係ないと思っていた。
そこに落とし穴があったのかもしれません。

そして収納と同じくらい、後悔事例でよく出てきたものがあります。
それが生活動線です。

収納は「置き場所」の話でした。
では、毎日の動きそのものはどうだろう。
洗濯。
料理。
片付け。
子育て。
どれも間取り図を見ているだけでは分かりません。

次回は、生活動線で後悔した人たちの話を整理しながら、私自身の見方がどう変わったのかを書いてみたいと思います。

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